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パートナーシップは壊れやすい薄いガラス

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本記事は、米国オレゴン州・ワシントン州を中心に毎月1万部発刊されている「夕焼け新聞」に連載中のコラム『第8スタジオ』の転載記事(修正・加筆含む)です。本記事は300円の入場料をいただきます(価格は字数や内容によって変動)。
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異国で暮らす日本人の葛藤、就活、仕事、家庭、育児、バイリンガル教育、ギフテッド教育などについて書いてきました。今後も取材を続けます。ここまで続けてこれたのは毎回記事を楽しみにしていて下さる読者さまのおかげです。心より感謝申し上げます。

早いもので3月が過ぎ、季節はもう4月。春ですね。花粉が飛んでいます。花が見事に咲き乱れています。気温はぽかぽかとちょうどいい。きっと日本では桜が美しいことでしょう。東京・千鳥ヶ淵の桜、福岡・舞鶴城の桜、とても懐かしくなります。見たいなあ。

でも遠くから見たいという気持ちを持つのがいちばん美しいのかもしれません。もう何年、日本の桜を見ていないでしょうか。

ドジャースへの大谷翔平選手の移籍は、日本でもアメリカ在住日本人においても大きな話題となりましたが、もちろんドジャースの本拠地であるここロサンゼルスでも、大きなニュースになっていました。

この地で暮らす在米日本人が皆、口をそろえて言うのは「大谷選手がいることで日本人のイメージが上がっている。本当にありがたい存在だ」ということでした。1人のスーパースターの出現によってこんなにも国の印象が左右されることを体感していた暁に、専属通訳の水原一平さんの賭博騒動が起こり、人生とはままならないと改めて感じているところです。

今回の騒動を3つの観点から書いてみたいと思います。

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