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一座建立 いちざこんりゅう (茶道)

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タイトルの「一座建立(いちざこんりゅう)」は茶道で出会ったことばです。茶道に触れる中で、学んだこと、感じたことを記します。
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2020年4月の記事一覧

お国自慢茶会

茶道、お稽古もお茶会も全部中止です。 狭い空間でひざ付き合わせて一座建立。 濃茶に至っては一つの椀で回し飲み。 知人に話したら、3密超えて4密と言われてしまった。 コロナの影響を受けています。 でも実は柔軟な茶道。 何か新しい取り組みが始まるかもしれません。 ZOOM茶会でご自服、お菓子の自慢大会なんてのはいかがでしょうか。 地方のおいしいお菓子、自慢のお菓子、器を紹介しあうお茶会。 わっ、楽しそう(^^) ※自服:自分でお茶を点て自分でいただくこと

茶道を科学的にみた人

茶道を科学的にとらえて、その合理性を広く紹介された方がいます。 12代 堀内宗完(宗心)さん(1943~2015) お茶の家に生まれるも、三男坊ということで当初、継ぐ予定ではなかったのですが、長男がなくなられた後、お茶の家を継ぐことに。 京都大学理学部化学科卒業という経歴の持ち主です。 茶道の手引書なども多数記されていますが、お点前の手順の紹介とともに突如、温度と時間の関係を示すグラフが出てきたりすることも。確か、炭と電気で湯温の変化がどう違うのか示したグラフだったと思う。