【じじい放談Ⅱ 第18会 サブカル】

「飾らない普段着の文化」の「サブカルチャー」です。
誰でもスマホやパソコンで想いをブログやビデオにして世界中の人々に言葉の壁を超えて届けられる様になり、「サブカル」と呼び、注目されています。

『ハイカルチャーが受け手側にある程度の素養・教養を要求するのに対し、サブカルチャーは受け手を選別しない。 サブカルチャーのサブは補う、第二のといった意味もある。つまり、映画、漫画、アニメ、タレント、アイドル、声優、特撮、ライトノベル、ポップミュージック、商業主義に走ったロック、娯楽映画などは大量生産・大量消費される商品だった。そのため、低く見られる傾向が強かった。 しかし、1990年代以降か21世紀にはサブカルチャーは、ハイカルチャーやメインカルチャーと同程度の影響力を持つようになってきた。 日本では「ハイカルチャー対サブカルチャー」という文脈においてサブカルチャーという言説が用いられているが、欧米ではむしろ、社会の支配的な文化(メインカルチャー)に対する、マイノリティの文化事象を指す言葉として使われている。
特撮、アニメ、アイドルといった趣味を指す場合にサブカルチャーという用語が使用されることも多い。それらは1980年代に一般化しており、サブカルチャーとして定義するのは当初、拡大解釈だった。現在では大衆文化の一つとしてあげられる。「欧米の研究」では日本のサブカルチャーは、サブカルチャー研究の領域というよりも、むしろ「メディア文化研究」に含まれる。』(出典wikipedia サブカルチャー)

多くの人が認める洗練された小説・絵画・音楽などの「普遍的な文化」から個人の価値観に合わせた「個人好みの文化」が溢れています。
ICT革命後の世代(スマホ世代)では、創作活動・配信方法は激変し、「誰もが文化の担い手」になりました。

「マンガばかり見ているとバカになる」と言われても、見続けて本を読まずに年取ってしまい、「ドリカム」の様な美しい歌詞が書けず、「もっと本を読めば良かった」と悔やむ「じじさん」が、時代の寵児「サブカル」を話します。

収録 2022-10-15
配信 2022-10-30

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