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社会人になって100万円をスクールに投資してわかった、学びを最大化するための5つのポイント

新しいスキルを得たい時、どんな方法を選びますか。

わたしの場合、マイペースにまずは知るところから始めるなら、読書を選びます。そして、短期間で着実にスキルを自分のものにしたい時は、スクールを選びます。

現在、仲間と一緒にオンラインスクールを運営する身ですが、わたし自身これまでさまざまなスクールに通ってきました。

▼社会人になってから通ったスクール一覧
・旅行業務取扱管理者講座
・英語コーチング
・Webデザイン
・起業
・編集(受講中)
・コピーライティング(受講予定)

いずれも仕事に関係する内容ではありますが、会社負担ではなく、自己負担で参加しました。(※英語コーチングのみ、アンバサダーとして参加)

▼スクールに通った結果
❌ 旅行業務取扱管理者講座:時間を捻出できず、断念
⭕️ 英語コーチング:TOEIC 820点→910点
⭕️ Webデザイン:デザインディレクションスキル習得
⭕️ 起業:講座受講期間中に起業。ピッチでファイナリストに選出

といった形で、2〜3ヶ月でも成果が出たこともあれば、挫折した経験もあります。

数ヶ月通うタイプのスクールでは、数十万円といった安くはないお金がかかります。忙しい社会人にとっては、時間の捻出も大変ですよね。

そのお金や時間の「投資」を回収できるかは自分次第

これまで会社員や複業をしながら、スクールに100万円近くを投資して、失敗も経験したわたしが、スクールの学びを確実に自分の糧にするために心がけていることをお伝えします。

社会人スクールでの学びを確実に自分の糧にするために心がけている5つのこと

1. 講座期間中は、講師の言葉を鵜呑みにしてみる

スクールを選ぶ際には、慎重に口コミを読んだり、他のスクールと比較検討をしたりしますが、講座がスタートしてからは「講師の言葉を疑わず、まずは信じて実践する」ように心がけています。

それは学生の頃、同世代で結果を出している友人に、「成長したいなら、尊敬する人の言葉を100%信じるといい」と言われたことがきっかけです。

100%信じるというのは思いのほか難しくて、意外とどんなに尊敬する人の言葉であっても、「でも…」「だって…」と疑っている自分がいることに気が付きます。

例えば、「◯◯さんは、ニュース記事を書く才能があるから、毎朝気になるニュースを3つまとめてnoteで発信するといいよ」と言われたとします。

「でも、毎朝は大変だな…。才能があるかもわからないし。」

なんて、思わず考えてしまいませんか?

「ニュース記事を書く才能がある」という褒め言葉も、「毎朝気になるニュースを3つまとめてnoteで発信するといい」というアクションも、まずは信じてみましょう。

そして実践をして、自分なりに試行錯誤をしてから、継続するかどうかは判断すればいいのです。

せっかく講師からアドバイスやフィードバックをもらっても、信じて受け取らなければ、手元には何も残りません。世の中の情報を多角的に知ろうとすることは大切ですが、情報はあまりに溢れています。

「この人から学びたい!」と思ったのであれば、その人の意見をまずは素直に聞いて、褒め言葉はエネルギーに、アドバイスは指針として、自分の中にしっかり吸収していきましょう。

2. しないことを決めて、時間を”予約”する

新しいことを始める際には、必ずその分の余白をつくるようにしています。

例えば、週に必要な時間が、講義が2時間と、インプットや課題に充てる4時間の計6時間だとしたら、その分、なにかをマイナスします。

その期間は飲み会の回数を週3回→2回にしよう、通勤時間にYouTubeを見るのではなく、課題図書を読む時間に充てようなど、具体的に「しないこと」を決めます

それでも時間の確保が難しい場合には、朝いつもより30分起きようなど、時間をプラスする方向性で考えます。

そして、実際のスクールが始まる前に、カレンダーを先にブロックしてしまいます。自然と、講座以外に使える時間がハッキリするので、その時間内で他のことが滞りなく終わるよう時間を有効活用できるようになります。

わたしは基本的に、スケジュール管理もタスク管理もGoogleカレンダーで一括管理をしていて、正社員+複業+スクールというマルチタスクも乗り切れました!

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3. 自分の未来につながる、具体的な目標設定をする

効果的に目標を設定するには、「SMART」の法則が大切だと言われており、私も意識するようにしています。

Specific(具体的である)
Measurable(計測できる)
Achievable(達成できる)
Related(上位目標と関連する)
Time‐bound(期限が定められている)

「卒業後、1ヶ月で◯◯万円稼ぐ」など、スクールとして掲げている目標がある場合もありますが、「どんな仕事で稼ぐのか」「どのくらい稼働するのか」など、もっと具体的にしていく必要があります。そもそも、スクールが設定している目標と自分の目標が一致しない場合もあるかもしれません。

例えば、デザインスクールに通った経験がありますが、デザイナーとしての独立は目指していませんでした。その際の目標は、「卒業までに、デザインツールを使いこなし、会社でWebサイト制作のディレクションができるようになる」というものです。

自分が将来的にもそのスキルを活用するイメージを持って、目標設定を立てると、当初の参加目的を見失わず、卒業まで駆け抜けられると思います。

4. 助け合える仲間をつくる

スクールの醍醐味は、同期との繋がりにもあると感じています。

講師やコミュニティマネージャーに質問することもできますが、より日常的な悩みや不安は、同期メンバーに話すことで解決できるはず。

交流会を主催してみたり、気になる人がいたら自ら話しかけてみたり、ひとりでもふたりでも信頼できる仲間を見つけられると、つらい時も踏ん張ることができます。

スクールのメンバーとワーケーションヘ

また卒業後は、お互いにそのスキルを活かし合って、一緒に仕事をする関係性になるかもしれません。わたしが運営している広報チームは、3名のデザイナーがデザインスクールの同期で、4名のライターが私が運営しているスクールの卒業生の方です。

実際に活躍している卒業生の中には、東北や九州から関東のオフ会に参加し、ネットワークを広げている方もいました。継続的な関係を築けるように、ぜひ自らアクションしてみてください。

5. 学んだことは仕事で即実践する

スクールでどんなにインプットをしても、実践を繰り返さなければ、スキルは本当の意味での“武器”になりません。

例えば、英語コーチングでは、卒業後すぐにTOEICを受験し、海外出張にも手を挙げました。デザインスクールでも、卒業後すぐにデザイン案件にチャレンジし、社内でWebディレクションの仕事も任せてもらいました。

スクールに通っていることや、身につけたスキルを周囲にも実績と共にアピールし、仕事のチャンスを自ら獲得しにくいくことが大切です。

最初は、無償や相場よりも安い金額でも、実績を積み上げることができれば、新たなスキルとして仕事に活かしていくことができます。学んで終わりではなく、実践までがセットと考えて、案件に応募したり、社内で上司にかけ合ったりしてみましょう。

時間を置かずに“即”実践するというのも学びを風化させないコツです。

✍️スクールに通う際に心がけるべき5つのポイントまとめ
①講座期間中は、講師の言葉を鵜呑みにしてみる
②しないことを決めて、時間を”予約”する
③自分の未来につながる、具体的な目標設定をする
④助け合える仲間をつくる
⑤学んだことは仕事で即実践する

これができたら、バッチリ自己投資を回収できるはず…!

新しいことを学び始める方へ

漫画家のうえはらけいたさんの作品に書かれていた「『学ぶこと』は、見えない物が見えるようになること」という言葉にとても共感しました。

学び続けることで、仕事も人生も、いろんな角度から面白がれる視点をもらえるんじゃないかと思います。

わたしは今年、「編集」を学び始め、春には「コピーライティング」を学ぶ予定です。

1歩踏み出す前には勇気がいるけれど、自ら学ぶ機会をつくることで、何歳になっても新たな道がひらけることにワクワクします。

そしてもし、インタビューや編集、広報など、書く+αのスキルを学びたいという方がいらっしゃれば、わたしが友人ふたりと運営している「Marbleスクール」の3期が2月17日よりスタートしますので、ぜひチェックしてみてください。(2月9日に応募締め切り予定です🏃‍♀️)

https://marble-school.studio.site/

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