長いリハビリ生活を超えてやっと掴んだ復帰戦
復帰してからも思うように身体が動かなかったり、膝の痛みと付き合いながら、ようやく自分の足になってきた感覚が戻りつつある

約1年ぶりの公式戦復帰戦には
家族も多く離れた鹿児島から駆けつけてくれた

母はスタメンに選ばれたということを知った瞬間
ボロ泣きしていたそうだ
手術の時も駆けつけてくれて、約1年間ピッチに立てない悔しさをともに拭ってくれて、ありがとう
その話を聞いた時ふいに込み上げてくるものがあった

たくさん心配をかけたね、ごめんね

試合の結果は負けてしまったけど久々のピッチの景色、観客の声援は特別なものでした

人生初、前十字靭帯断裂という大怪我を追い、怪我をした人の痛みも苦しみも痛いほどにわかった

だからそこから這い上がった人にはリスペクトしているし、勝手に親近感が湧く

もちろん同じ経験はしないほうがいいし、
したくない
けどもし怪我をした人がいるならばその経験は無駄にはならないし、リハビリの日々や痛みや苦しみとの葛藤は自分自身を強くたくましくしてくれたよということを伝えたい

"無事これ名馬"

病気や怪我もなく，第一線で活躍し続ける馬こそが名馬なのである

応援してくれる方に復帰おめでとうという言葉とともに今後の期待を込めてもらった言葉だ

怪我で得たことも多くあるけれど、やはりスポーツ選手である以上、活躍し続けなければいけない

本当に強い選手は怪我をしない

たしかにそうだ、
できることすべてを尽くして
強い身体と闘い続けたい

そして更なる高みを目指したい