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【新人紹介】ヘルパーステーション所属になって

※インタビューは2022年当時のものです

■自己紹介


――それでは、丹羽さんまずは自己紹介をお願いします。

 丹羽:丹羽智子です。出身は愛知県の小牧市で、小牧ワイナリー(AJU自立の家の部署)とは離れた場所になりますが、今も小牧市から通っています。大学は名古屋市立大学で、実習の間2年間ほど大学近くで一人暮らしをしていましたが、その時以外は実家暮らしです。

所属部署は、マイライフ。
今の業務はヘルパーとしての活動が中心です。
学生の頃に、マイライフの登録ヘルパーとして活動していたのでその頃からの付き合いの利用者さんや、他の方にも入っています。
あとはヘルパー活動がない時は、事務仕事や制度のことを色々と覚えつつ、日々業務をこなしています。


――学生の頃にヘルパー活動をしていて、今はその場所に配属になったのですね。

丹羽:
はい!
それから、個人的な趣味とか好きなことは、最近ちょっとずっと苦手に思ってたことを克服しようかなと思って動き出しまして…。。
絵が苦手なんですけど、学生時代にすごく馬鹿にされていて、絵心が…(笑)
「ちょっとなんとかしたいな」ってずっと思っていたんですけど、なかなかきっかけがなく。それで、最近、youtubeで『絵の上手くなる上達法』の動画がいっぱいあるので、それを見ながら研究しています!

今日のインタビュー会場の、マイライフの階段のところに“ひまわりの絵”が貼ってあったんですけど、あれの1つだけ私が描きました(笑)
 
――丹羽さんの絵、探してね!みたいな?
 
丹羽:
階段に貼ってあるものを季節ごとに変えているのですけど、先月くらいから1つだけ私が描いた絵を紛れ込ませているんです!
探してみてくださいね。
 
――ありがとうございました。“異彩を放ったひまわり”があるということ?! すごい絵が苦手…絵が苦手なんだ…そうか、そういうのもコンプレックスやったね。
 
丹羽:
大学の文化祭で絵を描く機会があって描いたらすごく…がくって感じで。
 
――俺はちょっと今丹羽さんの話を聞きながらアンパンマンを描いてみたけど、なんか違うね。
 
丹羽:
でも、お上手ですよ(笑)
 

インタビュアーの描いたアンパンマン


■福祉に興味をもったきっかけ


丹羽:
 私、最初はぜんぜん福祉に関心がなかったんです。
大学生の時に大学の授業に障害のある方が来られて、そこでAJU自立の家を知ったんですけど、その時ちょうどアルバイトを探していたこともあって、登録ヘルパーとしての活動をスタートしたのが出会いで、福祉はこんなに楽しいんだなって思ったのがきっかけでした。
 学生時代は3年間ずっと登録ヘルパーとして活動していて、卒業後は看護師として一旦病院に就職をしたんですけど、体調を崩してしまい退職となりました。次の仕事をどうしようかなって思ってた時に、一番に思い浮かんだのがAJU自立の家の職員の方と、学生時代お世話になっていた利用者さんの顔。

――あそこで「働きたい」って思った?

丹羽:
「働きたいな」というよりも「もう一回会いたいな」って思い始めました。
だから「登録ヘルパーとしてもう一度活動したいです」と電話をかけました。
 
――いったん就職をして、また登録ヘルパーとして活動した。お互いの思いが一致したというか
 
丹羽:
就職したての頃は体調が万全ではなくて、フルで働くということに少し不安があったので、それも職員さんに相談させてもらったところ「じゃぁちょっと登録ヘルパーとして活動してみようか」という形になりました。

活動しているうちに「やっぱり福祉って楽しいな、もっと関わりたいな」っていう風に思ってこの春に就職が決まりました。

事務所フリースペースで談笑する丹羽さん


■仕事をして嬉しかったこと


丹羽:
学生時代に出会って就職して、私も利用者さんのことを知っているし、利用者さんも私のことを知っていてくれている関係ってあって。

私、学生時代からお世話になっている利用者さんがいて、最初の最初は何もできなくて、何も知らない、料理もしなくて包丁使いもかなり危なかったのですが、そこをずっと根気強く教えてくださったのですが、その方に「だいぶうまくなったね」と言ってもらえて、うれしくて。

――成長を見守ってもらえたんだね。

丹羽:
そう。
すごく長く私自身のことを見てもらえていて、長く関係性が作れるのはここならではなのかなと思いました。

 新しい方のところで失敗したりしてへこんだりすることもあるのですが、今後もつながりを大切にしながらお仕事していきたいです。