不安にまみれた日の日記。
何か嫌な夢で目が覚める。
土曜日。春が近づいてきた明るい陽射しと、まだざわざわとする心。
夢はもう思い出せないけれど、胸の中は不安でいっぱい。
頓服を飲んで、寝直せなさそうだなと、ずるずる起きだす。
前日も寝付くのに時間がかかったから寝不足だけど仕方がないね。
それが今日の目覚めでした。
結果早起きの休日になったのは悪くありませんでした。
作ろうと思っていたピアノアレンジのメモを、起きたての頭で楽譜に書いていました。
たくさん聴いた原曲の記憶を頼りに楽譜に起こしていく。
楽譜と向き合っていると、すーっと不安が消えていくのを感じます。
作っているのはとある曲のピアノソロアレンジ。内容はまだ秘密。
本当はやらなきゃいけないことがあるけれど、早起きで時間ができたから、いいだろう、とピアノのほうを。でも、やりたいことできてよかった。
それにしても、不安障害しんどいな。
特に目覚めるときに軽いパニック発作みたいになるの、勘弁してほしい。
起きているときは冷静に分析して、そんなに不安に感じることじゃないだろうと気持ちをコントロールするようにしている、が、寝起きはそれができません。不安が直接胸に迫ってくるのです。
今日一日で一番印象に残っているのは、結局その不安な目覚めになってしまいました。
薬を徐々に増やしているのですが、なかなか十分に効きません。今後もっと増えていくでしょう。
不安ってどこから来るの?
なんでだろうね、今ここにはなにも問題はないのにね。
こんなにいい日なのにね。
こういうことが起きるかもしれないって不安ばかりどんどんと湧き上がってくるのです。
もし火事が起きたらどうしよう、もし気づいてないだけで重大な病気だったらどうしよう、もし今日旦那が居なくなってしまったらどうしよう、そんなことばかり脳裏をよぎります。
それよりも現在を楽しみたいのに。
思えば妙な悩みですね。
何か現実を変えたいとかではなくて、湧き上がる不安に悩んでいるだなんて。
不安になったところで何かがよくなるわけじゃないのにな。
それはもう頭でしっかりわかっているのですが、もっと制御できない感じがします。
だから病気なわけだけども。
わかっているのに不安になるなんて、なんだか矛盾した病気ですね。
解離性同一性障害の症状は薬で落ち着いていて、交代人格が現れることなくほぼ私ひとりで生活しています。
解離してない人ってこんな感覚で生活してるのかな?って思うくらい、私以外誰もいない。
料理を交代人格が作ってくれないので、私が作っているけど別になんとかなるな。
声がしないとちょっとさみしいけど。ルームシェアしていた人が出ていってしまった気分。
でも人前でいきなり人格交代するリスクがないのは少し楽です。
誰かといるときに人格交代するとなんだかすごい恥ずかしい気持ちになります。驚かせちゃうしね。
解離がひどかったころは、こういった具体的な不安なんてなかったのにな。
代わりにただ重い鬱でした。
不安を不安だと認識しなかったから、それが鬱になっていたんじゃないかって思っています。
でもじゃあ、この次はどうしたらいいんだろうね、私。
不安障害の原因は、何なのだろう。
そのあたりを少しずつほどいていけたらいいなあ。
ちょっとずつね、前に進みたいよね。
というわけで、今日は特にオチがあるわけでもない日記でした。
こういう些細な日記で読むのが私は好きで、時間があるとnoteで探しています。
たまにはこんな記事もいいよね。
(Day 24 今日のお題「今日1日にあった印象的なこと」)
今日の曲は「蜃気楼」。
鬱が一番ひどかったころの私の歌です。
音が古いけど懐かしいです。
↓ 1ヶ月チャレンジ、次の記事はこちら ↓
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?