見出し画像

ヨガなのかストレッチなのか

こんばんは!
ヨガインストラクターのあかねです


私のヨガとの最初の出会いは
フィットネスクラブのアルバイトで
「ヨガのクラス受け持って」
と言われた瞬間でした


本当に身体ガチガチだった私は
「本当に無理」と思ったのですが
研修が始まり
無理やり身体を伸ばされる日々でした。

教えてくれる人に対しても
「元々身体柔らかいからってムカつく」

来てくれる生徒さんに対しても
「私が身体硬いからって馬鹿にしてる」

なんて悶々としていたり。


身体も筋を伸ばしたんじゃないか
くらい毎日痛くて
本当にしんどかったのを思い出します


そんな私が時がたち
改めて「ヨガ」というものを
本格的に学び

果たして、
あの頃やっていたのは
本当にヨガだったのか?
と思うのです


と、いうのも
私たちが今ヨガと呼んでいるものは
大抵、ポーズの練習=アーサナ
を指しますが

本来、
ヤマ(やってはいけないこと5つ)
ニヤマ(やったほうがいいこと5つ)
という土台の上にアーサナがあるのです


ヤマ(やってはいけないこと)の1つ目は
非暴力=アヒンサー
という教えです

身体的な暴力だけでなく
言葉、心の面からの暴力もやめましょう
という教え。

私は当時、
ヨガを教えてくれる人
来てくれる生徒さん
に対して
心の面の暴力を行ってましたし

何よりも自分の身体の
現在の状況も鑑みず、
悲鳴をあげるほど
伸ばしまくるのは
まさに自分に対しての暴力


ニヤマ(やったほうがいいこと)の2つめは
知足=サントーシャ
その字の通り、足りていることを知りましょう
という教えです

私は健康で充分な身体を持っているにも関わらず
「私なんて身体が硬いから」
と、私に足りていないものにばかり
目が行っていました。
(その結果、暴力的な思いが出てきたり)


ヨガとストレッチの違いは?
と聞かれたりしますが

ヨガには、
ヤマ、ニヤマという土台があること
が大きな違いだと思います


やらされていた感、
無理やり身体を酷使していた、
他人に対して暴力的、
その状態でヨガをしていた私でしたが

こうして土台の上で
アーサナ(ポーズの練習)を行うことが
少しずつできるようになり
ヨガの心地よさだけでなく
ヨガマットから降りた世界でも
あの頃より軽やかに生きられていると思います

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?