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中学校の同窓会幹事を引き受けてみたんだ。

『同窓会』という響きが、新鮮だ。

ぼくは、こういうとりまとめを自らあまり進んでやることは少ない。数は少ないながらも…と思い返して考えてみると…いや、実は結構やっている。

小学校、中学校、高校の野球部、大学の男声合唱のクラブ、新卒入社した大和証券、楽天、現在は珈琲部…。

はたから見たら、充分過ぎるほどだ。

なんだろう、ある一定の周期があって、定期的に情報を、アップデートしたいタイミングがある。多分、自分自身に多きな変化が訪れる時だ。それは、身辺のことだったり、精神的なものだったりする。

大学進学、就職、転職など、身の回りに大きな変化を起こすたび、自分の人生タイムラインの中での『ポジション』や『つながり』を確認したがるのかもしれない。

いずれにしても、先週末、会津に珈琲のイベントのため帰っていたタイミングで、地元に住む中学の同級生2人と会った。

事前に連絡を取って、『会津に帰ることにした。』という旨と、『同窓会をやりたいと思っている。』という2つのことは、すでに伝えていた。自分たちもそう思っていて、『やるタイミングがわからずにいた』と、同級生たちは言った。

そうなのかもしれない。

もしかすると、『やるべきタイミング』なんて、一生来ないのかも知れない。

誰かが声を上げて、一歩目を踏み込む。

それをしない限り、物事って本来は動かないものなのかも知れない。かく言う自分自身も、『同窓会は地元の人が企画するもの。』と、完全に思考停止していた時期もあった。

東京での時間の早さに流されるように、時間は過ぎ、ぼくらは気づけば30代になっていた。そしてそれは地元に残った友人たちも同じこと。それぞれに時間の流れがあって、守るべき生活や人間関係がある。

このタイミングで、ぼくは会津に帰ることを決め、今自身のことについて具体的な準備をスタートさせた。そうすると、不思議なことに、地元でのつながりに思いをやることになる。

『同窓会、やろうぜ。』と、ぼくは仲間に声をかけはじめた。しかも、とても自然な感じで。自分でも不思議なくらい、勝手に頭が回転して、LINEの指が動く。

そうして、幹事グループができ、連絡先や参加の意向を聞くためのGoogleフォームができあがった。これまでの経緯を説明するための文章もしたためて、今度は同窓会グループを立ち上げる。最初は、幹事メンバーの5名のみ。

そこに、それぞれの知り合いが追加されていく。参加人数は、倍々ゲームで増えていき、グループ運用からものの1時間ほどで、参加者は30名を超えてきた。

およそ10年前に行われた『同窓会』では、約60名が集まった。同窓生の総数は、200名ほど。今回は、100名は越えようと話し合った。

山が見えると、登りたくなる。

この10年ほどで、友達付き合いも、大きく変わっているだろう。そんなものを一気に超越する挑戦をこれからしていこうと思う。

会津で、珈琲屋をやるくらい、この同窓会は本気でやりたいと思っている。


ぼくも誰かの応援をしようと思います!