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行住坐臥

おはようございます!ランニングコーチの大野です。

今回は、速いランナーになるなら、強いランナーになりたいならとても大切な考え方をお伝えします。
それは【行住坐臥(ぎょうじゅうざが)】
僕自身この考えのもとに、2時間20分で走れたと思っています。
初めて聞く言葉かと思いますが、人生においてもランナーにとっても大切な考え方なのでぜひ最後までご覧ください。
今回の内容は非常にマッチョです。
ゴリゴリにモチベーションを高めたい方はぜひ!
それではいってみましょう!

行住坐臥とは

行住坐臥とは禅語の一つです。
意味は、日常、平生。
日常の全てが修行であるという意味もあります。
行住坐臥それぞれの意味は
行・・歩くこと
住・・とどまること
坐・・座ること
臥・・寝ること
です。

食べることも、寝ること、掃除をすること、走ることも全て自身を高めるための修行と思うこと。

なぜ、行住坐臥が大切なのか

では、なぜこの考え方が大切なのでしょうか。
それは、みなさんが走っている時間というのは24時間のうち多くて2時間程度に過ぎないからです。
ましてや、同じトレーニングをしていては他の人と同じになるのが精一杯です。
では、他の人より速くなるためにはどうすればいいのか。

多くの人が速くなるためには以下2つの考えをするのではないでしょうか。

他の人よりトレーニングする。
他の人より質の高いトレーニングをする。

これでは、リスクが高くなりたった2時間の内訳を変えたところで大きな効果は見込めません。
ではどうするかというと他の22時間で差をつける。

速くなるために正しい食事をする
速くなるために睡眠の質をあげる
速くなるために筋力トレーニングをする
速くなるためにフォームの改善を行う。
速くなるために誰よりもケアを行う。

なんでもいいのです。
走る以外の22時間でどうすれば速くなれるのかを考える。
全てを速くなることの修行だと考える。
行住坐臥。日常は修行なのです。

あなたは何をする?

僕は
速くなるためにお菓子は食べませんでした。
速くなるために、毎日同じものを食べていました。
速くなるために本で勉強しました。
速くなるために仕事の環境を変えました。
速くなるために睡眠の質を上げました。
速くなるためにフォームを変えました。

このように速くなるために、走る以外の日常を変えました。
他の人と同じことをしていては勝てない。
その一心でトレーニング以外を徹底的に変えました。

その結果、トレーニング量はあまり大したことがないのに大きな結果を残すことができました。
1番走った時でも300〜450kmの間。
2時間半を切るランナーの間では少ない方です。
他のランナーから
「そんなに走っていないのになんで?」
「実はコソ練してるんですよね?」
とよく言われますが、僕の秘訣は行住坐臥なのです。
トレーニング以外のことに誰よりもこだわってきたから。

まとめ

この行住坐臥の精神で僕は結果を残すことができました。
僕自身、今はここまでストイックにしていませんがこの精神はとても大事にしています。
みなさんも、トレーニング内容も大事ですがそれ以外を変えた方が簡単に記録が向上するかもしれません。
無理のない範囲で行住坐臥の精神を取り入れてみてください
それではまた!

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