うそこの話321

〘詩。君の声がさらっていくから 〙

前のめりになるきもちが
邪魔にしかならなくて
〇〇すぎるじぶんに
つぶされて

ねじれひねくれ
それ故にどんどん
つくれなくなってく

風に吹かれたいのに
みつからなくて
雨がほしいときに
ふられなくて

君の声をさがして
君の声に腕まくらを頼む

君の声がさらっていくから
海風みたいに

前のめりから
後ろのめりどころか
のっぺらぼうの時間に

君の声が
さらっていく、、から

潮の満ち干きみたいなもんさ

君の声

クリープハイプ

尾崎世界観

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