見出し画像

縄跳びを2時間続けた結果

おはようございます。
週末は良い天気がひろがり、布団干しや干し柿日和でした(私は干してない)。

土曜日、なぜか家の中で縄跳びをするというモードになった1年生の息子の話です。(※狭いながらも戸建。念のため)

彼はリズム感がいまいちというか。
縄跳びがなかなか飛べるようになりませんでした。
忘れもしない1年生になりたての4月。
体操教室で始めた縄跳びの練習。
・・まず縄跳びを回した後に飛ぶ、そのタイミングがどうしても分からず
ひたすら縄跳びを回転させては足にぶつけて飛ぶを繰り返しておりました。
1か月たっても
「どうすれば足にひっかからないのかが分からんねんけど?」
という顔で縄跳びを回していたのを覚えています。

そんな彼が半年以上たった今、飛べるようになったはいいけれど
今も足を必要以上にあげて腕をぶんぶん回す初心者スタイルは変わりませんでした。

そんな彼が、急に「縄跳び飛ぶから数えて!」と言い出し、なわとびを飛び出しました。
相変わらずの初心者スタイル。
飛べても10~20回。
ただ彼は「あ~もう一回!数えて!」と飛び続ける。3回目、8回目、10回目・・・ん?彼はいつまでやるのだ?

数えるのが億劫になり、無言になると「数えて!」と言ってくる。
1~20回飛ぶのを繰り返すこと30分。
とうとう連続飛びの回数が50回を超え始めました。
さらに続けていると最高記録は85回。
そしてそのころになると、飛び方に変化が。

大回しだった腕はあまり動かなくなり、足は延ばしたまま軽くとぶ
いわゆる縄跳びのスタイルになっていたのです。

あれだけコーチや姉やパパに言われても変わらなかったのに!
その後疲れて飛べる回数は減っていくのですが、彼は飛ぶのをやめませんでした。
ひたすらひたすら飛び続け1時間を超えて、終了。
1時間で何回飛んだのだろう?ちょっと大人には真似できない回数でした。

「100回飛びたい!明日もやる!」と宣言し、本当に翌日もまた縄跳びを飛び始めました。

この日は庭の木の剪定
(賃貸なんだけどなぜか借主がするスタイル。植物愛の強い夫の趣味となっているのでありがたい。)を夫監修のもと次女としたり、
干し柿を(夫と)作ったりして色々盛沢山だったのですが、気が付くとまた縄跳びタイム。

開始早々に100回を超えました。飛び方は24時間前とは別人。
え、この半年間なんだったの?と思うほどの変わりようでした。
さらにそこから今度は300回を目指す!とまた1時間飛び続けた息子さん。疲れて飛べる回数が20回に減ってきても飛ぶ。
そしてぼく縄跳びのプロになる。世界一を目指すと言い出した。

海賊王に俺はなる!と言っちゃえる感覚。
私には一ミリもないのだけれど、ああ、こういうことなのかもしれないと思いました。一週間後には忘れちゃうかもしれないけど、ちらっとでもそういうことを思える感性が私にはうらやましい。



そんな息子さん、今朝は起きるなり「ママ、足が痛い・・」と。
よく聞くと、太ももとふくろはぎの筋肉痛でした。

産まれたての小鹿やん。

この記事が参加している募集

子どもの成長記録

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?