政府クラウド/国産クラウド


海外企業への依存に不安を持ってる地方自治体が1/4程度あるようですが、、、、

これ、無理じゃねぇの?

日本のコンピュータの歴史を振り返ってみると、海外依存度が高いもの。

そりゃ、MSXやらPC-9801全盛の時代もありましたが、結局海外のPCとかのほうが人気。
(三菱電機やら、NECやら、パソコンの設計製造から撤退してます。NECとかのロゴが入ってるものは、実質的にLenovo製品)

1980年代だったかな?文部省が学校に導入するパソコンの選定で、MS-DOS(Microsoft製のOS。Windowsの前身)を選定したりしていた。
この頃って、国産OSでTRONとかすでにあったのに、アメリカ製品。

んで、一般人が結局使うのはアメリカ主導のコンピュータ技術であったり、そもそもとして、海外製品を使うほうが主流。
(日本製のコンピュータを日本人すら使わないので、撤退が相次いだのがだいたい2010年ころ。まともな国産スマホがなくなったのも、この頃です)

今から技術者を育てたとしてもねぇ、とも思う。

日本の製品って、ガラパゴス化しやすい(だから売れない)って負のループがとくにデジタル業界では起きてます。
(自動車くらいかな?日本の工業製品でそれなりにうまく売れてるものって。まぁ、その自動車も、トヨタ、ホンダくらいがうまくいってるだけど、日産、三菱自動車とかは海外を頼らないとどうにもならないし)


一応、国産クラウド等を使うメリットを書いて起きます。

「感情だけの」安心感はある。
(デメリットのほうで書きますが、日本の製品とか、客観的に見ての安心感はあまりありません。中身を知らない人の感情的な安心感があるだけ)

価格変動が少ない。
まぁ、たしかに日本円での決済になるので、価格変動は少ないでしょうね。
(だからといって、コストが安くなるとは限りませんが)


デメリット

そもそもとして、開発できる技術者、運用できる技術者が少なすぎる。
開発のほうは元記事で書かれてますね。
んで、運用できる技術者については、「日本で運営されているネットの会社のサービス」を見ると、安定してるところは案外少ないです。
(ないとは言わない)

これ、原発を見てるとわかります。

「一緒にするな」と一般的な人は思うのでしょうが、セキュリティやらなんやらの基礎は一緒。
一番上っ面の技術が違うだけ。
そもそも、柏崎刈羽原子力発電所だと、セキュリティカードを持てる権限がない人に貸す、なんてことをやったりしてました。
これ、日本国内の大手ITゼネコンでもやってます。
(過去に私、権利がないのに貸し出されて、おどろいたことがあります。結局こっちが不安になってその会社辞めました)

まぁ、5年ほど前でしょうか?ベネッセだったと思うけど、派遣社員がいくらでもない金額でお客様の個人情報を売ったなんてこともありましたし。
(これ、表沙汰にならないだけで、結構あることだと思う)


まぁ、いろんな意味で日本は問題を抱えてますな。

これ、いつまでも良くならないんじゃない?

最近でいったら、自民党の裏金問題とかもあるし、五輪のときも結構裏金で物事が動いてたし。

表面はきれいに着飾っても、裏ではお金で動く、なんてこともよくあること。

かえって、それなら海外のほうが信用できる(アメリカとかは完全契約社会なので、お金のやり取りとかは日本よりある意味クリーンになりやすい)。

これ、どうにもならんわな。

子供はずっと減り続けてる。
それだからなんなのかわからないけど、基礎教育、義務教育にはお金がまわらない。
それでいて大学にはお金をばらまく?

技術は持ったとしても、モラルがない人っているんだよ。

というまた発散した愚痴に近い終わり方になりますが、読んでいただいてありがとうございました。

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