九州での震災と、改めて写真家としての決意

熊本の地震は続いていて、私も皆さんの安否を心配しています。

震度5以上の地震が来る度に実家に電話している状況で、何もできない無力さを感じていました。

今日もすぐ父に電話をかけました。
ニュースは酷い状況で家族は私に心配をかけないように空元気なのかなぁと思っていたから。

父の声を聞いた時、その心配は一瞬にして拭い去りました。
なんともうゴールデンウィークのお客様を迎える為に準備をしているとのこと。

え?こんな状況で大丈夫なの??って聞いたらオーベルジュコヤマは水も電気もガスも何の問題もなかったそうです。そして食材の買い付けに行くのも問題ないとの事。

父はお客様のことを常に考え、いかに安全に喜んで来てもらえるか考えて実行していました。ここに来れる交通手段もきちんと考えてるとの事。

「なんでそんなに前向きなの?」って私は聞きました。
それは震災直後に今まで来て下さったお客様から沢山お電話を頂いて、改めて感謝の気持ちでいっぱいになったそうです。

「自分が落ち込んでる場合じゃない。今できる事はお客様の喜ぶ顔を見れる事や。お父さんはそれに向けてもう前に動き出してるんや」って言ってました。

思えばいつだって父は数々の逆境を乗り越えて来た人。困難な事があっても"何とかする"この精神で今までやれて来た事が沢山ありました。

そんな事を忘れていた私。そしてそれを思い出して「あぁ、やっぱり父には敵わないな」と。
子供時代強烈な憧れと尊敬を抱いて背中を見て育った事を思い出し、ホッとしました。

妹からも写真が送られて来ました。光に包まれた何とも言えない幸せな雰囲気に涙が出ました。

その写真には「大丈夫、安心して、こっちはいつもと変わらないオーベルジュコヤマがあるよ」と言ってるかのような言葉が一瞬で伝わって来ました。

言葉より何より伝わる事が、写真にはあります。私はそれを使命として写真を撮っています。
これからも皆さんの身近に私の写真が届き、笑顔が増えるように努力して行きたいと思っています。
よろしくお願いします!

記念写真でなくても、プロフィール写真も継続して行っております。
お客様のニーズに合わせて写真を撮らせて頂きますので、ご興味のある方はご連絡ください☆
https://m.facebook.com/events/1073365299373799?acontext=%7B%22ref%22%3A104%2C%22action_history%22%3A%22null%22%7D&aref=104

小山茜
redcat0929@gmail.com
http://akanephoto.com

#震災復興 #写真家 #人物撮影

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?