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田植え、稲刈り、餅つきのフルコース!

お正月はお餅を食べられましたか?

昔は、お正月の食べ物と言えば、おせち料理とお餅が中心でした。

ところが今では、元日から開いている店はたくさんあり、餅を食べる機会は少なくなってきました。

さて今回は、都会で育った子どもたちに、田植え、稲刈り、餅つきの体験をしてもらい、みんなでおいしく味わった活動のお話です。


まずは、場所探しから。

米作り体験用に田を貸し出している所を学区の方に紹介をしていただきました。

参加者は、希望する全学年の親子または高学年児童を対象としました。

実施日は日曜日。貸切バスで出掛けました。

当日の細々としたお世話は、おやじの会のお父さんたちにお願いしました。

田植えは5月末。
農家の方から苗の植え方を教えていただき、田んぼに入った子どもたちは大騒ぎ。

足をとられて転んでしまったり、苗を植えているうちに顔が泥だらけになったり。

「田んぼの中は、動きにくかったよ」と、予想外の大変さに気付く子どもたち。

そんな子どもたちの様子を見て笑っている大人たちも最後には結局同じように泥だらけ。

「何だか分からないけど、ひんやりして癒やされる~」と言うお母さん。

「親子で貴重な体験ができてよかった」と笑顔のお父さん。

泥んこになった体をきれいに洗い流した後、地元の五平餅を頬張って大満足の一日でした。

稲刈りは10月。

鎌の使い方を農家の方に教えていただき稲刈りスタート。

いざやってみると、「なかなか上手く刈れないよ~」と悲鳴を上げる子どもたち。

農家の方々の苦労を実感しました。

稲刈り後も疲れを知らない子どもたちは、田畑を駆け巡り虫取りに夢中でした。

稲刈りした餅米を地元の方に、脱穀・籾すり・精米していただき、わざわざ学校へ届けていただきました。

そして、12月に学校の体育館で餅つき大会をしました。

保護者の皆さんに、米を研いで蒸していただき親子で順番に餅つきをしました。
 
できあがった餅を、地域の皆さんから寄付していただいたきな粉やあんを
まぶして味わいました。

そんなお餅の味は格別。

子どもたちの笑顔は、ありがとうの言葉に勝るものでした。

当日は、田んぼをお借りした農家の皆さんにも感謝の意味を込めて参加していただきました。

冷え冷えとした体育館が、子どもたちを取り巻く大人たちの温かな心によって、笑顔のあふれる暖かな空間となりました。

学校だけではとても実施できない、
家族だけよりももっと楽しい、
農家の方や学区や保護者の皆さんの
ご理解とご協力があったからこそ実現した
田植えから餅つきのフルコース!

きっと素敵な思い出として
子どもたちの心にいつまでも残ることでしょう。

最後までお読みいただきありがとうございます。

明日も絶好調!

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