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小説に出てくる日常生活では使わない単語を使ってみよう

最近、小説を読み始めたわけですが。

日常生活では到底使わない単語が多々で出てきます。
これは表現するために、作者が色んな言葉を使うとは思うのですが。

なんとなく意味はわかるけど、使ったことは一度もないというような単語が、バンバン飛び出してきます。

例えば「促す(うながす)」
物事を早くするようにせきたてる、またはある行為をするように仕向けることです。 

使ってそうで使ってない感じがします。
「促す」を使うのであれば、「催促する」の方が使うのではないでしょうか。
これはまだ使う可能性はありますが、絶対日常生活に使わないという単語も小説には出てきます。

双眸 (そうぼう): 両目、目のこと。
愉悦 (ゆえつ): 心が楽しく喜ぶこと。
諌める (いさめる): 間違っていると思うことを正しくするように説得すること。
謳う (うたう): 歌うこと。ただし、歌詞が意味を持つ場合に使います。

なんとなく意味はわかるけど、日常生活では使ったことない。
使ってみるとどうなるのでしょうか?
例えば「諫める」を日常生活で使ってみる。

友達に「昨日、上司が不正を見逃そうとしたからさ、俺、諫めたよ」

やはりちょっと違和感があります。
普通だったら「止めたよ」かもしれません。
しかし、「こいつ、諫めるなんて言葉使ってる。こいつ、できる」と友達に一目置かれると思います。

やはり、表現力は高い方が絶対にいいです。
賢く見られそうだし、普通とは違うなと見られます。
なので、強引でもこういう言葉を使っていった方がいいのではないでしょうか?

オーディションで「私は謳うことが好きです」

面接官は「歌う」と思います。
そして「じゃあ歌ってみてもらえるかな?」と言われます。

「私の信念はまっすぐと生き抜くことで、雑念を振り払い…」
面接官は初めは「?」です。
しかし、「もしかして、『謳う』の方?奥深い。こいつ、できる」
合格になります。

どんどん使って表現力を高めていきましょう。

「まなこ力検査で双眸ともに0.5でさ、メガネを促されたよ。ただメガネは気持ち悪いから、メガネだけはって請うったんだけどダメだった。ゆえつーw」

このように連続コンボが使えるようになったら上級者です。
もうなんか表現者の、それはそれは、凄いやつバージョンです。

この凄さを表現できない僕は、まだまだです。


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