ママ
結局面倒見られないじゃん💢

ああそうなんだ
私は枯らせてしまう人で
しかも水をあげすぎる人で
また水をあげ忘れる人で
その植生に合わせることができないで
熱くても寒くてもベランダで
総我慢大会を植木鉢くんたちに強いる

朝顔とかあじさいみたいな
ガブガブ水を飲むような子でも
もういらないよおと
困らせたり
そうかと思うと

サボテンに
お水やらないのもねえと
なんだか罰ゲームみたいと
いいえ要らないんです私は結構です
そういう環境に生まれ育つタイプなんですって
言ってるのに
ちょっとだけなんて
結果お水に当てられてヤラれてしまう

だからマンションの改修工事をきっかけに
ベランダの植木鉢を全部里子に出したのをきっかけに
もう植物は飼うまい買うまい
水耕栽培のポトスだけ
あとは切り花とそのドライフラワーだけと
それは自分のためじゃなくて
うちのコになったら生命を全うできない子達に顔向けができないから

でも植物は好きなんだ
緑がさわさわ風に揺れる姿も音も
朝になると
昼になると
時には夜になると花が開くのも
なんで時を知っているのかと
聞いてみたくなる

花弁一枚一枚
雌しべと雄しべの造形の繊細さも
その動かないという生きる戦略も
動物の自分の真逆の存在

本当は自分の近くに置いておきたいんじゃなくて
自分がその中にいたいのだけど

いかんせんトーキョーに住んでいて
それは公園サイズ植木鉢サイズでしか叶わないから

また性懲りもなく
ハーブならと
あの子達の生命力なら
まだらなお世話にも耐えて育ってくれまいかと
寒川さんの帰り道に植木屋さんに立ち寄ってしまったばっかりに
連れて帰ってしまってからの

長女の雷⚡⚡

あああまたやってしまった
水をあげるのを忘れて
葉がカサカサになってしまいそうだ
季節外れの暑さで水やりの頻度を間違えた

ふと娘が2人生まれたときに
私は異常なまでに緊張して
目え三角にギラギラさせて
授乳は3時間おきとか
沐浴は毎日とか
検温とか
寝返りは何ヶ月でとか
神経質だったっけと周囲が訝る程マニュアルにすがったのは
自分がテキトーで
なにかの面倒を見たり
育てるのが苦手だと枯らせてしまうタイプだと知ってしたからかもしれないと

大学生までムスメ等が育ってから
気がついた笑笑

なんであんなに

キイキイして
訪問の保健師にも産後うつって疑われたし
母にもあなたがこんなに母親にドハマリするとは思わなかったわ
母性が強いタイプには見えなかったからと
驚かれた

そう
なんなら
片手間に自分の好きなことと両天秤にバランスよく
子育てしながら
趣味のライブも行ってましたあ

みたいなると
母にも妹にも見えていた赤毛が

子育てに全振りして
フルスイングで目え血走らせてるのをみて
妹は子どもを産むのって大変なんだあ
あのお姉ちゃんすら変えてしまうものだと

ビビったという

そうです
片手間になんかできない
だって命だもの預かるのは

植木鉢みたいに枯らすわけには行かない
巣から飛び立つその日まで
生命をお預かりして返すんだ
ああ赤毛は苦手だなあ相手に合わせるの
でも
そんなこと言っちゃおれぬと

ミュージシャンは永遠とか抜かすダーリンを置いて
子育てに爆走したのもまあ仕方のないことやな苦笑