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ガッチャマン声優集合せよ!豪華トークコーナー🦅(タツノコプロ創立60周年記念特別公演より抜粋)

先日行われたタツノコプロ創立60周年記念公演。
本当に素晴らしいライブでした👏
↓↓↓ライブ配信視聴レポはこちら🎤🎼↓↓↓

そんな素敵なライブで行われた豪華ゲストによるトークコーナーを、可能な限り文字起こししました。(1万字を余裕で超えました!✌️)
ただ、文面では伝わりづらいところは少し意訳しています。ご了承ください。

トークコーナースタート💬

(MC:堀江美都子 上田みゆき/ささきいさお/笹川ひろし/吉田すずか/森功至)

上田みゆきさん/ささきいさおさん入場

上田みゆきさん『タツノコプロ60周年おめでとうございます、先程は初っ端から夫が間違えまして、本当に失礼しました。』
ミッチ大笑い✨ꉂ(ˊᗜˋ*)
上田みゆきさん『本当はわたくし、衣装ちゃんと持ってきたんです😢そうしましたら森功至が「いいよいいよそれ(私服)で!」って。言うんですね。それで夫までが「みぃちゃんそれでいいよ!」ってプロデューサーもみんなが言うんです。今日は地味な洋服で……』
ミッチ『いえ!大変エレガントと思います!✨』
上田みゆきさん『ありがとうございます〜』
いさお様、『みぃちゃん』って呼んでるのか……🥰(そこかい)
なんて素敵なご夫婦……🥰

ミッチ『さて!それでは続いて……(いさおさんが)初っ端から間違ったんですか?🤨』
上田みゆきさん『間違ったの!☺️』
絶対知ってるのに知らないフリしてる堀江美都子さん可愛い……。
ミッチ『ま、無かったことにしましょうここ、ささきいさおさんです!』
そんなイジりもあってか、苦笑いしながら登場のいさお様。

いさお様の12月

いさお様『12月にコロナになっちゃってね。』
みゆき様『言っちゃいけないの!』
この場面を見てコロナ後遺症の私は胸が痛くなった。うまくは説明できないけど……。早くこんな気持ちがない世界にして欲しい。

いさお様『ずっと運動してなくて今日歩くのがようやっと。本当にコロナって怖いですからね、皆さん気をつけてくださいね。』

いさお様『あの、かかってる時に大したことなくてもあとが怖いです。本当に体いわれます。』
いさお様もコロナ後遺症にかかっていたのか。そんな中、ステージで歌えている。本当に尊敬する。

いさお様『そろそろ、加山さんを見習って引退を考えなきゃいけないのかなって』
ミッチ『それは!ダメですよっ!まだまだですから!』
冗談なのか本気なのか分からないから怖い。まだまだいさお様の歌声を聞きたいから、冗談でありますように……✨🙏✨

笹川ひろしさんとミッチ

ミッチ『あたしなぜか……先生を見るとほっとする。昔からそうでした。いつもこう優しい笑顔でレコーディングとかも見守ってくださったんです。』
それを優しい笑顔で見守る笹川ひろし先生、微笑ましい☺️
というかこのトークコーナー、先生は終始笑顔でした。

ささきいさお/上田みゆき夫婦と森功至さん

森功至さん『ステージで夫婦隣座るなよぉ〜😗』
いさお様『だって指定されてるからしょうがないじゃない、僕だってすずかちゃんの隣行きたいよ😆』
おじさまたちのジョーク、かわいい。
ミッチ『じゃあ、変えてみる〜!?』
森功至さん『いいっ!このまんまで!』
そう言って森功至さんはにんまりしていました☺️

タツノコ作品で一番好きなのは?(水木一郎アニキのお話少しあり。)

MCミッチ『タツノコ作品の中で一番好きなのは?はい、功至さん!』

森功至さんの好きな作品

森功至さん『僕はもちろん、みつばちハッチ!』
絶対ここは『ガッチャマン』って答えるとこやん……笑😅という笑いが会場を包む。
ミッチ『そこ行く!?』
にこやかな森功至さん『ゆけゆけ〜ハッチ〜♪☺️』
ご機嫌な森功至さん。しかしほか出演者から『みなしごハッチ』だと指摘が。
(※2010年に公開された映画はみつばちハッチだからギリセーフ……?🤔)

森功至さん『あ、みなしごハッチか。でも、ハチはハチじゃん!』
いさお様『みつばちハッチじゃ全然普通じゃないっ!🤣』(文面では伝わりづらいですが、普通じゃない→否定では無いです💦)
楽しそうにつっつくいさお様。
森功至さん『……むかつくなぁ😤そんなこと言ってるけど今日、歌結構失敗してるよね?🤨』
仕返しのように今日のミスを笑いながら指摘する森功至さん。
いさお様『そう、今日ねぇ歌詞間違えるのが多いんだよ。なんか水木の霊が乗り移っちゃったんだ。』
とにこやかに話すいさお様。そしてこんな時に名前が出てくるアニキ。アニキといさお様の間柄だからできる冗談なんですよね。きっとアニキも天国で笑ってくれてると思うなぁ……。
ミッチ『功至さんがみなしごハッチ、どんなところがすきなのかなぁ?😌』
お子さんに聞くかのように優しく聞く堀江美都子さん。まるで保母さんのよう笑
森功至さん『ハッチってすごい可哀想じゃないですか。いつも毎週見るたんびにウゥッ、ってなんかこうね胸詰まるようなね。今にも涙がほっとこぼれそうな……』
森功至さん『それでいてテーマソングもなかなかいい曲ですよ。だから僕はねぇ……好きだな。』

森功至さん『でもぉ……本音言うとガッチャマンなんだけどね!』
照れ笑いをうかべる森功至さん。思わずキュンとしました。素敵……☺️

吉田すずかさんの好きな作品

ミッチ『すずかちゃんはどうでしょう?選びにくいですねえ〜』
なんてったって初代社長吉田竜夫さんの娘さん。
選びにくいですよね……。
すずかさん『はい〜、タツノコ作品は全部好きなんですけど……うぅん……。難しいなあ、全部好きすぎて。』
そんなすずかさんに助け舟のようにMCミッチ。
ミッチ『今ご自分で主に描いてらっしゃるのは?』
すずかさん『アクビちゃん!アクビちゃん描いてることが多いです。だけども……なんて言うかな、うぅん。吉田竜夫ぽさっていう事で……紅三四郎!!』
ミッチ『やった〜☺️』
2代目主題歌担当歌手も大喜び。
すずかさん『紅三四郎がね、やっぱりね、吉田竜夫っぽくて好きですね。』
ミッチ『あれお父さんぽいんですか?』
すずかさん『あの、本当にリアルで表情とかキャラクターが似てる。』
リアル路線は色々あるけど紅三四郎が1番男臭いイメージ。
すると興奮気味の堀江美都子さんが一言。
ミッチ『アニメの時に「こんなことあるの!?」っていう……』
ミッチ『道着を、パーンって投げて…空中で着る!空中で帯締められるのか!?っていうね!で、締めてからカーンって降りる。かっこいい……』
原作を見た事ないのでわからないのですが、そんなシーンあるの!?🥋
すずかさん『キメがかっこよくてそこ好きですね、すごく!』
ミッチ『あれ主題歌で言うと私のが2期目になるんですけども、オープニングの動画自体は変わってないんですよね!』
すずかさん『変わってないです!』
堀江美都子さんのアニソンデビュー曲となった『紅三四郎』のお話です。このトーク前にも歌唱していました。(詳細は冒頭のライブレポへ🎤)
ミッチ『曲が変わってるだけなんですよね!よく合いましたよね!!』
すずかさん『もう堀江美都子さんの歌が可愛すぎて……🥰大好きですぅ〜🥰』
ミッチ『11ちゃい。11ちゃいでがんばりました!』
すずかさん『めっちゃかわいいです!』
ミッチ『ありがとうございます!』
なんだこの可愛い世界、こちらこそありがとうございます。

笹川ひろし先生の好きな作品

ミッチ『さぁ、もっと答えにくい方です。創立メンバー!笹川先生!』
笹川先生『はい。あのねぇ……。数が多いでしょ。だからねぇ、みんな好きなんですけど。』
たくさんの作品を見てきた先生、悩ましいだろうなぁ……。色々間を置いて出てきた作品がこちら。
笹川先生『そうだなあ。やっぱり……ヤッターマンですかねえ。タイムボカンシリーズって(その当時は)言いましたけど。あれは長かったし。』
山本先生推しの自分は、笹川ひろしさんに『ヤッターマンが一番好き』と開口一番に言ってもらって自分の事のように嬉しかったなぁ🎲
笹川先生『それから僕SFものも好きで。キャシャーンなんかね、そういうリアル系のものもやらせてもらえて。だから好きですね。キャシャーンもね。ええ。ギャグとSFものが好きですね。』

キャシャーン、ガッチマン、あのタイトルはどんな意味?

話は変わってアニメタイトルの話へ。
いさお様『キャシャーンっていうのは、なんの音なんです?』
間髪入れず笹川先生『あれはねえ、タイトル決める時にねえ、非常に悩んだんですよ。「旋風なんとか」となねそれらしいものがどんどん出てくるんですけども。(いいものが)ないんですよね。それでね。ガラスをこう引っ掻いたらね。「キャシャーン」って音が……
会場爆笑、どんな状況でガラスひっかいてんの笑
いさお様『あれ、ガラス引っ掻いた音なんですか!🤣今度からはちょっと気持ちを変えて歌います。笑』
さっきも思ったけどトーク現場に主題歌担当歌手がいるの強すぎ。2倍楽しめる、お得✌️
笹川先生『これが強いことになるわけですよね。だから意味ないんですよアレ。……物事は壊れる、というくらいかな。こじつけて言えばね。』
アニメの世界、後乗せの世界……。😌
いさお様『でも、語呂はいいですよね!😁』
笹川先生『ついでに言いますけど、ガッチャマンもね、アレも意味ないんですよ。』
またもや会場爆笑。
いさお様『あっ、ないですよねぇ!笑』
笹川先生『あれもねぇ、ほんっとに悩んでねえ……困って困ってねえ』
森功至さん『なんか先生、あのぉ〜合体する時にガッチャーンってなるからとかいう話も』
俗説について質問する森功至さん。
確かに、その説も聞いたことがある。
笹川先生『そういう人もいるんです。でもアレはねある代理店のお偉い方がね「ガッチャマンってのはどうだ?」って……なんですかガッチャマンっていうのはってみんな唖然としましたよね。』
マジで意味なかったガッチャマン。
いさお様『僕も最初お話聞いた時に「なんですかガッチャマンって!」笑』
笹川先生『そうでしょ?だからそれがいいっておっしゃるんですよ。「ガッチャマンってなんだろ?」という気があるという……』
確かに、『それって何?』って気になるところから興味ってのは始まりますよねぇ。
ミッチ『でもやっぱりあの当時って色んな人達の知恵とかを集めて考え出されてますよね。』
笹川先生『特にタツノコプロの作品はオリジナル作品で出す作品が多かったもんで。マンガ連載のアニメ化じゃないもんで。その点も自由だったんですよね。』
既存のもののアニメ化ではなくてオリジナルだからこそタツノコプロ独自の魅力があるんだなぁ……。
笹川先生『だから我々で考えて我々で作ろうと言うのが趣旨だったですから。ほんとタイトルはいっつも悩むんです!』
いさお様『やっぱりいいタイトルつけないと当たらないですよね。』
笹川先生『だから幸いにね、その方がおっしゃる通りにね「ガッチャマンってなに?」っていうことがもう浸透しちゃってね。ガッチャマン、ガッチャマンって言ってるうちに非常にいい音声(語呂)だなと。』
いさお様『そうですよね。僕だってあの合いの手ってんだか真ん中に入る「ガッチャマン!」って言うのをずうっとやってましたから笑』
ミッチ『アイキャッチってやつですね!』
いさお様『アイキャッチですか。』

ささきいさおさんの好きな作品

ミッチ『で、いさおさんは?なにが(1番好きな作品)……』
いさお様『僕はだから、ずっと長く関わったのはガッチャマンですからね。だって2年やってまた何年か経ってそれでまた2年くらいやったでしょ?だからすごく長く関わってるから、やっぱりガッチャマンですね。』
ミッチ『愛着ありますもんね。』

上田みゆきさんの好きな作品

ミッチ『では、上田みゆきさんは?』
にこにこした上田みゆきさん『わたくしはやっぱりなんといってもガッチャマンのパート2(トゥー)です。うふふ。』
上田みゆきさん『これは作品っていうよりも作品もそうですけれども、あのプライベートな面でやっぱりガッチャマンパート2でレギュラーでと言われた時はわぁって感じがして。』
後の旦那様、ささきいさおさんと出会うことになるこの作品。そんな思い出の作品で話したいことが多いのか口早に語る上田みゆきさん。
上田みゆきさん『で、スタジオに行くたんびにドキドキドキドキして……』
森功至さん『それは何がドキドキしたんですかぁ!?😏』
渦中の人物、いさお様爆笑。
ミッチ『ナイスなツッコミです!』
思わず指パッチンする森功至さん。🫰
恋バナじゃん……笑
上田みゆきさん『ささきのことは絶対、こういう人は好きになっちゃいけないって思ってた。』
いさお様『なんで?』
なんとここに来て、衝撃的な告白!🤨
そりゃいさお様も聞いちゃうよね。
上田みゆきさん『だって(いさおさんが)入ってくるじゃない?そうするとスタジオがぱあっと明るくなるんですけども、なんか赤い顔してるんですよね。ゴルフ焼けなんだかお酒焼けなんだかわからない!それで隣に座ってなんとなくお酒の匂いっ。』
確かにそれは危険人物だ……笑
でも、現場が明るくなるような素敵な人なのは変わりないですね✨
上田みゆきさん『で、必ずなんかダジャレを言ったり、女性の話をしたり。なんかすごい和やかな中にもすごい、緊張感がある。あのほんとにそうなの!』
奥様のトークに終始笑ってしまういさお様。
上田みゆきさん『大平透さんもいらしたし、すごくなんかいい意味での緊張感があって。ひとつのセリフでもみんながワイワイワイワイ。それはおかしいよ、こうだよああだよっていう話になって。』
上田みゆきさん『それで大抵演出家の方がそこはこう直してくださいとおっしゃるんですけども。その前にみんなスタジオの中で喧々ごうごうともう色々言って。』
上田みゆきさん『それで大平さんが「あ、こうじゃない?」とおっしゃったら(スタジオが)うん。という感じで……。』
なんとも現場の賑やかさと大平透さんの威厳が感じられる貴重なエピソード。
上田みゆきさん『なんかとっても緊張感のある、それで和やかな素敵なスタジオだったんですね。』
上田みゆきさん『だから作品もとっても……歌も好きでしたし、あの、ミッチとの。』
ミッチ『はい。』
このトークで出たエンディングの『明日夢見て』ですが、このトークの後に歌っていただきました、最高でした😭👏✨(小並感)
上田みゆきさん『だから私にとってはプライベートでも作品でもすごく印象的な、好きな番組です。以上!』

堀江美都子さんの好きな作品

ミッチ『私も言っていいですかぁ?』(好きな作品を)
上田みゆきさん『どうぞ!』
ミッチ『私は……タツノコの……初のTVアニメシリーズ……宇宙エースですっ。』
会場からはあたたかい拍手。
そりゃ初の作品だもの。みんな好きだしみんな知ってるよね。
ミッチ『先生、私ねこれね。何歳?小学校、3年生くらいかなぁ、8歳くらいじゃないのかなぁ。モノクロでしたまだ!』
笹川先生『はい、モノクロでしたよ。』
ニコニコされる笹川先生、このシーンだけ好きすぎて何度も見ました。
ミッチ『でねこれね歌も含めて大好きでぇ、宇宙なんて……何!?なんかすごい好きだったなぁ。』
その時代で宇宙をテーマにしたアニメも沢山あったと思うけどその中でも魅力的だったんだろうなあ……。
(調べてみるとその当時めちゃくちゃ『宇宙』ってタイトルについてるアニメあるな……)
ミッチ『それでね、エネルギーを補充するのがチューイングガムなんですよ。』
笹川先生『そうですねえ。』
ミッチ『あれはねぇ、ベルトのバックルから出てくるんでしたっけ?ピュッと出てきて、食べるんですけど。あれは………スポンサーの?🤨
険しい表情の堀江美都子さんから繰り出される大人の事情な質問に会場爆笑。
笹川先生『いや別に、そういうことはないです笑』
ミッチ『たしか……カネボウガム🧐』
名探偵が推理するかのようなミッチ。
『宇宙エース カネボウ』で調べると出るわ出るわ当時のガムや広告。記憶力エグイな。
笹川先生『ガムのね、スポンサーがありましたけどね。たしかに。』
ミッチ『ありましたよね!私いっぱい買ったんです!』
視聴者の鏡、さすがミッチ👏

宇宙エース誕生秘話

そうして宇宙エースの制作当時秘話にうつります。
笹川先生『宇宙エースはねぇタツノコのねぇ、生まれる瞬間の第1話でしたからね……。テレビでやってもらえるかもわからないのにね。吉田竜夫さんという漫画家と、私も漫画家でしたけど……。(吉田さんが)兄弟3人いらっしゃるんですよ。その方たちが集まってアニメをやろう!ということになってね。』
笹川先生『アニメをやろう!って言ったって漫画は描いてますけどフィルムがないですからね。だからフィルムを作らなきゃいけない。で、何を作ろうかということで「宇宙エース」というのを決めてね。』
笹川先生『それでキャラクター作ってそれから本当に手探りでね。』
いさお様『最初は全部自前で……?』
笹川先生『自前ですよ。売れるか売れないかもわからないのにね、どんどんお金だけがつぎ込まれましたねえ。本当に宇宙エースよく出来たなあと思うんです。』
これで放送してダメでしたってなっていたらタツノコプロはなかったってことですもんね。すげぇや……。
笹川先生『パイロットフィルムと言いましてね、セールス用に15分くらいのフィルムを作ろうと。それで始めたんですけどね。それでも3ヶ月くらいかかってますね。』
仮に1秒に24枚アニメの元になる絵を描くとして21,600枚になる……。気が遠くなりそう。
いさお様『そんなもんなんですね。』
笹川先生『大変なんですよ。何も知らないから誰か経験者に聞く、ちょっと来てくださいって来てもらったりしてね。それで……(お金が無くなって)ダメな状態になったんですけどね。』
いさお様『そうですよね、投資投資じゃあもうお金回んなくなったら。』
笹川先生『それで15分ものが出来てようやくセールスが決まってね。その想いはもう……涙出てきますよ。』
ミッチ『そんな大変な作品だったんですね🥲』
皆さんの決死の努力の汗と涙が詰め込まれた宇宙エース。タツノコプロを生み出してくれてありがとう。
いさお様『それをミッチが見てたってのが不思議だよね!』
ミッチ『だって私多分、最初のテレビっ子だと思うんですよねえ。日本の普通の家庭にテレビが来て、子供たちがテレビでマンガを見るっていう最初だったと思うんです。』
私は生まれてからテレビがあるのが当たり前だったから、そのテレビが来た!って感覚はびっくりしただろうなぁ。
笹川先生『でもねぇ、私たちの宇宙エースが出たのはね日本のアニメーションではね、5本目くらいになってるんじゃないかと思うんです。』
凡人なので何から数えて5本かはわかりかねますが💦
まぁとにかく日本のテレビまんがの黎明期(れいめいき)だったということを言いたかったはず。
笹川先生『鉄腕アトムがあったりね、他の会社のやつがやっぱりボチボチ出てきてね、ちょっと遅かったですね。それにしてもああいう個人プロダクションでよく作ったなあという……その想いは宇宙エース様々ですね。』
制作秘話を聞いて大興奮の堀江美都子さん。
ミッチ『……もう!すごいです!歌もソラで歌えるくらい覚えてますもん!ほんとに!』
笹川先生『もう宇宙エースは涙出ますよ。』
ミッチ『涙出る!?私も涙出る〜😭』
瞳に手を添え、涙を拭くジェスチャー。かわいい。
いさお様『ちなみに、主題歌は誰が歌ってたの?』
ミッチ『えっとね、合唱団なんですよ。』
いさお様『あ、合唱団なんだね。』
ここで堀江美都子さん、宇宙エースの主題歌披露。
ミッチ『宇宙の果てで燃えている〜♪』
すごい笑顔な笹川先生『あ、曲……よく覚えてますね。』
嬉しそうな先生。笑顔の先生を見ているとこちらも嬉しくなる。そんな中堀江美都子さんの歌は続く。
上田みゆきさん『すごいわねミッチってね!記憶力!』
その声に嬉しそうな表情を浮かべる堀江美都子さん。
ミッチ『だぁいすきだったんです!お〜♪輝く〜♪シルバーリング〜♪エース、エース、』
すると笹川先生もつられて歌いだします🎤
ミッチ/笹川先生『宇宙エース〜飛んでゆけ(く)〜♪』
先生は「く」で歌ってしまって『け、か。』とぼそり。
何十年も前の歌を覚えている堀江美都子さん、素晴らしい……👏
いさお様『すごい記憶力だね!やっぱり歌手だね!俺、人の歌なんて全然覚えてないからねぇ。自分の歌だって忘れちゃう!配信があるのに間違えてばっかだ!ほんとの背信行為だこりゃあね!😆』
これぞ、オヤジギャグ。しかし最初に聞いた時《背信》の文字が浮かばず(何を言ってるんだ……?)という頭になりました笑

ミッチ『では次のテーマです。今日はですねガッチャマンご出演の皆さんが多いので、ガッチャマンについてお話していただきたいと思いますが……』

セリフ披露!

ミッチ『その前に功至さん!』
森功至さん『はい、何?』
ミッチ『ほら!お客様がっ、ぜひ!ぜひぃ……。』
セリフを楽しそうに促すミッチ。
森功至さん『え?なに?』とぼける森功至さん。
いさお様『セリフをっ!……ある時はひとつ……
もういさお様の時点でかっこいい……。好き……❤️(おいおい、ここで満足すな。)
森功至さん『またやるの……。』といいつつにんまり。かわいい笑顔!わたし、おじさまの笑顔にかなり弱い。
本当に配信の中でかわいいがたくさんある……やっぱり配信買ってよかった……。もう見れないの残念😭
ミッチ『今日はお正月ですからサービスを!60周年ですタツノコ!』
会場からダメ押しの拍手👏
いさお様『ちゃんと立って立って!』
ミッチ『かっこつけてやって!』
はしゃぐいさお様とミッチのおふたり。
和気あいあいと進むトークコーナー、なんだか素敵だな。
森功至さん『しょうがない、やるか……』
空気がスっと締まる。

森功至さん『ある時は5つ、ある時は1つ。実態を見せずに忍び寄る白い影!G1号大鷲の健!またの名を、科学忍者隊、ガッチャマン!
セリフ披露に会場から感謝の拍手万雷。

いさお様『衰えてないねぇ!』
客席もいさお様も大喜び😆
森功至さん『もうこれで今日、声が出ない……今から無口になります……』
なんてかすれた声を作って冗談。しかしセリフと別人すぎてビックリしちゃう!素晴らしい、かっこよい……😭

いさお様『当時はもっと甲高くなかった?声。』
森功至さん『そうだね、ちょっと声がね低くなってきちゃったね。』
いさお様『歳をとるとほんとに低く(なる)ね…』
森功至さん『抜けるような高い音が出なくなってきちゃう。もう歳ですな。』
いさお様『あの頃は抜けるような声だったよね!』
森功至さん『うるせぇ〜!!そんな事ねえよ!』
褒められているのが照れるのか可愛い森功至さん。

ガッチャマン声優秘話

いさお様『本当はオーディションで大鷲の健を受けてたの。連絡も来なくてこれは落ちたと思ったの。』

いさお様『そしたら「今録音してるからすぐ来てください!」って連絡が来たから向かったの。台本貰って大鷲の健のセリフを言ったら横で同じようにセリフを読む奴がいるんだよぉ。』
会場大ウケ。確かに今の時点ではいさお様は森功至さんのセリフを奪ってる悪者ですものね笑😅
いさお様『なんなんだよっ!これは俺の役じゃないか!って叱ったらあっちが本当の大鷲の健役だったの😆』
森功至さん『だって俺が台本見てたら自分のセリフ見てたら向こうから同じセリフが聞こえてくんの!😠』
自分のセリフを取られるとばっちり森功至さん。
しかしいさお様も何も知らないので可哀想……。
森功至さん『ささきいさおさんと初めてお会いしたんだ。噂では和製プレスリーと呼ばれててこの人があのささきいさおさんかぁ、背が高いしかっこいいなぁって第一印象はすごい良かった!』
確かにいさお様の足、えげつな長いですよね。
スタイルよすぎ、カッコよすぎ✨👏
森功至さん『でもマイク前に立ったら俺のセリフ言うから、なんだコイツっ!って思って!ちょっと有名だからってさぁ!😤』
ちょいおこな森功至さん、これにはいさお様も大笑い。

いさお様『別に、有名だからって人の役取る訳じゃないんだけど〜💦』
和やかに笑顔が弾けるトーク。微笑ましいなぁ……幸せ空間だ……。最高🥲
いさお様『でも声のバランスとしては甲高い抜けるような声と僕は低音だからそれがよかったんだと思います。』

ささきいさおさんによるセリフ披露

ミッチ『じゃあいさおさん、そのジョーをやってください。』
ささきいさおさんによるセリフ披露。
いさお様『疲れたぜ……あはは!😆』
拍手に照れ笑いを浮かべるいさお様。
いさお様『あとはね、ベルク・カッツェの野郎!ってのとね、バードミサイルを打ち込んでやるぜ!こればっかだ!』
どうやら名セリフなようで、会場が湧きまくる。(ただ私作品未履修なのでわからず😌)

いさお様『僕の役ってそのくらいしかセリフなかったの、最初。無口でニヒルな男って書いてあるの。』
森功至さん『だから楽な仕事だったんだよねっ!』
ミッチ『功至さんばっかり喋ってたの?』
森功至さん『そうだよーぉ、大変だったよー😗』
ミッチ『しょうがないよ主役だからね☺️』
笑顔でいなす堀江美都子さん、好きです笑
いさお様『それがさ、コンドルのジョーの人気が出てセリフが多くなっちゃって……。なにが無口でニヒルな男だよ!って!』
キャラの人気が出たなら仕方ないね。ちょっとした愚痴が聞けるのもこのトークショーならでは。

上田みゆきさんによるセリフ披露……?

ミッチ『それでみゆきさんは?』
セリフ披露を促す堀江美都子さん。
しかし話は思わぬ方向へ。
いさお様『功至と幼なじみだったんだよね。』
森功至さん『うん、まぁ彼女と僕は子役からやってて家も1駅向こう側に住んでて……』
上田みゆきさん『そんなことまで……』
ミッチ『個人情報だよっ!😠』
森功至さん『まぁでも今お互いそこに住んでないから。だから芸能界で唯一おさな友達なの。てかどういう繋がりでこの話になってんの?🤔』
上田みゆきさん『いさおちゃんが……』
『いさおちゃん』って呼んでるの!?!?可愛すぎる!!!なんて可愛い夫婦なんだ!!!!🥰(落ち着けオタク)

笹川先生によるガッチャマンⅡ裏話

ミッチ『ていうかみゆきさんはそのガッチャマンでどんな役で出られてたんですか?』
話の筋を戻すMC堀江美都子さん。
上田みゆきさん『南部博士の謎の秘書。謎がつくんですよね!謎の秘書パンドラ博士っていう役なんです!』
森功至さん『謎の秘書ってだったの?』
上田みゆきさん『謎の秘書って書いてあった!だって、突然最後の方で……』
上田みゆきさん『あたし、伺いたかったんです!あのゲルサドラが実はパンドラの息子なんですよね!私、知らなくて……😢』
※ゲルサドラ=敵キャラクターの名前。
森功至さん『初めて聞いた!』上田みゆきさん『でしょ!』
上田みゆきさん『あたしそんな芝居してない!って感じで……突然「あのゲルサドラが、あたしのサミーだったなんて!」ってセリフがあってそんないきなりって!本当に焦りました……。』
ミッチ『そうなんですか!』
上田みゆきさん『最初からそういう設定ってあったんですか。』
すかさず笹川先生『後付けですねえ〜多分ね』
アニメの世界、後乗せの世界。(本日2度目)
そんなほんわか言われても笑😅
裏話すぎる内容に会場もどよめきながら笑う。
上田みゆきさん『そうなんですかぁ〜』
いさお様『結構アニメーションとかってこうやった方が面白いって勝手に変わっちゃったりしますよね。』
笹川先生『終わりの方になるとどうしようかこうしようかと議論があるんですよ。そしたら視聴者の方を裏切るのもね1つの手法ですからね。みんなが思うようになったらそれきりですよ。』
みんなが思うようになったらそれきり》大事な言葉だなぁ……。
笹川先生『ギリギリまで逆転とか考えたりするのが多いですね。スタートする時終わり考えてないですよ。というのも何クール続くかわからないですから。』
今のアニメはそういうことないよな……🤔
だからこそ決められていない範囲で作ることが出来る、自由度が高いものになったんだろうなぁ。
笹川先生『いい加減な感じでやるんですけど、結構上手くいくんですよ〜』
いい加減が"良い加減"だったのかも✌️

上田みゆきさんによるセリフ披露

ミッチ『みゆきさん、今やっていただいたのは役のセリフですか?』
上田みゆきさん『いえ、あれも最後の方であったんですけども……えっとね、えー、立って言おう!』
紆余曲折ありここでようやくセリフ披露。会場拍手。
上田みゆきさん『南部博士を救うのはジョー、あなたしかいないのよ。あたしは知っていたわ。あなたがサイボーグだということを!
『……これだけ。』と照れながら着席。会場からは感動の拍手。

引き続きガッチャマン裏話

いさお様『あれ、どうして(コンドルのジョーは)サイボーグで生き返ったんですかね!?』
笹川先生『結構1が終わって評判が良くて続編をやらないかと言う声が視聴者の声があったんです。あまりにも人気があるんでね、やりましょうと言うことになって。スタッフ会議をしてね。急ごしらえでもないんだけど、どうしても話に無理があるところもあるんですよ。』
アニメの世界、後乗せの世界。(本日3度目)
いさお様『吉田竜夫先生の原作が1番しっかりしてましたね。おもしろかったです。』
笹川先生『吉田竜夫さんの中でもガッチャマンキャラは1、2を争うくらい(人気)じゃないですかね。』

塩屋翼さん登場

ミッチ『でね、今日はですね。客席にガッチャマンG4号。塩屋翼さんが。』
いさお様『翼いるんだ!どこいる?』
森功至さん『どこにいる〜?』
楽しそうに塩屋さんを探す面々。
いさお様『あっ!あんな近くにいた!』
上田みゆきさん『どこぉ?』
ミッチ『翼ちゃん!久しぶり〜!あちらです〜。』
客席からステージ前に降りてきて照明が塩屋さんへ当たる。
いさお様『さっきねぇ、(塩屋さんの役が)ガッチャマンのG何号だっけって話になってね。笑』
ミッチ『ひどいのよ!レギュラー陣がね、え?5だろ?4だろ?って言ってたんですよォ。』
すると森功至さんがステージ上から塩屋さんに近づく。
森功至さん『(塩屋さんの着用しているTシャツを見て)あ、4?4か。そのTシャツどしたの?』
塩屋さん『こないだもらったんです』(小声)
森功至さん『そうですかっ』(小声)

そのTシャツがこちら。そして足早に席へ戻る森功至さん。
森功至さん『ほら、G4って僕言ったじゃん!』
上田みゆきさん『そうだっけ?』
ミッチ『え?5って言った〜』
いさお様『言わなかったよ!G4号はミミズクの竜だっつったんだよ!』
みんなにやいのやいのと言われる森功至さん笑
森功至さん『1年経つごとにね、どんどんどんどん忘れていっちゃうんですよ。』
ミッチ『すみませんありがとうございます、今日は来ていただいてね。』
上田みゆきさん『昨日突然連絡してごめんね?』
レギュラー陣が仲良さそうでとてもいい……。
ミッチ『私翼ちゃんとも何作もレギュラーをご一緒したので久しぶりにお会いして……!ねぇ〜、あとでっ!』
拍手とともに席に戻る塩屋さん。

塩屋翼さんについて

いさお様『最初に(塩屋さんが)G4号をやったのは……14歳。』
森功至さん『で、途中で声変わりをしたんだよね。』
いさお様『そうそうそう。』
森功至さん『ボーイソプラノっぽいような高い声が途端にガラガラ声みたいになって大人の声になっちゃったんですよ。』
いさお様『でもよく続けましたね変えないで。普通だったら子役の人に変えちゃったりするじゃん。』
森功至さん『でもね、数字が良かっただけにね、早々は変えられないんですよ。視聴率が良かったから。』
いさお様『すごかったですよね、日曜の夕方でしょ?すごい視聴率取ってましたね!』
笹川先生『すごかったですねえ』
いさお様『20何パーセントかなんか聞いた時ビックリしましたよ!』
調べたところ26.5%とのこと。すごいなぁ……。
(引用元はWikipediaから。)

ヤッターマンに関する質問

ミッチ『本当に人気のあるすごい作品が続々と生まれたタツノコプロですけども、いただいた質問の中でどうしても笹川先生に聞きたいことが。』
ミッチ『ヤッターマンの中のボヤッキーがよく「会津若松のおハナちゃん」と言うのは笹川先生の初恋相手だと聞いたことがあるのですが本当ですか?』
これは私も気になる質問!ぜひ聞きたい!💚
笹川先生『会津若松もほんとですし、(書いてるうちに)何人かの女性に近寄って行ったかもしれませんね……。ふるさとの女性に全員私の恋人だと思えばいいという気持ちで書きました。』
ミッチ『なるほど〜』
長年の疑問、これにて解決!💡

吉田すずかさんのお仕事について

ミッチ『さて、それではすずかちゃんにお聞きしたいと思います。今はずっとキャラクターデザインのお仕事をされていて。』
すずかさん『キャラクターデザインのお仕事をさせていただいてます〜』
ミッチ『この間個展もやられていて、アクビちゃんのグッズも完売してしまったと……すごいですよね!アクビちゃんをはじめ他のキャラも新しく生まれ変わった感じでファンシーな感じですよね。』
すずかさん『ちょっと可愛いタッチで描いてます。』
ミッチ『タツノコプロにあるすずかちゃんのお部屋がそこだけ異世界なんです。その一角だけピンクだったりツボがあったりすごいんです。』

笹川先生『あのね、すずかさんってね。吉田竜夫先生のお子さんの中で絵がすごいうまいんですよ。天才っていうんですかね。するとお父さんが「これすずかが描いたんだけどこれ作品にならないか?」と持ってくるんだけどけろっこデメタンっていうね、作品はすずかちゃんがまだ1年生か2年生かな?』

すずかさん『はい、小さい頃描いたスケッチブック……』

笹川先生『お父さんがそれを持ってきてじゃあ会議しようかって言ってね。』
すげえなそれ……🐸え?それってけろっこデメタンの原作が吉田すずかさんってこと?もっと詳しく聞きてえ!と思ったところでこの話は終了。

ミッチ『どうですか?今年、創立60周年。』
すずかさん『すごい60年も経ってるなんてね。キャラクター達が今でもそんなに愛されてて今でも人気があるなんてとっても嬉しいです!』
ミッチ『ぜひ60周年と言わずこれから先も良い作品を作っていただきたいと思います。皆さんありがとうございました!』

ガッチャマンの歌、歌唱!

ミッチ『ではトークコーナーの最後に皆さんで一緒に歌を!』
いさお様『子門くんのやつね。』
ミッチ『子門さんがね、オリジナル歌ってらっしゃいましたから。』
森功至さん『やだなぁ……』
ミッチ『いちばん大きな声で功至さん!』
森功至さん『やだよ。』
ミッチ『やだよってことはOK!ってことなんです!』
いさお様『楽屋で一生懸命練習してたもん。ひとりで。』
森功至さん、にんまり笑顔。

そうして皆さんで楽しそうに歌唱。
これにてトークコーナーは終了しました。
改めまして貴重なライブを開催していただき、ありがとうございます😭✨

ここまで読んでくれた物好きな全国の女子高生のみなさん〜🥰
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めちゃくちゃ長いレポになりましたがありがとうございました!🎤
最後に。こんな素敵なライブを開催してくれたバースデーソングのスタッフの皆さんや演者の皆さん、そしてなによりタツノコプロありがとう!!!🐉

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