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懐かしい記録メディア 「カセットテープ」

今回紹介するのは、カセットテープです。

もう40年以上も昔の話になりますが、その頃はまだパソコン用のハードディスクもUSBメモリもなく、フロッピーディスクさえも高価で一般的ではありませんでした。

そんな時代に、パソコン用の記録メディアとしてよく利用されていたのが、なんとカセットテープ。\(◎o◎)/!
あの、音楽を録音するカセットテープです。

デジタルデータをパソコン側で音に変換してカセットテープに記録しました。
またカセットテープの音を読み込んで、それをパソコン側でデジタルデータに変換してました。
これぞ、デジタルとアナログの融合〜ヽ(^。^)ノ

その頃のパソコン雑誌には、A社のテープレコーダーには、〇〇社のデープがいいとか、T社のテープレコーダには◆◆社のテープが相性がいい…とか。
そんな話題がよく掲載されてました。
また、テーブレコーダーでの再生時のボリュームやトーンのツマミの設定をどれくらいにすればエラーにならないとかも試行錯誤が必要で、そのテクニックも雑誌に掲載されてました。

実際によく読み込みエラーが発生したんです。
ゲームのプログラムなどは読み込みに数分かかることも多く、読み込み完了まであと少し…というあたりで読み込みエラーになると、まだ最初からチャレンジになるので、かなり落ち込みました。_l ̄l●lll

プログラムの記録に必要な時間は数分なので、10分とか15分とかの短い時間のカセットテープも発売されていたと思います。

写真は、私が人生で初めて購入したNECのパソコン「PC-8001」用の音源ユニット「CMU-800」のプログラムが録音されたカセットテープと本体です。

PC-8001「COMPU MUSIC CMU-800」用のプログラムが録音されたカセットテープ
音源ユニットのCMU-800(正面)
音源ユニットのCMU-800(背面)

当時のパソコンは音源というのはほとんど搭載されていなくて、出せる音はせいぜいブザー音程度。
なのでこういう音源ユニットを別途購入し接続していろいろな音をして楽しんでました。
超〜簡易的なシンセサイザーです。
私もPC-8001に音源ユニットを接続して、ちょっとした曲を演奏させることにだいぶハマってました。

昔はゲームとかけっこうな数のカセットテープがあったのですが、今手元にあるのは2本くらいでした。
ゲームといっても市販されているものの他に、雑誌に掲載されているプログラムリストを自分で何日もかけてキードードから打ち込んで、それをカセットテープに録音したものがほとんどでした。
捨ててしまったのか、どこかにしまい込んでしまったのか?

たかがカセットテープですが、思い出の詰まった大切なカセットテープです。

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