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ウーデゴールがアーセナルを救う!?

移籍金約45億円でアーセナルへ「復帰」となったウーデゴール。
冬の移籍市場で加入して半年間のレンタルを終え
一旦レアルへ戻ったもののアンチェロッティ監督の構想に入らず
完全移籍で再加入となりました。

ウーデゴールは
ノルウェー代表に15歳253日でノルウェー代表史上最年少でデビューして
「神童」として脚光を浴びました。
レアルマドリードへ移籍後は
毎年レンタル移籍を繰り返して成長を遂げていきました。

大きく飛躍したのは
レアルソシエダにレンタル移籍した2019−20シーズンです。
加入後すぐに攻撃の中心選手として活躍し
7ゴール9アシストをマーク。
クラブのヨーロッパリーグ出場に大きく貢献しました。

アーセナルへレンタル移籍した
2020−21シーズンも途中加入ながら攻撃を牽引して
20試合2ゴール2アシストを記録しました。

その活躍が認められ
夏の移籍市場でアーセナルへ完全移籍。

10番の位置でのプレーが主になりますが
中盤ならどこでもできる汎用性も兼ね備えています。

プレースタイルの特徴としては
・独特のボールタッチによるドリブル
・精度の高い左足のキック
・献身性のある守備
が挙げられます。

細かいタッチのドリブルや精度の高いパスを活かして
縦へ仕掛けるという印象があります。

常に周りを見てパスコースを探しています。
そしてパスコースがなければ
ドリブルで相手を剥がして自分でコースを作ることができます。

ラストパスが一番注目されている部分かもしれませんが
ドリブルで運べるという点が
現在アーセナルの中盤にかけています。

前線からプレスをかけられたら
横か後ろへのパスしか選択肢がなく
ボールを前に運べていませんでした。

そのため最終的に左サイドのティアニーのクロス頼みとなり
攻撃が停滞気味でした。

そこに自分で運べてチャンスも作れるウーデゴールの役割は重大だと思われます。

ゴール自体はそこまで多くありませんが
アシスト期待値やキーパスは高水準にあります。

アーセナルの課題となっている
攻撃に創造性をもたらせる選手であることは
昨シーズンに実証済みです。

アーセナル復帰戦となったカラバオカップのウェストブルムウィッチ戦では
サカのゴールをアシストするなど
今後に期待できる内容でした。

昨シーズン後半戦だけに限れば
リーグ2位の戦績だっただけに
ウーデゴールの加入となったこれからの試合に期待です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。


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