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三菱UFJ・ドコモ提携検討 金融・通信融合にらむ 問われる事業スピード

フィンテック時代への対応に向けた金融と通信の融合が進んでいる。

①三菱UFJ銀行とNTTドコモが包括提携の検討に入った👏

②みずほフィナンシャルグループ(FG)もソフトバンクと組む👏

①の両社は提携について2020年前半に協議を開始しており、3月中の合意をめざして詰めの作業を進める。「スマートフォンを活用した金融サービス」で広く協力する方針だ。

例えば三菱UFJ銀行がネット上に「ドコモ支店」を開設し、無担保ローンや住宅ローンなど個人向けサービスを一括して提供。来店不要の口座開設やドコモの「dポイント」付与の仕組みなどを協議している。


<提携のメリット・デメリット>

・メリット:圧倒的な顧客基盤の獲得。
・デメリット:大企業同士の提携は主導権の取り方などが難しいケースが多い。事業展開のスピードが問われる。

+αの懸念点:2020年6月の法改正で金融サービスの許認可が一体で得られるようになったことから、「金融サービスの仲介業」への参入企業が増える見込み。

(2020年6月5日「金融サービスの利用者の利便の向上及び保護を図るための金融商品の販売等に関する法律等の一部を改正する法律」が成立。同月12日に公布。)


ひとことメモ✍️

2020年6月の法改正により、新企業の金融サービスへの参入障壁が下がってきています。新規参入の前に圧倒的な顧客基盤を築くためか、ますます大手行と異業種の連携が進みそうです😳🌸

今日も素敵な日になりますように。



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