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高校を転学することを決意した人の話 最終話 新たな道へ

 最終的に、私は私立の通信制高校に転学することを決めました。

 いろいろな場所を見ました。いろいろな人を見ました。
 そこで知ったのは、自分に完璧に合う場所なんてない、ということです。

 やはりどの場所にも一長一短あります。学習のレベルが合わない、校則が厳しい、この人が嫌だ、挙げ始めたらキリがありません。自分と同じような人間なんて、そうそう簡単に出会えません。

 そんな完璧に合う環境がないのなら、環境に依存せず、いいところだけを利用してやろう。自分でプランを立て、実行し、失敗したら改善して、またやる。自分の力で、人生を切り開いてやろう。

 今までは、環境にがっちり適応しよう、と強く思いすぎていたのかもしれません。進学校に通っていたので、いい成績(別に取らなくてもいいと散々言われました。でも目指してしまうんです。)をとるために平日は朝7時から夜7時まで、部活以外はほぼ勉強。休日、遊んでいても罪悪感がへばりついてとれない。適応しようと張り切りすぎたら、やりすぎて疲れてしまいました。

 そんな過去の自分を見直し、今度は環境に支配されないようにしようと決めました。

 いざ新しい学校に通い始めて、毎日自分のペースで学習ができています。
いままであまりできなかった週5登校も、早速できました。

 これからうまくいかないこともたくさんあると思いますが、その時々で自分らしい選択をしていきます。

 最後までお読みいただき、ありがとうございました。
 何かの参考になれば幸いです。

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