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娘の卒業式!感動しました。

今日は小学生である娘の卒業式に参加しました。実は私の娘は私と離れ離れの生活をしていました。韓国で12月末に卒業してから1月4日に来日して、私が住んでいる家近くにある幡代小学校に転校してきました。

東京でも韓国学校が1ヶ所ありますが、日本の学校に進学するかどうかに関して娘も含め去年家族会議をしました。小学生とは言え日本語を全く話せなかったため、本人の意見も聞かないといけなかったのです。

日本語が話せない現実を考えると韓国学校に行かせて徐々に適応させて生活するのが現実的ではありますが、せっかく日本で来ているので中道半端になって欲しくなかったです。娘も挑戦してみることに関して覚悟を決めてくれました。

日本の学校へ行き日本語や日本の文化、それから何より大事なことであるたくさんの友たちと会えるからです。せっかく外国である日本で生活することになったので国境を意識せずもっとグローバルに活躍して欲しいとの親としての気持ちもありました。韓国語、日本語、英語で自分の意思を十分表現できる娘になって欲しかったです。

転校してきた学校での生活も特に問題なく適応してくれました。担任先生をはじめ同じクラスのみんなが暖かい心で娘のために手助けしてくれました。本当にありがたい気持ちでいっぱいです。

その娘が転校して3ヶ月目に小学校の卒業式を迎えたのは私にとって非常に感動的なものでした。ずっと離れていた娘が成長していく様子を隣で見ることができるだけでも感謝しかないのに、新しい環境で右も左もわからない娘が頑張って学校に通っているだけでも正直誇らしい気持ちでいっぱいでした。その娘が今日日本でも卒業することができたのです。(日本語はまだまだですが)

娘の卒業式で個人的に意味深く考えたことの一つは、日本と韓国の卒業式の違いを目にしたことです。日本の卒業式は静かで、しっとりとした雰囲気が漂います。生徒たちが感謝の気持ちを込めて先生や親にお辞儀をする姿は、心に深く響きました。言葉一つ一つが学校での生活を振り返ることができ、思いを互いに分かち合うことが素晴らしかったです。

娘は韓国の小学校でも卒業したのですが(12月に卒業、韓国は冬休むが長く、3月に新学期が始まるため2月冬休み明けに卒業式を行われるのが一般的ですが、コロナ禍後一部の学校では12月末に卒業するケースもあります。)、韓国の卒業式はもっと自由で活気があります。生徒たちは元気に個性あふれる自分なりの表現をしながら卒業証書を受け取ったり、踊ったりして、自分たちの学校生活の最後を楽しんでいる様子がありました。

どちらにしても私は日本と韓国両方娘の卒業式を体験できて本当に嬉しく思っております。韓国での卒業式も素晴らしかったし、日本での卒業式も感動的でした。やはり文化の差も感じましたが、「異文化というものは理解するものではなく、認めるもの」なので違和感なく本当に素晴らしい経験でした。私は日本も韓国も慣れすぎて違和感などはないですが。。。

そして、卒業式後に娘が笑顔で友達と駆け回る姿を見て、娘の純粋な喜びを見るだけで心がホッとしました。これからの人生が幸せでありますように、そして私たち親も彼女をしっかりサポートしていけるように誓いながらも願っています。

娘の小学校卒業式は、家族3人にとって忘れられない思い出となりました。これからも娘の成長を見守りながら、彼女が自分らしく輝いていく姿を支えていきたいと思います。日本での新いスタートみんなで頑張って行こうと思っています。日本で今年小学校を卒業した子共の皆様それから保護者の皆様にも「卒業おめでとうございます」とエールを送りたいと思います。

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