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双騎やばい。てかライブ配信やばい~髭切膝丸双騎出陣2020 SOGA 感想

髭切膝丸双騎出陣2020がはじまったんですけど。

現時点で3回行われた公演のうち2回を観てしまいました。

ライブ配信で。

やばい。全公演ライブ配信やばい。

てかそう思ってる自分が一番やばい。

※双騎2019及び公演がはじまったばかりの双騎2020のネタバレを含みます

あんまり期待してなかった

今回の双騎再演、正直、あんまり期待してませんでした。

初演の双騎をね、ライビュで観たんですけれど。

「は?」

しか思わなかったんですよね1部。

私ちょっとなんかひっかかることがあるとそっちに気をとられちゃって本筋を見失うタイプのアスペなんで、だめなんですよ。「は?なにこれ?」って思っちゃったら最後までそればっかり考えちゃうの。

まったくなんの予備知識もなく観にいったもんで、1部が曽我物語だって知らなくてですね。

いきなり幼児退行して飛び跳ねてる源氏兄弟ぶちこんでこられて「は????????????????????」ってなっちゃったんですよね。

ライビュ(=大千秋楽)だったのでそこで翌年の再演が発表されたわけですが、「・・・行かないな(・x・)」ってなりました。
そしてチケもとりませんでした。

ところが、もともと私は兄者がかなり好きなんですけれど、最近自家中毒でものすごく好き度があがってきてまして、コロナのおかげで(これはほんとにいい意味でいってます)全公演ライブ配信になったもんで、あー、そういえば今日初日だなー、ライブ配信買ったら初演観れるわけだよなー、って思ってですね。

気がついたら朝からずっと

2200円かー・・・・・・かー・・・・13時開演かーーーーー

って繰り返しながら時計ちらちら見てですね(苦笑)。

つまりおまえ、観たいんだな?!?!?! じゃあ観ろよ!!!w

というわけで、12時をすぎてからぽちっとしました。

めっちゃいいわ曽我物語(・x・)

先にも書いたように私アスペなんで、ちょっとでも「は???」みたいに思っちゃうともうそこにばっかりごりごりにフォーカスがあたっちゃうんですけれども。

今回は、これが「髭切と膝丸が演じる曽我兄弟の物語」であることを知ってます。
だから、「は????」ってなりません。

つまり、実質ここが私SOGAを初見だったわけです。

フィルターなしにちゃんと鑑賞したら。

めっっっっっっっっっっっっっちゃいいわこれ(・x・)

ところどころくらっときたし何か所からはうるっとなりました。

なに、その見事な手のひらくるん。

去年1部終わるまで腕組みして首ナナメになりっっっっぱなしだったのなんだったのいったい。

いやでもほんとに、ただたんに、前提として源氏兄弟が曽我物語を演じるんだってことを知ってるだけでまったく見え方がちがいました。
こういうときだけはほんと自分のアスペやーねっておもいます(・x・)
まあ、やーねって思ったからってどうしようもないんですが。

とにかく。

双騎2020ちょういいです!

私みたいに「は????」ってならないように、先にこれだけは理解しておきましょう。

事前にはなんの説明もされませんけども、これは髭切と膝丸が日本三大仇討ちのひとつ、曽我兄弟による仇討ちの曽我物語を演じる舞台です。

初見時、私は

・幼少期部分が長い(その後がわりとかっ飛ばされてる)
・結局途中で兄より弟のほうが仇討ちに熱心になって、兄はもうじつはそれほどでもなくなってたんじゃね?

と思ったんですが。

これまた、そんなことなかった(・x・)

ちゃんとバランスよく、というか、必要十分な長さで作られてました。
しかも一番最初、まだ実父が生きてたころの一万(兄)と筥王(弟)すごく純真でかわいいし!
父の死を経て、いつまでも悲しみから抜け出せない弟のためにも自分がしゃんとしなくちゃと思い決めてからの一万は幼いながらも凛として痛々しいくらいで激カワだったし、その兄の姿にいつまでも自分が泣いていてはいけないと決意したときの筥王の男になった顔がまたぐっとくるんですYO!
てかほんとどうして私去年の公演のときにこれを理解できなかったのか。
首かしげちゃってたのもあるのは間違いないんだけども。
あれだなーたぶんお膝の過剰な幼児演技が強烈すぎたんだろうなー。

青年期、十郎と五郎になってからの二人がまたいいんだ(>ω<)
兄者は凛々しい若武者、五郎は磊落で、そのへんもすでに源氏兄弟に寄せてるわけですが、まあ源氏兄弟が演じてるんだから逆になるはずもなく(笑)。曽我物語そのものに強い思い入れがあるわけでもないので「それちげーだろ!!」みたいにも思わないからいいんでしょうねw
兄はきちんと(?)修行をして剣技を磨いていて、対して弟はそもそも兄から習ったし、途中から山に入れられちゃったからかなり我流で剣を磨いていて、そこも対照的。再会した時の手合わせは弟錫杖使ってたしなww

満江御前(母)との別れのシーンもよかった。
私は自分が親に対してまったくシンパシーを感じられないので、家族や親に固執する気持ちとか、親子だってわかった途端に強烈に愛しちゃうとか結婚が最高の到達点で幸せの行き着くところ、父と母は当然全力で愛してる、みたいな気持ちってまったく理解できないんですけれど、珍しくというか(笑)兄弟が母に自分たちの仇討ちを認めてほしい許してほしい最後に顔を見せてほしいと涙ながらに願う場面にはかなり気持ちが動きました。
親子の愛情はよくわかりませんけども、この二人はもう敵討ちにいったら成功しようが失敗しようが自分たちは必ず死ぬことがわかってて、それを受け入れてるわけで。その上で、「自分たちがこの世に遺していくことになる唯一の心残り」に別れを告げて、先に死ぬことを許してほしいと言ってるのは、親だから子だからじゃなく、死ぬ者と生き残ってしまう者という構図なので私にも理解できたのかもしれません。
とても真摯だったし美しいと思いました。
また、それを舞と歌で表現して、それに気づいた御前が心を動かされて出てくるというのも、天の岩戸を開いたも同然なわけで、それだけの力を兄弟の決意が持っているんだという表現になってて、とても心を打つ場面になってたと思う。

それから、初演を観た時に感じた、敵討ちはもとはというか最初は兄者の心の支えだったけれど、途中からむしろ五郎のほうが敵討ちに対して熱かったんじゃないかという印象も、今回はありませんでした。どっちがより、というわけじゃなく、兄弟は二人で同じひとつの意思を持って敵討ちに向かってたと感じた。
というかやっぱり兄のほうがより想いは強かったのかもしれない。
むしろ敵討ちよりも弟への想いというべきか。

最終的に工藤祐経(かたき)にとどめをさしたのは五郎なんだけど、まず兄者が五郎をかばって負傷して、五郎を先へ行かせて、五郎が工藤祐経と対峙して劣勢になった時にも飛び込んできて窮地を救ったのは兄で、最後に瀕死になりながら執念で祐経に致命傷を負わせて五郎にとどめをさすチャンスを作ったのも兄で。
そして、五郎が死ぬのを見ずに先に彼岸へ渡るのも兄なんだよね。

私は初演を観た時、とにかく弟が兄が好きで好きで好きで大好きだって話だったよな、と思ったんですけども。
今これを書きながら整理してみると、今度の2020では私は圧倒的に兄のほうが弟を愛してるように感じてるのが我ながらへえって思います。

たぶん2019を観た時には弟が「兄のために」「兄が望むから自分も」敵討ちを発願した、だから兄が望む限り敵討ちは自分の望みでもある、重傷の兄を置いてでも、「兄(と自分)の悲願である敵討ちを優先すべき」だと感じて先へ進んだ、と受け取って、より五郎のほうが敵討ちに熱心だった(兄が好きだから)みたいに感じたんじゃないかな。

逆に、今回兄弟は、敵討ちに関してはすごく対等だったと思う。「我らの」悲願としてどちらも敵討ちに前向きだったというか。
途中の曲にもありますけれど、兄は弟のために背筋をのばして、弟はその兄の姿を見て自分も大人にならなくてはと思う。
そんなふうに互いを想い合う二人が共通の目標として掲げたのが敵討ちだった、だからどちらも相手がいてこその敵討ちで、だから再会してはじめて、計画が実行段階に入るんですよねたぶん。

その上で、兄にはいつも「自分が弟のために」何かをすべき立場だ、っていう思いがあって、だから五郎をかばうし助けに入るし、五郎が祐経を討ち取るお膳立てを整える。それが愛情の天秤を兄のほうが重いように見せてるのかもしれません。

史実では五郎は当日は死ななくて後日斬首されたわけですが、でも二人して満願成就の果てにその場でこときれるほうが美しい。
でもって、最後手をのばして触れられないところで五郎が力尽きるのが!
泣けるんだよ!!!!!!!(>_<)

最終日あたりだけ1回とかだけでいいから手が届く、みたいな悲伝的な展開もあっていいような気もしないではないけど、でもあそこで兄弟は手に手を取って黄泉路へ旅立ちましたではたぶんあの美しい姿にならないと思うのであのままでいてほしい。

あと、ラスト?シーンの、満江御前が駆けつけてきて泣き崩れるところは、もうちょっとちがう演出がよかったなー。だってあの時代に女性がそんな戦場なんかにこられるわけないし。
いやそもそもファンタジーなんだけどいちおうそういう微妙なリアリティは残しておいてほしいっていうかさ(・x・)
その場で二人の死体を見なくても「母はお前たちが生きていてくれさえすればよかったのに」って泣き崩れることは十分にできると思うので階段の上とかで別の場所にいる設定でやってくれたほうがよかったなーと思う。
まあ、ここで「女が戦場に来て死んだ息子の死体見つけて泣き崩れるとかねーよwww」ってまず思っちゃうのは、これも私が家族の情に対して重きをおいてないからかもしれません。

ところで、冒頭と最後、兄弟は人形?として保存されて、つまりそれが物語を時を超えて語り継いでいくという演出なんだと思うんですけれど、2回めに観てやっと気がついたんだけど冒頭の人形姿、それぞれえりのとこにかなり崩してあるけど「髭切」「膝丸」って書いてあるんですね。

その髭切膝丸がその服というか包んでる布を取り払って仮面を外すと中から一万と筥王が出てくるという。

まあ、これアップで見ないと絶対わからないから劇場でナマで見てたらわからないんであくまでも補強材料というかあとで気がついてね、という仕込みなんだろうけれど。

ほんと、去年見たときに何より思ったこと。

そういうことはさ、先に言っといて(・x・)

源氏ばんざい?

それからちょっと今回思ったのは、

髭切と膝丸って源氏の刀じゃないですか。

やあやあ我こそは源氏の重宝 っていうし、兄なんか源氏ばんざい、とかも言うしw

でも工藤祐経って頼朝の寵臣なんですよね。

まあ、とくに弟は義経の刀とも言われてて義経は兄頼朝には嫌われて追われたわけですけども、なんか、源氏の刀が源氏の棟梁の寵臣を討つ役をやるというのは、いくら兄弟ものといえどなんか矛盾というかびみょうなものってないのかな、と思ったり思わなかったり。

あと、私はいちおうまあ、曽我物語知らなかったけどその後自分でぐぐって調べたりはしましたけども、そういうのしない人もそこそこ多いと思うんですよね。
ちょっと見て回ってた時に、SOGAというのはもうすでに知らない若い世代も相当に多い曽我物語というものを現代に再び語り継ぐためのプロジェクトでもあったんじゃないのか、多少史実と違ったって曽我物語の認知度を高めたという功績は大きいという考察を見かけたんですけれど。
そういう意図があるのかどうかは知らないので論じませんけども、これを観て曽我兄弟は敵を討ち果たしたその場で兄弟揃って事切れたと信じちゃう観客というのは絶対に一定数いると思うので、それはどうなんだろうと思う部分もちょっとあったりします。

いや、演出としては絶対的にあそこで二人でこときれる、手があとちょっとのところで触れ合わなかった、っていうのが美しいしイイと私も思うんですけども!

でもそれはあくまでも公演を行う上でのアレンジであって原作あるいは史実とは異なる結末である、ということを知った上で楽しんでほしいと思うんですよね。

歌合の青江の菊花の契の講談を脚本家のBL創作だと思ってる観客だってたぶんけっこうな数いると思うし、まあ、曽我物語にせよ雨月物語にせよ、その子たちが間違ったことを覚えてても恥をかくだけなんで私個人は痛くもかゆくもないんですけども。こないだ似たようなことでちょっと憤った話をしてたら「そんなこと気にしてやる義理はねえ」みたいに言われてちょっとがっかりしたりもしたんですけれど。
そうやって、ちょっとしたことをまあいっかで見過ごしてこっちのほうが売れるし、とか、今の読者はそういうこと知ろうとしないしうっとおしがるから説明するんじゃなくてそこまるっと削除して、とかで低いほうへ低いほうへ流れていった結果が今の日本の、とくに若い世代向け創作のお粗末すぎる現状を生んでるわけで。
その意図があるにせよないにせよ古典を掘り起こして光をあてることはたしかに意味のあることかもしれないんだけど、なんにでも功罪はあるにせよ影響力のあるコンテンツだけにいろいろひずみを生む可能性も高いよなあ、と思うと微妙な気持ちが多少します。

2部!!!!!ついに兄者が!!!!!!!!!

そして2部。

正直、2020の初回を観たのは曽我物語よりむしろライブが観たかったという気持ちのほうが強かったんです。
その、お待ちかねのライブ!!!(>ω<)

あーーーーーーーーーいいわああーーーーーーーーーーーー⊂⌒~⊃。Д。)⊃

なんか吸血鬼系中世ちゅうに物語の衣装みたいな衣装で最初出てくるところからもうたまらん(>ω<)
てか、あの中世ヨーロッパばりっっっっっっっばりの衣装にやっぱり彼らの紋がちゃんとついてるのがさすがにあれは苦笑するw

でも、ほんと兄弟の歌声とくに兄の声が私はもうすごい好きで。

基本的にちょっと苦しそうなデスペラートな声というのが大好きなんですよ。一期一振かつまほやくアーサーの田丸篤志くんの声もそうですが。
この系統の声がもう、めちゃくちゃツボなんです。

そしてMC。

じつは私去年の双騎の感想を書いた時に(下線部分から飛べます)、

たしかに兄者はお膝の名前を覚えてない、っていうのが持ちネタだけど。
ちゃんと1回ぐらいは名前呼んであげようず(・x・)

って書いたんですよね。

それはそういうネタとして、観客は、それでも「ひざまる(はーと)」ってゆってにっこりする兄者と、呼ばれて感激する弟が観たいんだよ、という趣旨だったんですが。

やってくれましたよ。

やってくれましたよ公式!!!!

「膝丸はお芝居がうまいよね」
「今日はじめて名前呼ばれた!!!!!(めっちゃ食い気味)」
「ほかの役をやっているところも見たいなあ」
「俺は今気分がいいからなんでもやるぞ!」

からの、日替わりなんですけども。
兄の無茶振りに難色を示す弟に、

「お・ね・が・い・♡  ひ ・ ざ ・ ま ・ る ♡ 」
「演じます(`・ω・´)(即答)」

wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

それだよ!!!!!!!wwwww
みんなが見たかったのそれ!!!!!!!!!!wwwwwww

よく公式の新刀剣男士のツイに「またおまえ(あんた)はそうやって俺(僕)を喜ばす!!!!」の画像はられてますが、まさにそれ。

そうなんだよ!私たちはそうやって兄者が弟を「ひざまる♡」って呼ぶひとことでころんころん転がすとこが見たかったんだよ!!!wwwww

もう、これだけのために全通してもいいって一瞬思いましたよマジで。
いや絶対円盤に日替わり集で入るけど。全部は入らないし、あのMCの流れで見るのがやっぱりキモだと思うんですよね!

!!!!! 兄者が!!!あの曲を!!!!

それから何曲かあって。

弟が加州の曲をうたいはじめた(・x・)

あらまあ(・x・)

もともとお膝は本物のというかゲームの衣装の上着もマタドールふうの短いやつだからフラメンコふうの衣装はそもそも似合うんですけど。
なんかすげえ股間が盛り上がってて気になるwwwww あとお尻がぴちぴちでまた気になるwww

のは、いいとして。

弟のソロがあったってことは、兄のソロもあるんですよ。

弟があもーおーれえーーーー!!!って絶唱したあとで。

出てきたんですよ兄が。

めっちゃやっぱり中世なひらひらブラウスで。

それはいいんですけど!

歌ったのが!!!!!!!!

ENDLESS NIGHTじゃないですかーーーーーー!!!!!!!(つД`)

これそもそもは三日月のソロ曲なんですけども。

じつは私この曲、絶対的に膝髭のテーマソングだと思ってたんですよね。

私の考える膝髭って、たぶんけっこうオーソドックスだとは思うんですけども、弟はとにかく徹底的に兄が好きで好きで好きで大好きで、兄のほうは適当にいなしてまあおまえが僕を抱きたいならいいよ、どうぞ、みたいな感じで寝てはくれるんだけど弟に対して恋愛感情を持ってるとは誰にも思えないような態度で、弟もそこを悩んでる。俺ばかり兄者が好きで兄者がほしくてでは兄者は俺が求めるから応えてくれるだけなのだろうか。だけどじつは弟が兄を愛してる度合いより兄はずっとずっと弟のことを愛してて、それこそ弟のためなら鬼にもなるし自分がそのために時間遡行軍になったってかまわないくらい愛してる。でもそれは決して表に出さない。
それで二人で事件に巻き込まれて時間遡行軍となんかかんかあったあと、二人きりで夜の山奥とかでいっときの休息をとってる時に!眠ってる弟の髪をちょっとだけ兄が撫でてですね!そっと口づけるんですよ!!!!!
(このなんかかんかがうまく組み立てられなくていまだに小説にできてないんですけども!!!)

その時に私の脳内に流れるのが、このENDLESS NIGHTなんです。

何を力説してるのかよくわからないかもしれませんが。
そういう歌詞なんです。
というかたぶん、この歌詞いろんな刀剣男士カプのテーマだと思ってる人がたくさんいるとおもうんですけどもww
ぷらいむみゅーじっくで無料というかPrime入ってればサブスクなしで聴けるのでほかでも無料で聴けるかも。聴いてみてもらえればたぶんわかるんじゃないかと思います。

で!!!!!!(ぜいぜい)

私の中では確定で膝髭のテーマなんだけど!
でも歌ってるのは三日月宗近なわけで。
三日月がらみのカプで使うならともかく、膝髭に三日月の曲ってなんかアレじゃないですか!!

そしたら!!!

公式で!!!!!!

兄者が歌うENDLESS NIGHTがきたんですよ!!!!!!!(絶叫)

この瞬間の脳内の私の絶叫たるや。
(ほんとに叫ぶと兄者の歌声が聞こえなくなるから自重した)

想像してくださいというかわかってくれるとうれしいというか。

公式、神。兄者のENDLESS NIGHT。神(つД`)

そして獣やらあれこれあって、カテコまでいくわけですが。
(それにしても二人ともなんてきれいな体してるんだろうと獣で片肌脱ぎになった時に気が遠くなる)

カテコの最後に、二人から挨拶があって。

その一番最後。

今はたいへんなご時世だけど、みんなで乗り切っていこうね

っていった兄者がね(つД`)

兄者の微笑みがね(つД`)

もう天女。

兄者まじ天女。

なんであんなにきれいでやさしい笑顔がつくれるんだろう。

三浦宏規生まれてきてくれてありがとう。
あなたが髭切を演らなかったらこの兄者はこの世界に存在してない。
髭切になってくれてありがとう。

ライブ配信やばい

と、たいっっっっっっっっっっっっっっへんに大満足でライブ配信を観終えたわけですが。

クロニクルすごい好きなので今年も歌ってくれてひゃっほう(>ω<)だったし、新曲もあったし、あと正直、絶叫はしたし嬉しかったけどほかの刀剣男士のソロ曲を彼らが歌ったのはちょっと意外ではありました。
今まで、乱舞祭とかでちょっとオリジナルチームと違うメンバーで曲を歌うことってあったけど、でもそれはチームの曲で、ソロ曲は絶対にオリジナルのその刀が歌ってましたから。

でも、ここでお膝に加州の曲、兄者にみかちかの曲歌わせたのって、今年の乱舞祭はガラにするって最近発表があったけど、その布石っていうか、誰の曲を誰が歌ってもいい流れに持っていくための地ならしだったりするのかな、という気もちょっとします。

今年の乱舞祭に関してはガラ形式、ということだけ発表されてて、説明としては「祝祭的なコンサート」としか書かれてないんですが。
私はかつてバレエをわりと観てて、そこでガラっていうといわゆる瀕死とか眠りのグラン・パとかバジルのソロとか海賊のアリのソロとかブロンズアイドルとか、そういう超有名な作品の一番の魅せどころをとっかえひっかえ入れ代わり立ち代わりで演じるものなので、今年のガラ乱舞祭は芝居系統ほぼなしで次々いろんな曲をがんがんメンバー入れ替わりで歌ってくれるんじゃないかと期待してるんですよね。変な言い方だけどコロナ禍でいろんな公演がキャンセルになってるから、逆にもしかして相当数の刀剣男士の中の人ブッキングできたんじゃ、とも思うので。

まあ、これは邪推もかなりはいった希望的観測w

話を戻して、配信販売ページに大千秋楽公演以外は中継カメラの数が減りますという注意書きがあったので、なんかほとんど全景ばっかりのすっごい粗くて見づらい映像とか流れるのかなあそれだったらやだなあ、と思ったんですが、あにはからんや。

ふつうーーーーーーーーーーに中継として楽しめるカメラワークでした。

いやまあ、ふつうに考えたらそうなんですけども、ついこないだちょっとした舞台の録画映像(のサンプル)を観ましてね。
それがね、ほんとに見ると有料で3000円ぐらいするやつなんですけど、え?なにこれ?なんかこわれてる???ってくらい音質悪いわ画質もひどいわで、目が点になったばっかりでして。

撮影するカメラの数が少ないってこういうことなんかな???って思ったんですよね。それもあってライブ配信どうしようかなって思ってたところあったんですけども。
そうじゃなくてよかった(>ω<)

そして。

そうじゃないこともわかったわけで(・x・)

全公演ライブ配信あるんだよな。
あ、今日公演あるんだ、って思って時間が合えば、たったの2200円出せばタダでその日の公演観られるんだよな。

と思ってる自分ガイタ(・x・)

たったの3000円出せばあれが手に入るなんて実質タダじゃないですかー!

みたいなことをたまに言う人っていますけども。

まさか自分が同じことを考える日がくることになるとは思ってもいませんでしたYO!!!!!

初日の夜公演は18時半開演で、なんかそのへんの時間帯ってばたばたするんで気がついたら過ぎてたんですけども。(ちょうど17時からグラブルのシナリオイベはじまったし)

翌日つまり今日。
の朝。

今日もマチソワあるんだよな・・・昼公演の時間ってわりとなんもないからな・・・観ようと思ったら観れるよな・・・・
今日も13時から昼公演あるんだよな・・・(そわそわ)

買えよ、もうwwwwwwwwwwwwwww

というわけで、やっぱり12時すぎてからでしたけども(>ω<)
買いましたよ!2回めですよ!2日めにもう!!!!!!!!!!

そしてやっぱり曽我物語に感動して、二部にああああっってなって、兄者の「ひ・ざ・ま・る・♡」(初日よりもっとタメが入ってた)に爆笑して。

やばいわ。マジ全公演ライブ配信ヤバすぎる。
観たすぎる(>ω<)

円盤買えばいいってもんじゃないんです。

円盤や映画を何十回見たって、それは同じものでしかないんですよ。

舞台芸術って、毎回、ちょっとずつちがうんです。

初日は最後の曲の途中からマイクトラブルあってお膝の声が入らなくなっちゃったし。
今日見た2日めマチネは途中で1箇所瞽女が噛んで、兄者の「ひ・ざ・ま・る・♡」のタメがすごかったし、そのあとの展開もちょっと初回とちがったし。
そういうね、今日はこうだった昨日はこうだったっていう、アクシデントも含めたちょっとした差や違いやあるいは公演の回数を重ねていくうちにこなれて自然と変わっていくものを見届けるのも、舞台芸術に通う楽しみのひとつなんです。
私かつてうちの王子こと西島千博(今は数博ですが)くんのとある舞台を東京大阪20公演ぐらい全通したことあるんですが、脇役の男の子の演技がどんどん変わっていくのがすごいおもしろかったものでした。
推しだからとかそういう理由はもちろん大きいと思うんですけれども、全通あるいは複数回鑑賞するっていうのには、そういう楽しみ方もあるんですよね。
でも、とくに刀ミュぐらい人気のステージだと、全通どころか1回ナマで観ることさえ可能かどうか微妙なライン。しかも全通となるとやっぱりおさいふにですね(・x・; 相当な負担が(・x・;

でも、ライブ配信って2200円なんです。

いや、それだって10回20回見ればそりゃけっこうな金額になるんですけども。

でも、数回だったら・・・・・・・。
って思っちゃうんですよ。

このね、2回見ても5000円いかない、という金額設定って絶妙だと思うんですよね。

大千秋楽のライブ+再配信+見逃しだと3700円だかで、まあ3回以上観ようと思えば観られるのでそれはお得かもしれないんですが、でもそれは同じものを3回観るわけで、たとえば長い公演で途中長めのお休みが入るようなものだった時に中休み前にパックの配信があったとして。
大千秋楽と2回買うと7000円超えるわけです。

ちょっとためらうんですよね。

でも見逃し配信とかなくても、あ、今(今日)配信あるわ、今からなら観れるわ、ってなった時に2200円だったらね(・x・)

つるっとね(・x・)

買っちゃいそうなんですよ。

やばいよライブ配信。

たったの毎回2200円で何回でも観れるんだよ。その時のナマが!!!

って思ってる自分がほんとにちょっと頭おかしくてやばい(・x・)

G線とアヴェ・マリア

さて。

最後にナゾな話。

この舞台、本編中にG線上のアリアが流れます。

それから、2部で瞽女や満江御前等、狂言回しをされてた役者さんの舞があります。
これも、G線です。

公演後にオープンになるセトリにも、2部に「舞」~G線上のアリア という表記がありました。

クラシック音楽と曲名を紐付けて記憶できないことに定評のある私はG線なのわかってるのに何度もアヴェ・マリアと書いててですね。

でもなんか、今回の配信観てると、私が頭ほんとにおかしくなってるんでなければ、2部の舞、G線じゃなくてほんとにアヴェ・マリアだと思うんですけど(・x・)

あ~~~~~ゔぇまり~~~~い~~~~~~いあ~~~~~

って歌えたと思うんだけど。

10月になって終演してセトリが出ればはっきりしますけど、たぶん???まだ2回観ただけだから自信ないけど、たぶん2部のあれはアヴェ・マリアだと思うんですよねシューベルトの。

1部のはおそらくたぶんぜったいG線だと思うんだけど。

もし2部がほんとにアヴェ・マリアに変わってたんだとしたら、なんかすごい気持ち悪いっていうかwww なんでよりにもよって私がずっと去年から混同しまくってたアヴェ・マリアに変わるのwwwwwww

それともG線に途中から編曲が入ってアヴェ・マリアになってるのかなあ。

それを確かめるためにdアニメで双騎2019を観る手はあるんですけどもw
ちょっと今は2020で忙しい(・x・)ので解明はいずれ、というかなんかサブスク増やしたくないし(といって音楽と雑誌の契約してるだけなんだけど)配信だと円盤とちがって特典映像とかつかないしバクステの兄者と弟見たいし、円盤買わなかったのは1部がいまいちだと思ってたからで、再演を観た今初演の1部をもう一度観たらどう思うのかにも興味あるし、たぶんライブ部分は大好きだからもういっそ買っちゃおうかな2019、とも思ってるのでそこをどうするかも決めてから(・x・)

ほんとライブ配信やばい

まだいってますが、ほんとにライブ配信やばいです。

たぶん平日は開演に間に合ったとしても帰った直後でそこで2時間配信観ちゃうといろいろ時間がアレだから観ないような気はするんですが週末がやばい。土日どっちかでとくにマチネあったら観ちゃいそう(・x・;

てか、初回を観たらそれこそ1回でいいから現地で観たくなっててつらい。
譲渡ツイとかぱらぱら捜してはいるんですがなかなか見つからないんですよねw あと、あんまり必死に交渉するのもちょっと抵抗があってwww

私ずっと公式に月300円払ってんのに(公式ファンクラブの会費が月300円で入ってるとチケット優先がある)ぜんぜん使ってないよね!!!
天狼傳再演だって最初まあいっかーって思ってたのになんとなく観たくなってきた時にはファンクラブ先行終わっててチケプレの先行で申し込んだしw(いちおうとれましたw)
なんのためにわざわざ300円払ってるのかと。

ほんと、あとになって観たくなるくらいならちゃんとファンクラブ先行使おうぜ私(>ω<) それでどうしても観に行く気になれないならその時こそ譲渡に出すとかすればいいんだからさ(>ω<)

というわけで、次からはちゃんととろうと思います(・x・)

あと、ほんとに曽我物語いいし兄者の絶対ハートマークの見える「ひ・ざ・ま・る」最高だしENDLESS NIGHT聴けるし最後はマジでマジで天女なのでぜひどこか1公演でいいんで観てください(>ω<)
ライブ配信なら2200円だよ!!!

公式↓

配信↓


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