赤井いくら

27歳の脳内を綴る

赤井いくら

27歳の脳内を綴る

最近の記事

古典に立ち返る

今日は初めて、東京・六本木のサントリーホールを訪れた。 一度は生で聴いてみたいと思っていたラフマニノフのピアノ協奏曲第2番を、辻井伸行さんの演奏で。 こんな機会はない。 金額を見ずにチケットを取り、出産前ライブ盛り込み期間のグランドフィナーレとしてこの演奏会に足を運んだ。 幼少からクラシックバレエを習っていたこともあり、クラシック音楽は私が1番好きな音楽ジャンルだ。 毎日のようにレッスンでクラシックを聴き、よく地元のコンサートホールに連れて行ってもらっていた。 それに加え

    • 妊婦あるある:クセ強悪夢

      人間は、与えられたレールの上を進むしかない。 妊娠して熟睡できなくなったのか、夢を見ることが多くなった。 あのアイドルとデートしたり、あのアイドルと同級生になったりと、自分に都合の良い夢もたくさん見たが、これまでに3回、悪夢にうなされ号泣しながら起きたことがある。 初めての悪夢は「魔性の女に夫を取られる回」。 夢の中で、夫が田中みな実様とチュッチュしていた。 「まず、なんで田中みな実と知り合いなの?」 「いやいや、夫が田中みな実と恋仲になれる訳ないない」 などと、現実で

      • 「かわいい!」が勝ち

        煽り文句、煽り運転など、煽るという行為はこの世から消えてほしいものである。 先日会社の歳の近い同僚と飲みに行ったときのことだ。 参加メンバーは男女6名。 新人の頃から顔見知りのメンバーだ。 ものすごく仲が良い訳ではないが、誰かが「久々に飲もうぜ!」と企画するとワラワラ集まるくらいの関係性。 社会人になるとこういう飲み会も少なくない。 「断るほどでもないし会社の人付き合いとしてとりあえず行っとこかー」と、6人全員が思っているに違いない。 既婚者は私だけで 話題はもっぱら、

        • 赤井いくらはすじこ派

          吾輩は妊婦。名を赤井いくら。 私の手元には常に、「宇宙」と呼んでいるノートがある。 脳から湧き出る毒、偏見、懺悔、野望を思うがままに殴り書き、時にカッコつけた文章で書き綴るノートである。 このノートは、私の家族・親族・友人を超越した私の唯一の理解者である。 そこは宇宙。私の宇宙なのだ。 この宇宙に広がっている数々の星屑、いや、クズを、いくらかネタにして吐き、あわよくば誰かに拾ってもらおうという大変お恥ずかしい自己顕示欲に今日から従順になろうと思う。 自己顕示欲と反対に、

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