【本47】Employee Happinessー社員幸福度ー

(2021年8月にまとめていましたが、公開してなくて下書きのままになっていた。。今、改めて読んで「本当に納得!」と再び思う!笑)

久しぶりに図書館に本を借りに行って、特に借りたい本もなく、なんとなーく見て回っていたときに目に止まった本です。

「社員幸福度」

いい言葉だなぁ。
私はこういうことがやりたかったなぁ。

と、久しぶりに湧き上がってきた思いに嬉しくなりました。

著者の経験も交えて、どう組織づくりを進めていったのか分かりやすく書いてあります。
共感できる部分がたくさんあるし、具体的な取り組みなども紹介されていて、実践するための一歩を踏み出す後押しをしてくれるような本です。

☆本の内容☆

プロローグ
社員が幸せなら、会社も幸せにー
「ハピネスサイクル」が高収益企業をつくる

素敵だと思いませんか?
社員が幸せで会社が幸せで、幸せの循環で高収益企業になっていくとしたら。
考えただけでワクワクしてきますよね!

「働き方改革」という言葉も浸透してきましたが、その「働き方」という言葉には、二つのとらえ方があると思います。
一つは ”働きやすさ” で、もう一つは ”働きがい” です。
(中略)本当の意味での  「働き方改革」 とは、 ”働きやすさ” ではなく、 ”働きがい” の追求です。

「働き方改革」については色々なところで耳にしますし、働いていた会社でも取り組んでいましたが、どうもしっくりこない。
”なんというか、上手くいえないけど、そういうことじゃないと思う。。”
という思いでモヤモヤしていたことを思い出しました。
まさに、ここに書いてあった ”働きがい” の追求だったんだ!私が言いたかったのは!

要は仕事に ”やりがい” を見出だせるようにして、喜んで仕事をできる状態をつくる、肉体的な ”楽さ” よりも精神的な ”楽しさ” を感じられる状態を整備するということが ”働きがい” の改革ということです。

そうそう!こういうこと!

「会社の居心地が悪い」「会社の人と一緒にいると気疲れする」といったマイナスの感情が会社という場所をますますアウェイな場所にしていっているのです。
では、会社をホームな場所にするためにはどうすれば良いのでしょうか?
まずは社員の仲間意識が高くなるような環境にすること。そこで大切なのが、パーソナリティの交換を行うことです。

ホームな場所にしていくという ”パーソナリティの交換を行うことによる変化” も「なるほど!ほんとだ!」と納得!(ここでは記載しておりませんが、ぜひ読んでみてくださいね!)

ワークライフバランスは時間で測れない。
(中略)バランスは関係なく、自分が充実していると思えることが大切なのです。
つまり、「働き方改革」と「短時間労働」は必ずしもイコールではありません。
(中略)追求すべきはワークライフバランスよりも、その向こうにあるクオリティ・オブ・ライフ、それをどう共有するかなんですね。
そして「私はこんなふうに考えているよ」と語り合うことが大事で、自分たちの思うクオリティ・オブ・ライフの定義をしっかりさせてあげることが必要です。
そしてこれをどう定義するかは会社でも国でもなく、本人との話し合いでしか決められないことなんです。

これも本当に納得!
早く帰れれば良いということではない、もちろん早く帰れるに越したことはないだろうけど、そういうバランスではない!
もっと深いところの、うまく言葉に出来なかった部分を、きちんと表現してくれていると感じました。

その他にも社員幸福度を向上させるための取り組み実例もたくさん載っていますし、評価・表彰制度もとても面白く、参考になると思います。

興味のある方はぜひ読んでみてください!



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