プチリフォームで小確幸
良いハンディマンを見つけたので、数年前に一目惚れして購入してあったタイルを、やっとバスルームのシンクのバックスプラッシュに貼りました。9枚セットのそのタイルには、それぞれひつじやブタなど動物の絵が青いインクで描かれています。なんとも味わい深い手描きです。
改めてしみじみ眺めていたら、私がなぜこのタイルに惹かれたのか分かりました。
『ぐりとぐら』で知られる絵本作家、山脇百合子さんの画風にどことなく似ているのです。『アヒルのバーバちゃん』のバーバちゃんにそっくりな子もいます。そう思ったら、ますますこのタイルに愛着が湧いてきました。洗面台を使う度に目に入り、心が躍ります。
タイルを入れるついでに、あちこち剥げていた壁のペンキも塗り直してもらいました。今までのチョコレート色のペイントが暗かったので、一転して、淡いたまご色にしました。あんまり明るくて、用を足しながら恍惚感に満たされます。
実は、シンクに細いひびが2本入っており、この際シンクも替えようかなともちょっと思ったのですが、まだ使えるものを捨てるのが苦手で、そのままにしておきました。
ピカピカの新品よりも、長く愛されているキズものの方が、なんとなく落ち着くのです。
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