見出し画像

帰る場所は

今、出かけているのなら、これから帰る場所は家だろう。

せわしなく動いているなら、ホッと一息つける時間を「自分に帰る」「自分に戻る」と、呼称しても良いだろう。

方法は、「自分事に没頭する」か「心落ち着ける時間」が手っ取り早いし、単純明快。

自分事っていうのが大事な点。友人のため、子供のため、親のため…という他人のためではなく。あくまで自分主体の自分事。わがままな自分。好き勝手な自分。
あるいは、心落ち着ける時間を過ごすこと。

心を亡くすと書いて忙しいと読むけれど、私達は基本的に心を亡くし、自分を亡くし、他者や周囲をおもんばかっている。と、そういう前提ありきで生きていると思っていい。
例えば、心落ち着ける時間が無いなら、あるいは、取ろうとしていても取れないなら。

心を亡くすと気持ちが揺れず、自分を亡くすと希望や道を見失う。
しかし、どうしたって心を亡くすことはあるし、自分を亡くすことだってあるもの。

だから自分に帰る。
習慣化するも良し。あるいは、何かの拍子に思い出すようにする。

ちょっと長い外出をしていたのなら、帰ればいいだけのことです。
帰ろうと思えば、帰れます。