京大文系VS一橋大学
結論から先に書く。
・偏差値
ほぼ互角
・就職
一橋大学の勝利
・大学生活
京大文系の勝利
・総合
ほぼ互角
詳細を説明したい。
まず、河合塾の全統模試の偏差値では、両者とも67.5近辺となっている(京大下位学部を除く)。だが、超難関大学の場合は、偏差値だけではなく問題の難しさも考慮する必要性がある。なぜならば、模試よりも難しい問題が出るので、トップレベル受験生の中でもさらに差が開くからだ。偏差値というのはあくまで相対的なもので、母集団や試験難易度で分布(分散)は変化するのだ。私はプロの予備校講師ではないが、数学以外を比較検討すると、地歴は一橋大学のほうが難しく、他はほぼ互角の難しさだと思う。
就職は、五大商社、広告代理店、コンサルティングファーム、大手インフラ(東電、関電)あたりで比較すると、一橋大学に軍配が上がる。関電以外は東京に本社があるので、必然的に一橋大学に有利な結果となる。こればかりは仕方がないのだ。京大が設立された明治時代には想定されなかった事態だと思う。
大学生活になるが、これはお互いの本拠地である関西圏・首都圏での認知度やモテ度で考えたい。すると、京大の勝利となる。一橋大学はトップレベルのエリートにしか認知度がない。早慶のほうがエリートと誤解している人もいるくらいだ。しかし、京大は関西圏で圧倒的な存在感がある。
総合すると、ほぼ互角ではないかと思う。就職で有利になりたいならば一橋大学、関西圏でイキりたいならば京大文系がいいだろう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?