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謹賀新年 世にも奇妙な真実

訪れてくださり、ありがとうございます。
本記事は、米国オレゴン州・ワシントン州を中心に毎月10000部発刊されている「夕焼け新聞」に連載中の『第8スタジオ』というコラムの転載記事(修正・加筆含む)です。本記事は、1本500円の入場料をいただきます(価格は字数や内容によって変動します)。なお「夕焼け新聞」というマガジンでご購入頂くとお得です。

「第8スタジオ」は1ヶ月に1本のペースで配信しています。2017年からスタートし、現在までに62本の記事をお届けしてきました。本記事は、今年最初のコラムになります。現時点で終了予定はありません。
 異国で暮らす日本人の葛藤、就活、仕事、家庭、育児、バイリンガル教育、ギフテッド教育などについて書いてきました。今後も取材を続けます。ここまで続けてこれたのは読者さまのおかげです。ありがとうございます。2023年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

新年あけましておめでとうございます。読者の皆様は、どんな年越しを過ごされましたか。久しぶりに日本に一時帰国した方もおられることと思います。日本はどうでしたか。

1.とにかく雨雨雨。。


年末年始のロサンゼルスは、とにかく雨でした。。びっくりするくらいの雨天続きで、精神がだんだんやられていくのがわかりました。来る日も来る日も雨、雨、雨。こんな時、自分はいかに晴天に支えられて生きているのか、と思います。お天道様ってありがたいものですね。

この冬は、新型コロナだけでなく、インフルエンザ、RSウイルスなども大流行していると同時に、ウクライナ−ロシアの問題は終わりが見えませんし、アメリカのすべての価格は高騰化していて生活の先行きも見えにくいわけですが、無事に新年に突入したことを考えると、何が起ころうが着実に時間は刻まれているのだなと冷静になります。時計は人類が生み出したものですが、その正確さにびっくりしますね。私が死ぬまで、無論死んだあとも、時計は正確に時を刻み続けるのでしょう。

2.燃え尽き症候群について考えてみたい。


さて、今日は燃え尽き症候群について考えてみたいと思います。

あなたは10年来の努力の末に何かを叶えたことはありますか。私は10年も同じ目標に対して努力を重ねたことは、ありません。現在「物語を書く」ということに非常に注力しているのは事実ですが、でもこれも5年が経ったくらいですので10年には未達です。

私の夫は、高校の時から「NASAに行って宇宙開発の仕事がしたい」と話していました。九州の、とある地方都市で、その夢を語る彼を憶えています。夢を直接的に言葉にできる彼がまぶしかったし、「本当に叶うのかな」と半信半疑で思いつつも、「きっとできる。がんばれ」と私は口にしました。

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