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10歳の社会人を育てる教室に息子が参加してるのを見て思うこと

参加するまでのこと

新型コロナの影響でステイホームをしてる中、目にしたこの記事

シェアしていたのは以前参加したことのある「先生の学校」の主催者で、複業についての本も書かれている三原菜央さん。

三原さんのシェアするものは興味深いものが本当に多いので見てみたら、これまた本当に興味深く。すぐさま長男に話して、申し込んでみることにしたのでした。

全ての才能に目を向けようという会社のキャッチフレーズと、10歳の社会人を育てる教室として運営されているスタジオあおに、私自身がものすごく惹かれたのです。

面接ということで、2度代表の川村さんともお話しさせてもらって、なんというか時間の流れが違う人だなと感じました。(語彙力w)やることはものすごく早くてできる方なんだろうけど、ゆったりと余裕のある感じ。長男も話したら、一瞬で「この人好き!」って言ってました。

あおの授業

週二回の授業を半年継続し、自分だけのプロジェクトを突き詰めていくんだそう。最後は発表会みたいなことをするんだって。検証に必要なものは計画書を出して事務局に購入してもらったり、専門の人に聞きに行ったりしながら、プロジェクトをやり切る経験ができるみたい。

授業中は私は離れているようにしているので詳細はわかりませんが・・・後々聞くところによると、アイスブレイク(この言葉あまり好きじゃないんだけどね)を全体でやって、個別対応でそれぞれのプロジェクトを進行し、全体でシェアして終わりの様子。

長男の様子

2時間オンライン(zoom)でやっているのだけど、まーーーーー楽しそう。正直なところ、長男が2時間も集中するものって見たことないので、途中でふらふらしだすかなと思ってたのです。大好きなフォートナイトですら、そんなにもたないからね。

彼が決めたプロジェクトは「3か月の弟が泣き止む動画を作ること」。初回で決めたことにもびっくりだし、母的にはこんなときくらい兄弟から離れて好きなもの見つけてくれよ…と思ってしまった。でも、毎度いろんな検証をしたり、共通項を探したり、TikTokにあげてみたりといろんな方向に向かっていっているのはさすが。まだ4回ほどでここまでなってるんだから、半年後はどうなっていることやら。

何がそんなに楽しいのか?

何がそんなに楽しいの?と聞いてみたら、何より1対1で話してるのが楽しいんだそう。毎回のように担当の方が違うんだけど、それぞれ大好きらしく。(これは彼の特性もおおいにあるだろうけど)大好きでおもしろい人が、1時間も自分に向き合って話を聞いてくれるってすごい経験。

先日、1対2のときがあったのだけど、それはそれはテンション低めで。ほかの子のプロジェクトの話を聞くのも楽しいんだけど、1対1でずっと話ができる方が断然いいんだって。そりゃそうだよね。

友だちが増えるのも楽しい

最初の全員でやるワークのような時間も、最後のシェアタイムも長男は好きで、それはいろんな人の話を聞けるからなんだそう。関西弁をしゃべる友だちができた!というだけで彼は大興奮。百人一首を全部言える人がいた・・・呪文みたいだった・・・という驚きもあったり、普段は出会えないような子とつながることができてるのが楽しいみたい。

わたしの思うこと

やっと本題。

こどもたちがしてほしいことって、とことん向き合って話を聞いてくれることに尽きるんじゃないのかなと改めて思ったのです。「やりたい!」ってことを、とことん応援してもらう。それってたぶん、親だけがやればいいっていう話ではなくて、第三者の大人だからできることもある。

今は10歳であってもできることも知れることも多いんだと思う。だから、やりたいも幅広くなるし、ややもすると大人は知らないからって止めたくなっちゃう。だからいろんな大人に出会ってほしい。好きな大人を見つけてほしい。

10歳でも自分の考えやアイデアって豊富にある。36歳になった私じゃ思いつかないことを考えているんだろうな。それを、じゃどうする?って横で聞ける大人でいたい。「あいちゃん聞いて!これおもしろそうでしょ?やりたい!」って言われたら嬉しいなぁ。私は聞くのと、「いいね!」っていうくらいしかできないけど、「これならこの人に聞いてみるといいよ」って橋渡しはできるかもしれない。

大人になった時に、自分ひとりでもやりたいことをやっていけるように。「何したらいい?」じゃなくて、「こうしたいんだけどどう?」って聞ける人になるように。ふつふつと思いをためているこどもたちに出会いに行きたいなー


こどもだけのお店屋さんもゆっくり動き出しました。どうなっていくか楽しみ楽しみ。

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