学力ではなく「仕事の能力」にも遺伝?!
身も蓋もない話ですが、遺伝の影響は年齢が上がるほどに強くなるとのことです。日本企業は、若いうちは差をつけず、中高年になってから差をつける人事制度でしたが、割と合理的だったのかもしれません。
中高年になると、「環境」の影響は弱くなり、遺伝的な「能力」の差が露骨に出てくるようです。
逆に言えば、家が貧しくて良い大学へ行けなかった人も、頑張って資格試験やスキル、英語などを努力すれば、中高年で東大などの一流大学卒業生に勝てるのかもしれません。ただし、JTCは非常に保守的で、中途採用でも学歴や一社目の会社名にこだわるので、優良ベンチャーやスタートアップのほうが下剋上はしやすいと思います。
ただし、親が金持ちで東大へ行けた人は、その親も「遺伝的に優秀」な可能性が高いので、意外と下剋上はないのかもしれません。お金持ちの親は、仕事ができるからお金持ちの可能性が高いわけです。
なんとも残酷な話ですが、仕方がないと思います。私はADHDなのかもしれませんが(おそらく)、遺伝的には恵まれていると思います。東大と早慶で出世で逆転現象があるのは、これが理由かもしれませんね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?