見出し画像

全集中の食事4日目。奥歯でよくすり潰す

4日目は #全集中  の食事 #テレビの魔力 #玄米がゆ #ながら食べをやめます #自制心   #ブロッコリー #奥歯でよくすり潰す #噛みしめ #チョコレート  ( #カレ・ド・ショコラ ) #SDGs #カカオからチョコができるまで #児童労働 #フェアトレード  などについて書いています。何かしらお役に立つことがあれば幸いです。

テレビの魔力

今朝は前夜飲みすぎたダンナさんに、玄米をチンしてから小鍋でグツグツ煮た玄米粥を提供して送り出したあと、彼がつけっぱなしにしていたテレビにとりあえず目が取られる。録画したい番組はなかったがHDDの空き容量がまたギリギリになっているので、洗濯しながら昨夜と今朝のニュースを早送りでチェック。さして驚くような事も起きてない。続いてちょっと氣になった旅番組を流してチラ見しながら朝の家事を片付けていく。テキパキとはいかないけど今日は曇って何となくゆったりしているのでこれくらいでちょうどいい。それでも2日前までと違い、空の機嫌と自分の調子をみて、今日は欲を出さずにこれとこれだけやると決めてかかったので、いい時間に終了してからコーヒー&軽食タイムを迎えることができた。よきよき。その前に、とBGM的に流していた録画番組を観たいところだけ見て録画一覧に戻ると、まだ未視聴の ”観たかった” 番組が目白押し。毎週録画している番組が多いので消化をやめると溜まる一方。観たいはずなのにちょっと憂鬱。魔力、半端ない。ん?でもこれ、積ん読と同じよね?笑
それにしても、今年に入り積極的にテレビを消せるようになって生活がガラッと変わってきている一日の時間が長くなり、ラクで楽しくなった。(次のチョコレートのお話が長くなったので、そのことはまた別の機会に書きたいと思います。)

さてこのときまだ自分の内側が、「好きな番組を観ながら食べる快楽」を求めているのに氣がつく。長年の習慣で染みついている魔力はなかなか強力。一瞬心が揺れたが、”ながら食べを止めます” という公言がこちら側へグイと引き戻してくれた。”食べものへの感謝” を思い出し、一抹の後ろ髪引かれ感をシャットアウト。家の人ではない第三者が見てくれることで、恥を恐れる自制心がギリギリのところで機能した。(超個人的内的な話を読んでくださって本当にありがとうございます。)

全集中の食事、4日目。

今朝の軽食はいつものチーズ2Pに落花生を大さじ1ほど、チョコレートは森永のカレ・ド・ショコラ70と88*に、昨夜蒸したブロッコリーをひと掴みほど。今朝は既に空腹感があるのでやはり足りないのではないかと思いながら、今日は横に何も準備せず、感謝を意のってからいただく。
4日前、その前の2日間にしていた食事の影響で便秘になりちょっと辛かったので、今日も繊維を意識して皮付き落花生とブロッコリーからいただく。 ”どこ産のブロッコリーだったかな…ほんのり甘い。落花生も皮の薄い塩味と実の甘みがほどよい。”
牛乳を温めるタイミングが早すぎて少し冷めてしまった。やはりもう少し温度があるほうが甘みを感じやすい。
今日のコーヒーはオーガニックのインスタントだけどちょうど飲みやすい温度なのでほのかにアロマが香り、大きく息を吐く。

「臼」はすり潰すもの

そんなことをあれこれ考えながら、口に運んだ2つ目のブロッコリーからすっかり意識が離れ、数回噛んだだけで飲み込んだことに氣が付く。
”あぁ、もったいない” と意識がささやいたのが分かった。
「あ、そうか。」と今日一番の氣付きをゲット。

液体や練って造られた食べものは味が均一なのに対して、野菜や穀類など食材そのままの形でいただくものは、奥歯でしっかりすり潰すことで食材の成分が味蕾が感知できる大きさに分解され、舌の上にまんべんなく広がり、食材が持つ味を余すところなく感じることができるんだ…なるほど。
文字通り、奥歯を「臼歯」と書くのはただ潰すのではないことを表していたんだなぁ。寝てる時にグイグイ噛みしめてる私は臼歯の使いどころを間違えてますね。ということは、ブロッコリーを奥歯で数回潰しただけで喉に送ってしまっては、「ブロッコリーを味わった」とは言えないわけです。
対して、液体でなくとも、パンや麺類、練りもの、焼き菓子など、練って成形して作られた食品は味が均一なので、単調で味わいやすいということですね。
ちなみに歯つながりですが、粉を練って造った食品の方が嗜好が付きやすい、というのは歯周病をした経験からの氣付き。粉製品をいただいたら歯磨きをより丁寧にしています。

*脱線話その1*
噛みしめは歯と歯を「放す」格闘中。日常生活で噛みしめてしまいやすい場所に「放す」と書いた紙を貼り、見たら歯を放すことを繰り返して意識を浸透させていく方法ですが、貼らずともあれもこれも意識しきれず、今は優先順位下がってます(笑)

カカオが香った

そしていつも最後にいただくチョコレート。先週河原に遊びに行った日にどうしても食べたくなって買ったカレ・ド・ショコラのCacao70もある。甘くないCacao88からいただく。
”あれ?こんなにカカオの香りがしたっけ?” 今日は新しい箱を開けたてだったことを思い出し、ああ、こんなに違うんだ、と納得。今までは引き出しにそのまま入れていた紙箱を、ジップロック小に入れなるべく空気を抜いてピチッと密封。カレ・ド・ショコラは、外箱も個包装も紙で密閉されていない。毎日だいたい2枚ずつなので1週間以上開封したままになる。これで香りがどれだけ持つだろうか。実験は少しワクワクする。
そしてまた一つ氣付く。後から食べたCacao70が昨日より甘く感じる。当然だけど、甘みの感度も上がっているということだ。よきよき。

*脱線話その2*「チョコレートとSDGs」

どこでも買えるので定番はコレにしてます。発売当初から何年かかけて小売店の販売価格が数十円ほど下がりましたが、それでも他者の同タイプのチョコと比べると少し高い。NGOへの寄付金が含まれているということはありますが、他が安いのだと思います。
チョコレートという食べものは実に多くの人の手をかけて私たちの手に届いていますそのことを想うとこのチョコでも決して高くはないのです。
カカオを栽培しカカオ豆をつくってくださっている国で、家庭の貧困等を理由として幼い子どもがまともに学校へ行けずにカカオ豆づくりの仕事に従事させられている問題が、NGOなどによって数十年ほど前から知られるようになりました。フェアトレードではないとしても「森永製菓」という大企業が本業であるチョコレートの製造販売においてその問題に関わる姿勢を示したのを知ったときは「やった!」と思い、この活動が広く知られるようにとずっと毎日の定番チョコとして買い続けています。(街でオーガニックやフェアトレードのチョコを見つけたらそちらも買いますが。)
その森永製菓の「カレ・ド・ショコラ」の売り上げから行われているそうした子どもたちへの支援活動への支援が「1チョコ for 1 スマイル」。実際の支援活動を行っている2つのNGO、プラン・インターナショナルさんとACE(エース)さんへの年間を通じた寄付や、1箱にごとに1円を寄付に当てるキャンペーン期間を設けるなどされています。で、サイト訪問して氣付きました!2014年にフェアトレード認証チョコを発売されてたんですね。見たことないはずで、現在販売していないそうです。あったら買うのにな
SDGsの8番目の目標にも全廃が掲げられている児童労働の問題。私は子どもは働いてはいけないとは思いませんが、貧困を理由に強制されるこうした形の労働はよいはずがありません。どんなに幼くても子どもには自分で選択する権利があります。どの国の子どもであっても自分が本当に学びたいと思うことを学べるように、働くことが楽しくて大好きなら働く自由も選択できるようにと考えています。風の時代、学び方もより自由な選択肢が増えていくと思うので、日本でも働きながら学ぶ、学びながら働くということも珍しくなくなっていくかもしれないですね。大人ができることはその環境で選びうる選択肢を可能な限り増やし、それを正しく理解できるよう、自分の意思で選択できるよう手助けすることだと思います。それは個々の親だけが負う責任ではないと思います。
ACE代表の岩附 由香さんのブログでは団体立ち上げ時の思いが語られています。ぜひ併せてごらんください。21年4月30日の記事「雇用主の育休問題」もこれから対応がより必要になる課題だと思いました。

脱線の根元*チョコ好きなら知っておくべきチョコレートの”豆”知識
チョコレートは、限られた条件の風土で繊細に栽培されたカカオの実を収穫、豆と呼ばれる種子を取り出し、発酵、乾燥、貯蔵、焙煎、(略)…でやっとカカオマスになり、それから砂糖などの材料を添加して…(なぜかここだけ有名な)テンパリングという工程等々を経てやっと製品になります。
チョコレートは発酵食品。菌の仕事を待つので時間がかかります。発酵させた菌は死滅しているけどチョコのおいしさは菌のお仕事の賜物。他の工程でも思いのほか時間がかかっているのに驚きます。1枚1粒1本1片、感謝して味わっていただきたいです。
カカオの樹からチョコレートになるまではぜひこちらをご参照ください
◆ Kicoさんのブログ「旅するおかし」/カカオ豆からチョコレートができるまでの長ーい製造工程

今日も、ありがとうございました。ご馳走様でした。

今日のヘッダーは、MAMANO CHOCOLATE(ママノチョコレート)さんからお借りしました。画像検索で発見!こちらはまさにホンモノチョコレートですね!何か記念日つくってポチろうかな♡

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?