二女は３歳。２番目の子だからか、育児に肩の力が抜けている。イヤイヤで困ったことにもなるし、雷も落としてしまうけれど、「なんでママ怒ってるの？」と素で聞かれたりすると、怒り心頭のボルテージがふうっと下がり、フラットな自分に戻れたりするから、本当に不思議。怒ってる自分に、怒ってないテンションでモノを聞けるそのことが、すばらしい。

長女には、こうはなれない。同じく大切なのに、２番目は、いってみたら、猫かわいがりのようなことがなんの疑いも躊躇もなくできてしまう。

そんな二女の最近の口癖が、「うるさくないかー」と「笑うんだ！」のふたつ。「うるさくないかー」は、「うるさーい、ごちゃごちゃ言わないで」の言いかえ、のようだと最近気付いた。真実かの確信はないけれど、大きく外れてはないだろうと思う。「笑うんだ」は「笑わないでよ」の意味のようだ。こっちがニコニコしてるときに、照れながら言ってくる。本当にかわいい。

そんな二女に、心配事がふたつもちあがっている。区の３歳児健診があった際、おそらく大丈夫とは思うが、心臓の検査を受けることを勧められた。長女も同じく３歳のときに同じ健診で同じことをいわれ、大きな病院で様々な検査を受けた。そのときもひとりで、ものすごく心配したし心細かった。結果、異常なしといわれて、本当に安堵した。ふたり続けて同じことを推奨されるなんてなんという運命だろう。

もうひとつ。二女の後頭部に2センチほどの赤みのないしこりがあることを３日前くらいに気付いた。街の皮膚科医にみせたところ、大方はリンパの腫れだろうとのことで、次には他のことを疑わねばならないが、ともかくも様子見でいいでしょう。このしこりが小さくなっていくなら問題なしです、とのことだった。まったく小さくなっている感じはしないところに、今度は同じ高さの反対側（前を向いた時むかって右後頭部にあったのだが、それに加えて左後頭部にもしこりができていた）にもできていて、ぎょっとした。ネットでいろいろ調べる。心配ないというものも、大病につながっているものもあり、玉石混交。はぁぁ。心配で胸が押しつぶされそうだ。

検査の日に、病院に申し出ようと思うが、そんな悠長にしていていいのだろうかとも思う自分がいる。

すごく怒ったり、すごくかわいがったり、すごく心配したり、子を持つとなんと振れ幅の大きい人生になることよ。長いジェットコースターに乗っているようです。

紅茶を飲んで落ち着いて、ひとりじゃないことを思い出して、夫とラインして、この感情を吐露してシェアして、寝ます。