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戦争についての新聞記事に危機感を覚えた

終戦の日が近くなると
新聞では戦争の記事が多くなる。

今年もたくさんの記事を読んだ。

そのなかで気になったのは
広島での被爆者の方の体験だ。

核兵器廃絶に向けての運動を毎年するなかで
過去には考えられなかったような
言葉を投げかけられた、と。

「核兵器を持って何が悪い!」

という言葉が、日本人から浴びせられたという。

危ない思想だ。

オレは戦後生まれだから、伝え聞いたことでしか、戦争というものはわからない。

もちろん、戦後生まれの人はみんなそう。

だけど、核兵器が非人道的なものであるのは
誰しもがわかっているのではないか。

第二次世界大戦後、核兵器を使用されたことは
ないんだけれど所有する国はある。

だから核兵器廃絶を訴える。

被爆者の方に対して、そういう発言をする
日本人がいるなんてのは、ちょっとオレには
考えられないし危険だと思うよ。

唯一の被爆国だからというわけではないが
世界が武器とか暴力による脅しではなく
言葉や対話によって物事を解決できるような
そんな平和的な世の中であってほしいね。

何が悪い?

って言い放てるってことは
オレは勉強不足だと思う。

他人を思いやれる心を
失ってしまった人が増えているのか?

何とも寂しい世の中になったもんだと
本当に悲しい気持ちになる。

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