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エッセイ |手の内にあるしあわせ

今日は用事があって八王子へいってきました。

用事を済ませた後は、気になっていた洋食屋さんとカフェへ…

洋食屋さんは、運よくすんなり入れた後、すぐに満席になり、外で待つお客さまもいらっしゃるほどの繁盛店。

ご高齢のお母さんと娘さんと揚げ物は誰かがされていたみたいですが姿は見えず。

テキパキちゃきちゃきときり盛りされている。

聴こえてくる母娘の会話がジブリ映画みたいでおもしろい。


洋食 おがわ

〒193-0931
東京都八王子市台町4丁目45−3

人気のオムライスは、¥700
海老フライ(ライス付き) ¥1150
わたしはライス無しでお願いしました。
夫は牡蠣フライ(ライス付き)¥950

夫の牡蠣フライ7粒も!!

心配になるほどリーズナブルな大盤振る舞い。

ザ洋食屋さんの味でほんとうに懐かしい美味しさ。

大きめの海老フライもたくさんの牡蠣フライもプリプリ。

油のクドさがないから、もたれなくて軽くて美味しい。

今日は肉まつり(食欲が増す時期)だったので
オムライス、海老フライ二尾をめずらしくペロリと完食(海老&牡蠣は夫とシェア)

またいきたいなと思った。

その後、いってみたかった町屋カフェ金多屋さんへ。

町屋カフェ金多屋さん
〒192-0081 東京都八王子市横山町1−11

町屋造りをリノベーションした建物は木の洗練された雰囲気が落ち着く。

可憐な硝子の花瓶がテーブルに。

すごく可愛い。ほしいな。

でも作家さんのものだったらきっと高いかもしれない…と思ったら¥440にてお店で販売されていて購入。

ウチの周りに咲く小さな雑草やハーブを活けて飾ろう。雑草もなんだか可哀想になって捨てられない。

そういえば生け花のいけるの漢字はどちらだろう…生け花では花を切るではなく、鋏を入れる、花を生けるもしくは活けるとは…

草木の命をいつくしむ心、その美しさをいかそうとする意志といった、いけばなの視点をはらんでいます。

池坊暮らしの花手帖「いけばなの動詞」

ということでどちらも正解なんだそう。

夫の頼んだ期間限定のモンブランと自家製プリンとドリンクセットは、フレンチプレスコーヒー
今どきでいうなれば、うちゅくちぃ。
紅茶をオーダーしたらプチガトーショコラ
可愛い硝子の花瓶

紅茶もプリンもしっかりした固さの昔ながらのプリン。甘さ控えめで美味しい。

ガトーショコラはひと口だけ味見して夫に。

店内で販売されていた淡水パールの
天使の羽根のピアスに一目惚れ
14Kで¥2600

12月に友人の結婚式があるのでこちらも購入。

高価なモノもたくさんのアクセサリーも持っていないけれど、ビーズやパールがすきなんだと思う。

30代の頃、妹が誕生日にプレゼントしてくれた淡水パールのピアスがある。

大事に使っていたのにチェーンになっていた部分が切れてしまってつかえなくなってしまった。

いつか直してまた使いたいと思ってとってあるそちらも形が不揃い。

そういう個性があって淡い光りとぬくもりがすきなのかも知れない。

夏にやっと受けられた帯状疱疹のワクチンであんなに苦しんだ頭痛は形をひそめた。

自分の身体の声に耳を傾け、たくさんさがしてたくさん迷って不調の原因らしきことがやっとわかってきた。

処方箋や足りない栄養素を補ったり、コーヒーをやめて変化しはじめた身体。

今日、海老フライを食べた。
海老フライの衣はもちろんパン粉だけれど
最近、小麦粉製品を食べても神経の痛みや耳鳴りが出なくなった。(たくさんは食べられないし地粉など選んで食べているけれど)

少しでも食べられることがうれしい。

私には手のうちに持てるしあわせがたくさんある。

日常生活が送れること、食の制限がないこと、愛する家族と暮らせること。

わたしはこれまでの人生で今いちばんしあわせかもしれない。

15時を過ぎると暮れはじめる。あーもうすぐほんとうに冬なんだと思いながら西陽が眩しい高速を走る。

さぁ、娘(犬)が待っている急いで帰ろう。

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