見出し画像

海馬の引き出しを

救急車でその病院に搬送される確率
(そもそもその病院第一希望じゃなかった)

大学病院の脳外の医師が街の一次救急病院に出向で診察に来てる確率
(月に2日)

赤毛がその日にクモ膜下出血を起こす確率
(令和4年2月24日ウクライナ侵攻の日)

だれか頭の良い人なら
こんなのも計算できるのかもしれないけど
私立文系コース高2で数学の教科書とおさらば
チャート式の背表紙みるだけで頭痛が痛い
赤毛には天文学的に無理だ笑

けれども

それが
三億円年末ジャンボ当たるような確率だって事はわかる

針の目を通すようにして
細い道を
スルスルとなんの抵抗もなく
導かれるようにして
事が進んだ

だから

呆気に取られた
もうひとりの自分が
傍観者のように
スコアボードに全てを焼き付けるんだと
ベンチ入りした女子マネージャーのように
記憶したことを
記録して

こびりついていた感情を
恐怖と不安を

すこおし手放した

書くということは
紙の上に
それは比喩で実際は白いスマホの画面上に
記憶を写し取ることで
抱えきれないあっぷあっぷしそうな
脳ミソの肩の荷をすこおし下ろしてやることなのかもしれない

嫌なことがあった時に
何クソーって書き殴るのもそうだし
ウププと思わず吹き出してしまうような
楽しいことがあったときも
お裾分けで書く
悲しくてやりきれない時は

書けないなあ苦笑

怒りは書けても
悲しみを書く力量は赤毛のトグル入力にはない

だから悲しみを歌う人や書く人が好きで

ワニマさんみたいに全身笑顔で
画面に大写しになられると

キツイ

いくらなんでもそんな笑顔あるかよって
ブチッとミュージックステーションは消してしまう
似て非なるものがモンパチさんで
多分沖縄という土地が持つウチナンチューの悲しみが滲むから
どんな元気ソングにも
だから信じられるのかもしれない

ああ
話がズレたけれど

でも脳ミソ海馬から引き出してみて
書いてみて
ああ書けたと思って安心して
また海馬に記憶をしまっておく
そんな夜です

何回貼り付けたろう
やっぱり馬ときたら貼らないわけにはいかない
BBHFでサラブレッド











この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?