また生物部がやらかした!A-Levelを学ぶ編¦酵素1(生体分子#9)
疲れたら、とにかく寝る!寝て回復!
寝て回復できない時は、睡眠の質が良くないかもしれませんね。
私も枕を変えたり、マットレスを厚くしたり、と色々試しましたが、
なんとなく気持ちよくスポーツした日とかはよく眠れる気がします。
でも、一概に体を動かせばいいわけではなく、例えば引っ越し作業とかだとよく眠れなかったり、、。
私の場合は、いろいろ考えることが多すぎると眠れなくなるのかな、、。
人によっても違うと思うので、皆さんもしっかりと自分の睡眠を分析して、ぜひ一緒に快眠を目指しましょう!^^
さ、今日はタンパク質の中でも特に重要な酵素についてのお話です!
動物も植物も、生き物は酵素がないと生きていけません。
動物にとっての睡眠と同じですね!必要不可欠!
…そういえば、植物に睡眠ってあるんでしょうか、、?
↑
一緒に学ぶ仲間の著作です。ぜひ!^^
「酵素は生体触媒である。」
以前もお話しした通り、触媒とは「自分は変わらず、他の反応を促進する」はたらきを持ったものでした。
酵素は、そんな触媒作用で体内のあらゆる化学反応を促進し続けているので、生体触媒と呼ばれています。
酵素は、細胞の中ではたらくこともあれば、消化液などの成分として細胞の外側ではたらくときもあります。
細胞レベルでも、個体レベルでも、私たち生き物は酵素のはたらきの恩恵を受けている、というわけです。
酵素のはたらきは、からだをつくったり維持したりすること(物質の合成など)にも及びます。
酵素はタンパク質なので、アミノ酸の連なったポリペプチドからできているのですが、酵素の種類ごとに決まった立体構造をとっています。
特に、酵素がはたらきかける相手(基質といいます)に結合する部分を活性部位といって、この活性部位の形は基質の形にうまく合うようになっているのです。
酵素と基質がうまく結合できて初めて、酵素が活躍できるというわけです。
酵素はどうやってはたらくの?
そもそも、酵素が促進しようとしている化学反応は、どうやって進んでいるのでしょうか?
化学反応では、まず反応を進めるにあたって、一定のエネルギーが化学物質に与えられている必要があります。
このエネルギーを活性化エネルギーといって、熱エネルギーとして与えられることが多いです。
実は酵素は、化学反応に関わることで、この活性化エネルギーの量を低下させることができるんです!
これによって、例えば体温程度の低い温度でも、高い温度の時と同じような速いスピードで反応が進むことになるのです。
基質が酵素の活性部位に結合したものを酵素-基質複合体といって、反応が完了したら、出来上がったもの(生成物)と酵素に再び分かれます。
でも、、酵素が無いときは、基質にたくさんのエネルギーを与えて動きを活性化(振動させたり、移動させたり)させないといけないのに、酵素が低いエネルギーしかない環境で反応を進ませることが出来るのはどうしてでしょうか?
酵素が2つの基質を結合させるとき、酵素に基質が結合することで2つの基質分子が適切な位置に収まり、互いの結合面が近付くので、基質の結合面が合わさらず何度もぶつかりあうことが少なくなり、結合しやすくなります。
酵素が基質を2つに分解するとき、酵素に基質が結合することで基質の「切り取り線(分かれるべきところ)」に負担をかけることができるので、より簡単に分解させることができます。
はい!酵素のお話は長いので、これくらいにしましょう!
ところで酵素ドリンクってほんとに効くのかな?
興味はあるけど、私には高価で手を出せない代物です。
飲んで良い効果があった人がいたら、ぜひおすすめ教えてください笑
では!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?