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【女性ASD】劣等感とのつきあい方

ASDの人は、劣等感をもちやすいという。なぜかというと、ほかの人と比べてできないことが多いから。ほかの人が普通にできているのに、なぜか自分はできない、ということがいくつもあるから。

わたし自身の場合だと、ADHDの傾向はほとんどなくただひたすらASDの特徴ばかりなため、長年自分自身が発達障害だとまったく気づかず「みんなができてることだから、わたしもがんばればきっとできるに違いない」とあれこれやってみた経緯もけっこうある。

たとえば「空気を読む」ということ。
自分が「空気を読みにくい」気質だということはアタマでは理解している。だから、余計に気をつける。最大限に気をつけているときはとにかくみんなの出方待ちをしているので、出すぎてしまうことはない。

そのはずなんだけど、ときどき、「これがこうであるのは当たり前」って思って、ふっと行動してしまう。それがたまたまうまくいくこともあるけど、大きく「空気」から外れてしまってることもある。でも、その瞬間は気づかない。少したってから「あ、わたし、まずった・・・?」と、なんとなくの空気から悟る。

そして、「わーしまった! またやっちまった!」ってなる。
空気を読める人がうまくフォローしてくれたりもする。そしてわたしは、またまた落ち込む・・・。そんなパターンが多かった。

でも、ASDだと自覚したいまは、「おやおやASDの傾向が出てるねぇ」ってやたらと分析的に俯瞰しているワタシがいる。そのワタシがうまいことなだめてくれてる感じがあって、ガーンと落ち込む時間もそうとう短くなり、ずいぶん楽になった。

つまりわたしの場合は、「ASDとして陥りやすい傾向」というのをパターン別に把握し、そうならないよう意識的しておく、というのが功を奏している。パターン学習がハマった模様。
とはいっても、やっぱりいつもの癖が出てしまうことももちろんある。それはもう仕方ないこと。よしよしよしとなだめながら、共存していく気持ちをもつことも大事。

パターン学習に役立った本↓

この本、本人の視点と周りからの視点と両方があって、それぞれに対応策があってすごくわかりやすかった。で、わたしまさにASDだなぁと自覚できた本でもある。笑


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