富山マラソンの攻略法
おはようございます。ランニングコーチの大野です。
今回は来たる富山マラソンへ向けてどう攻略していけばいいのかをお伝えします。
え?攻略法なんてあるの?
あります!
富山マラソンは新湊大橋という普通の大会ではなかなか無い難所があります。しかも20km地点にあるという点が攻略のポイント。
もし、40km地点に新湊大橋があるなら「気合」しかないでしょうが、20km地点であれば作戦が変わってきます。
僕は過去の大会で作戦通りにした結果、優勝、2位、3位と安定した結果を残す事ができました。
この攻略法を多くの方に知っていただき自己ベストを出してほしいなと思います。
過去の実績
僕自身、富山マラソンは過去に5回出場しています。
これから紹介する攻略法やマイルールを実践してきた結果が以下になります。
各大会時のラップは以下のとおりです。
注目していただきたいのは全てネガティブスプリット(後半のハーフのほうが速い)であり、一番速いラップタイムが35~40km地点もしくは30~35km地点ということです。(初マラソン時もネガティブスプリットで走ってます。)
では実際に次の項から
なぜ、ネガティブスプリットで走れるのか?
なぜ、一番落ちやすい30km以降が一番速いのか?
を解説していきます。事項からが攻略法です。
なぜネガティブスプリットで走れるのか
それは、徹底してサボっているから。
サボると言うと、悪い印象ですが要はいかに体力を温存できるかということです。
以下3つを必ずマイル-ルとして守っています。
具体的には、最初の5kmをオーバーペースで入ることは絶対にしません。
スタート後に周りに流されることも、ガンガン突っ込んで粘るみたいなレースもしません。
準備運動のつもりでとにかくリラックスしてます。
絶対に体力、脚を使わないために
心臓にタトゥーのごとく刻み込んでいる言葉が
【新湊大橋まではウォーミングアップ】
みんなとにかく橋をどう乗り切ろうか、どう頑張ろうかを考えます。
スタートから頑張って、前半で貯金を作ろうと頑張って、橋の上りも下りも頑張っています。
そんな頑張ってしまうと、もう体力は残りわずかです。30km手前で脚が動かなくなることは必然です。
だから、橋までは少しペースを落としてでもいいからウォーミングアップのつもりで。
前に出たくてしょうがないくらいの気持ちになり違った我慢が必要です。
僕はいつも河川敷に入ると、自分を抑えるのに必死です。
そこを我慢して、橋まではとにかく大人しくしています。
そして、絶対に余計なことをしない。
なぜなら、体力を使うからです。具体的には、集団の先頭で走ったり、走る位置をコロコロ変えたり、給水のたびに道を横断したり、時計を何度も確認したり。
これらは、余分な体力を使うし接触したり、良いことはありません。
僕は冬眠する感覚で走っています。
攻略法
では具体的に攻略法を解説していきます。
僕自身富山マラソンは大きく2つのパートに分けています。
・新湊大橋下るまではウォーミングアップ
・25kmから開放
です。
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