【本34】たった1分で相手をやる気にさせる話術 PEP TALK(ペップトーク)

この本には著者の方が体験された、奇跡のような実体験がたくさん盛り込まれています。

まとめの中では割愛させていただいていますが、本当に言葉の力ってすごい!と思わざるを得ない、とてもステキな実話を、皆さんもぜひ、実際の本を読んで体験してみてください。

そしてその根底には、『相手に本当に良くなって欲しいと願う、本気の思いや本気の関わり』があるのです。

それが言葉に力を与え、相手の心に伝わっていくのです。

☆本の内容☆
PEPとは「元気・活気・活力」という意味。
誰でも使える「励ましの技術」として確立されているメソッド。
仕事でもプライベートでも、私たちには人を励ます機会が毎日のようにある。
それにもかかわらず、良かれと思って言ったことが、相手をやる気にさせたり、逆に落ち込ませたり、時には怒らせてしまったり…。

それは、私たちが励まし方を習ったことがないから

あなたの励まし方は、良くも悪くもあなたに影響を与えた人の励ましのスタイルを真似ている場合がほとんど。
あなたの気持ちをくみ、できているところ、良い点を指摘して伸ばすスタイルもあれば、できていないところ、悪い点を指摘して改善を促すスタイルもある。
結果的にあなたは自分が励まされた経験をもとに自分なりのやり方で相手を励ましている。

励まし方を習う!
これってみんなに必要なことじゃないでしょうか。
自分にとって大切な人たち、仲間たちが落ち込んでいる時、緊張している時、その気持ちを何とか軽くしてあげたいと誰もが一度は感じたことがあると思います。

『ぺップトークの5つのルール』
1、ポジティブな言葉を使う
2、短い言葉を使う
3、わかりやすい言葉を使う
4、相手が一番言って欲しい言葉を使う
5、相手の心に火をつける本気の関わり
言葉には力がある。
言葉の力を身につけることで、目の前にいるあなたが本気で励ましたい人の心を震わせ、やる気に火をつけることができる。

言葉には力がある。
本当にその通りだと思います。
誰かのためだけではなく、自分のためにも言葉の力を意識して使えたら、と思います。

○思いがあれば、人はどんな逆境からでもはい上がれる

本気の思いは、相手の心に火をつける。
夢を持つ限り、人はどんな状況からでも立ち上がれる。
そして、その人らしく生きられる。
伝わる言葉の根底には、相手に本当に良くなってほしいと願う、本気の思いや本気の関わりが必要。

そうした思いがあってこそ、生きた言葉として相手の心に火をつける。

本気の思いや本気の関わりが必要。
私らしく、私の思いを伝えること。

○人のやる気が湧き起こるメカニズム

人のやる気に火がつくのにはメカニズムがある。
それは「自分には価値がある」と感じた時。
自分に価値を感じる時は大きく分けると2つある。
1、承認欲求(人に認められたいという欲求)が満たされた時
2、貢献欲求(人の役に立ちたいという欲求)が満たされた時
この2つの言葉には、次の3つのステージがある。
1、存在ステージ
2、行動ステージ
3、結果ステージ
・『1、存在ステージ』で相手の存在の重要性に気づく
相手の存在を承認し、存在そのものが役に立っていることを認める(存在で貢献する)だけで、やる気が湧き起こる。
「存在を承認する」とは、何かをしているから(行動)、何かをしているから(結果)ではなく、まずはシンプルに相手の存在(いること、持っている力、思い、夢、可能性)を承認する。
「あなたはあなたのままで素晴らしい」
「君の持っている力はすごい」
「あなたと一緒に仕事をしたい」
「存在で貢献する」とは、相手の存在があなたにとって役に立っていて、大切なものであることを伝える。
「いてくれてありがとう」(いることで感謝してもらった=役に立った)
「君の思いを聞いて感激した」(思いを伝えることで感激してもらった=役に立った)
・『2、行動ステージ』で相手が頑張っていることに気づく
行動とは、思いに基づき、結果を出すために行なっていること。
こうした行動においても、承認と貢献の両面でやる気が沸き起こってくる。
「行動を承認する」とは、「〇〇しているね」というフレーズ。
「勉強、頑張っているね」
「いつも笑顔であいさつしてくれるよね」
「誰よりも早く会社に来て、仕事をしているよね」
人はある行動を指摘されると、意識がそこにいき、その行動が増えるという特徴がある。
増えて欲しくない行動を指摘するよりも、増えてほしい行動を承認するほうが人のやる気を引き出しやすい。
また、増えてほしい行動を承認することで、自分が頑張っていることをちゃんと見てくれている、気にしてくれているという気持ちが相手に生まれるので、信頼関係の構築にもつながる。
「行動で貢献する」とは、相手が行動することで、あなたや周りに起きている良い影響を伝える。
「手伝ってくれて、助かるよ」
「笑顔であいさつしてくれるからとても気持ちいいよ」
「君が勉強を頑張っているから、みんなやる気になってるよ」
・『3、結果ステージ』で相手の影響力に気づく
「結果を承認する」では、相手が出した結果を認める。
「頑張ったね!」
「試験の結果すごいね!」
「試合に勝ったね。おめでとう!」
「結果で貢献する」では、相手が結果を出したことで、あなたの周りに起きている良い影響(貢献)を伝える。
「君たちの勝利は多くの人たちに勇気を与えてくれた」
「あなたの大活躍を見て、みんなやる気になっているよ」
「君がそこまでできたんだから、僕もやってみようと思う」

まずは存在ステージがきちんと出来ていないと、その他のステージを意識しても、空回りになりそう。

○「存在・行動・結果」のステージはピラミッド型

一番下の存在ステージが最も大きな土台となり、その上に行動ステージ、さらにその上に結果ステージが積み重なっている。
なぜこのような形になっているかというと、一番下の土台となっている存在ステージは、人としての根底の部分だから。
たとえその上の行動や結果はうまくいかなくても、もう一度行動したり、もう一度結果を作り出したりすることができる。
つまり、やり直しがきくステージ。
しかし、その人の存在がうまくいかないから、存在をリセットしてやり直そうというわけにはいかない。
だからこそ人は存在を承認されると、最も大切な部分を認められているので本当にうれしいし、やる気が出る。
さらに、ここを認めてくれる人とは信頼関係が生まれやすい。

信頼関係が出来ていないと、本気の思いも相手には届かない。

○可能性を信じてくれる人によって人生が変わる

人は誰と出会い、どんな言葉をかけてもらうかで人生が変わる。
自分の可能性を誰よりも信じてくれる人がいる時、やる気に火がつく。

人は貢献できていると感じた時、自分には価値があると感じ、やる気に火がつく。
その貢献欲求を満たす最高の言葉が「ありがとう」
「いてくれてありがとう」「思ってくれてありがとう」など、生活のあらゆる場面で使うことができ、相手の貢献欲求を満たす。

人の役に立ちたいという、人が本来持っている思いを引き出してあげる。

○受け取る力が相手のやる気を引き起こす

「素敵ですね」と言われた時、「いえいえ、そんなことは…」という代わりに、「ありがとう。そう言ってもらえてうれしいです」と言ってみる。
その言葉で相手の貢献欲求も満たされる。
そう、あなたの「受け取る力」は、相手のやる気に火をつける。

ペップトークといえば、『伝える』ということに意識がいってしまいがちですが、『受け取る力』でも相手のやる気に火をつけることができるんです!!

○人はなぜ本来持っている実力を発揮できないのか?

どんな人でも緊張・不安など心理的な壁がある。
 ペップトークの真骨頂は、こうした緊張・不安など心理的な壁を無理に消し去るのではなく、逆転の発想や今あるものに目を向けることで気分を切り替え、自信を取り戻し、ポジティブな状態に変え、その人らしく乗り越えていく勇気を与えること。
本来持っている、「行動して目の前の現実を変え、成果を出し、夢を叶える力」を引き出す。

本来の力を発揮できるかどうかは、その人の持つ力と心の状態で決まる。
それが「リソース」と「リソースフル」と呼ばれるもの。
リソースとは、その人が『本来持っている力』
知識、能力、経験などその人の中にあるもの、また協力してくれる人など、その人の外にあるものまで含む。
これに対し、リソースフルは『本来持っている力を出し切る心の状態』
リソースフルとは、たとえば、自分に自信がある、うれしい、楽しい、ワクワクする、愛や感謝にあふれる、自由といったポジティブな心の状態。

逆にアンリソースフルとは、自分に自信がない、不安、心配、緊張、恐怖、恨み、妬みといったネガティブな心の状態。

心の状態が大事。
相手はどんな状態か?

○ペップトークはシンプルな4つのステップでつくる

ペップトークとは、人の感情の変化をとらえリソースフルな状態に導いていくための論理的な構成によって組み立てられている。
話は4つのステップによって成り立っていて、それぞれのステップごとに伝える言葉を考え、最終的にこの4つを並べて話すことによってペップトークが完成する
『ペップトークの4つのステップ』
1、受容(事実の受け入れ)
相手の感情や、置かれている状況をそのまま受け入れ、共感することで相手の心のドアを開く。
相手の『感情』(相手が感じている心の中)、『状況』(今相手が置かれている立場)を受け入れる。
さらに「わかるよ(共感)」「私もそうなったことある(体験)」「誰でもそうなるのは当たり前(当然)」など、感情に寄り添う言葉を続ける。
最初にすべきステップは、自分の評価判断を手放し、相手の状況をそのまま受け入れること。
「できていない部分を受け入れる」
相手がネガティブな感情や状況にあり、とくに安心感が相手にとって必要な場合は、ネガティブにマッチングしてからポジティブにリーディングしていく必要がある。
相手の感情や状況を受け入れずに、ポジティブにリーディングしようとすると心理的に抵抗したり、信頼関係を築けなくなるか、無理に受け入れてしっくりいかないまま、ムリポジ(無理矢理なポジティブ状態)で先に進むことになる。

自分の評価判断を手放し、相手の状況をそのまま受け入れること。
これはすごく大切なことですね!
そして『ムリポジ』!
私は相手の状況を受け入れずムリポジを強いていることがよくあるかもしれないと思いました。。

2、承認(とらえかた変換)
第1ステップの受容で受け入れてマッチングした感情や状況を、ポジティブにとらえ直していく。
ポジティブに変換することで、相手の感情は一気にリソースフルになり、状況もポジティブにリーディングしていく。
高くジャンプするときにたとえるならば、受容はいったんしゃがみこんで力を蓄えるステップ、承認は動きが下向きから上向きに一気に変わる瞬間。
人は、ものごとのとらえかたが変わると一気に力の発揮の仕方が変わる。
・逆転の発想承認
コインに裏表があるように言葉を換える。
キーワードは「だからこそ」。
(コインの裏)「緊張している」
   本気で取り組んでいる  だからこそ  緊張する
(コインの表)「本気の証拠」(本当の理由)

(コインの裏)「問題が起こった」
   問題が起こった  だからこそ  クリアすれば成長できる
(コインの表)「成長のチャンス」
・あるもの承認
パズルの欠けたピースを探してはいけない。
キーワードは「とはいえ」。
(足りないピース)「練習不足」 
     練習不足  とはいえ  経験、チームワーク、明るい雰囲気、応援者がある
(すでにあるピース)「大舞台の経験」「阿吽の呼吸のチームワーク」「応援してくれる友達、親、先生」

ものごとを捉え直すヒントを与えてあげられる人になりたいですね。
そのために、自分の中の捉え方のレパートリーを豊富にしておくことが必要かな。

3、行動(してほしい変換)
ポジティブにしてほしいことを明確に伝えること。
最初に押さえておくのは、
・あなたの言葉は、相手の脳の中にイメージを呼び起こす
・呼び起こされたイメージを相手は無意識に実現しようとする
ということ。
言葉を通じて脳の無意識の部分に働きかけ、それが潜在意識に落とし込まれ、まさしく潜在能力が発揮されるということ。

・イメージの世界では、脳は肯定形と否定形を区別できない
つまり、「ミスしろ」(ミス+肯定形)でも、「ミスするな」(ミス+否定形)でも、どちらも「ミス」をイメージする。

①ネガポジ変換
相手にしてほしいアクションを伝える時に、表現をネガティブからポジティブに変えていく。
私たちは、相手に指示やお願いをするときに無意識で「してほしくないこと」+「否定形」で伝えている。
たとえば代表的な言葉として「ミスするな」というもの。
私たちは相手の成功を願いながら、悪気なく失敗をイメージさせてしまう言葉を無意識に使っている。
「ミスするな」と言いたい時、本当にして欲しいことは「思い切りやる」かもしれない。
「焦るな」と言いたい時、本当にして欲しいことは「落ち着く」かもしれない。
「あきらめるな」と言いたい時、本当にして欲しいことは「最後までやり抜く」ことかもしれない。
状況によってさまざまだが、言葉そのものをポジティブなものに変換する。

潜在意識のことを書いたときにも出てきたことですが、上手に潜在意識を使っていくために、言葉の表現を意識して使っていきましょう。

②アクション変換
イメージしてほしいのは「結果より行動」。
「結果」はコントロールしづらい、
コントロールできる行動の指示をする。
たとえば、
(試合に勝つために)
「ベストを尽くそう」
「自分たちの力を出し切ろう」
「仲間を信じてパスを回そう」
(試験に合格するために)
「落ち着いて最後まで問題を読もう」
「できそうな問題から解いていこう」
など、結果出すために有効な具体的行動を指示することが大事。
行動の指示と結果の指示を一緒に使うと効果抜群。
行動の指示をしっかりしたうえで、最後に結果の指示をする。

自分が影響を与えることが出来る、行動の部分に フォーカスしてもらうこと。

4、激励(背中のひと押し)
①「激励系」の言葉で気合を与える
相手に対して気合を入れてあげたい、迷いを吹っ切って欲しい、全力でぶつかってほしいなどと感じ、相手のそれを望んでいる状況であれば、迷わず背中を押すイメージで出てきた言葉で送り出す。
「さぁ、行ってこい!」
「思いっきり暴れてこい!」
「大丈夫、君ならできる!」
「笑顔でいこう!」
「一緒に頑張ろう!」
②「見守り系」の言葉で安心感を与える
相手があなたや仲間の存在を感じ、勇気が湧くような言葉で送り出す。
「何があっても助けに行くからね!」
「みんなで応援しているからね!」
「ゴールで待ってるよ!」

相手の状況によって、背中の一押しとなる言葉がけは違ってくる。
相手をよく見て、相手の気持ちに寄り添うことが大切。

○普段のコミュニケーションでも

・寄り添う人
第1ステップの受容(事実の受け入れ)の言葉を磨いていくと、普段から相手の感情や状況を受け入れ共感しマッチングする声かけをすることができる。
・気づかせる人
第2ステップの承認(とらえかた変換)の言葉を磨いていくと、発想の変換がスムーズにできるようになる。
さらに、ものごとのマイナスの面からプラスの側面にフォーカスできるようになる。
・未来に導く人
第3ステップの行動(してほしい変換)の言葉を磨いていくと、どんな言葉を使うと相手の脳の中の画像検索でポジティブなイメージを引き出せるかがわかるようになる。
・勇気づける人
第4ステップの激励(背中の一押し)の言葉を磨いていくと、ひと言で相手を勇気づけられるようになる。

自分に足りてないなと思う部分を意識して取り組んでみよう。
私はまず受容の言葉を磨くことから。

○ペップトークの土台は相手との信頼関係

①ペップトーカー
相手との間に信頼関係があり、相手をやる気にさせる言葉がけができる「ペップトーカー」。
相手の可能性を相手以上に信じ、心に火をつけやる気にさせることができる。
②イヤミ族・ウワベ族
相手との間に信頼関係を築けていないのに、言葉だけが巧みな「イヤミ族・ウワベ族」。
応援したいという気持ちがあるのに伝わらず、残念ながら、むしろちょっと苦手だなと思われている。
ペップトーカーにシフトするためには、信頼関係を構築していく必要がある。
③カラクチ族・クチワル族
相手との間に信頼関係はあるけれど、使う言葉がネガティブになってしまう「カラクチ族・クチワル族」。
相手にとって信頼できる人、人間的な魅力や実績があり、ついていきたい人。
「まだまだだな」「全然ダメ」「そんなこともできないのか」「何度も同じこと言わせるな」など、気づかず相手を傷つける言葉を使っている。
あいては、歯を食いしばって信頼するあなたについてくるが、限界に達すると離れていく。
ペップトーカーにシフトしていくためには、ポジティブな言葉がけを習得していくこと。
④パワハラ族
相手との信頼関係を築けていないうえに、使う言葉がネガティブになってしまう「パワハラ族」。
まずやることは、自分自身のケア。
そして、次にやることは相手との信頼関係をつくること。

自分や相手がどの状態にいるのかで、その人に必要な部分を気づかせてあげることが出来る。
自分もペップトーカーのエリアにいるかな?と自問自答して、修正していきたいな。

○信頼関係を構築するために

①受容(事実の受け入れ)で寄り添う人になる。
どう聴くかが大事。
人は自分のことに一番関心がある。
その自分の関心に関心を向けてくれる人に好感をもつ。
②承認(とらえかた変換)で気づかせる人になる。
「本当はどうなったらいい?」「何が大事なんだろう?」と質問していくと相手の中に気づきが起こる。
③行動(してほしい変換)で未来に導く人になる。
何かを指示、お願いするときに「〇〇しないで(してほしくないこと+否定形)」という表現から「△△しよう(してほしいこと)」という表現に変える。
④激励(背中のひと押し)で勇気づける人になる。
常にひと言で励ますとしたらなんと言うかを考えて声かけをする。相手をひと言で励まそうと意識をしていると言葉が磨かれる。
「君ならできる」「自分らしく」「自分を信じて」「あなたなら大丈夫」など相手の可能性を信じる勇気づけ。

私はまず受容から、と書きましたが、『聴く』ことがやっぱり大事なんだなと改めて気付かされました。

○相手の心の状態に合わせて声をかける必要がある

①できる感スイッチ
相手の力を認めて自信をつけさせる。
自分たちはできるんだという、できる感が高まる。
②ワクワク感スイッチ
狭い場所に閉じ込められたような「ねばならない」という閉塞感、「成功させなければならない」というプレッシャーで自由を奪われている、その枠をとっぱらい、自由で楽しく力を発揮できる心の状態をつくる。
正しくやるより楽しくやる、というマインド。
③安心感スイッチ
一旦下向きのエネルギーを受け入れ、一緒に下がり、上向きのエネルギーに変えていくきっかけをつかむ。
これでいいんだ、みんなそうなんだと思えるように、不安な気持ちをしっかりクッションで受け止めてあげる。

状態が「安心感スイッチ」を必要としているときに、「ワクワク感スイッチ」で励まそうとしても逆効果になる。
相手の状態をきちんと見てあげること。

○セルフペップトーク

何かを与えたり、勇気づけたりすることは自己犠牲の上には成り立たない。
そのために自分自身を良い状態に保ったり、自分自身を励ますために、自分自身にペップトークをすることができる。
自分のやる気スイッチは自分が一番わかっている。
自分のお気に入りの言葉がそのままセルフペップトークになる。

自分自身を励ますことも大事!

○ペップトークを実践する

・ 受容
【状況】相手はどんな状況に置かれている?
【感情】相手はどんな心の状態?
【共感】あなたが相手の立場になったとき、共感できることは何か?
・承認
相手がこの状況を乗り越えるために必要な気づきは何か?
・行動
相手に本番真っ最中にしてほしいことは何か?
【ネガポジ変換】言葉はポジティブな表現になっているか?
【アクション変換】言葉は行動の指示になっているか?
・激励
あなたは最後に何と言って相手を送り出すか?
相手の背中を押しますイメージの激励の言葉は何か?
相手の肩に手をかけて寄り添うイメージの激励の言葉は何か?

この質問に答えていって、自分のペップトークを作ろう!

ペップトークは、あなたが関わる人たちに生きる力を与えてくれる。
と同時に、関わる人たちだけではなく、あなたの生き方をも変えてくれる。
ペップトークは人生を元気にする源。
ペップトークを通じて、本来の力が出せ、やる気が出て、生きる力をも手にすることができる。


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