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【宣伝会議賞】通過予想コピー公開 28.pdc

こんにちは、秋です。

こちらの記事では、第57回宣伝会議賞の「一次通ったのこれかもコピー」を公開しております。

それでは早速いきましょう、どん!

■今回の課題

今日は、

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29.pdc

課題は、
ピュア ナチュラルを魅力的に伝えるアイデア

募集ジャンル
キャッチフレーズ/テレビCM/ラジオCM

という内容でした。むむ。


■通過予想コピー

この課題で僕の結果は、
一次通過:3本
でした。

今回のコスメ系課題最後の企業となったpdc。

エトヴォス、ゲラン、ナチュラルサイエンスとなかなか手応えを感じられないままpdcも臨みましたが、ひとまずは3本通っててよかった。

今回もどんなコピーを書いていたのか掘り返してみます。
可能性あるかなと思っていたコピーを何本か。

コ短(コピーも時短しました)

私のメイクは、昨日の夜から始まっている。

美魔女は、睡眠時間が少ないと、ただの魔女になる。

がんばった日も、がんばらなかった日も、がんばらなくていい。

一滴二長。

家の鏡は、盛ってくれない。

ふ~
ほんとに3本通ったのかよってくらい自信なし><

一滴二長。
は一言で特徴言い表せてるかなと思うけどそれくらいかな。

蓋を開けてみたら、これが通ったの?!っていうのが選ばれているという、宣伝会議賞あるあるになりそうだ・・笑


■訴求点

pdcでは、「一本で化粧水と乳液どっちも」「肌にいい」「時短」「防災グッズにもなる」「比較的安価」等のキーワードを出していました。
選出したコピーの切り口は、

・コ短(コピーも時短しました)
・私のメイクは、昨日の夜から始まっている。
・美魔女は、睡眠時間が少ないと、ただの魔女になる。
➡ 時短になる

・がんばった日も、がんばらなかった日も、がんばらなくていい。
・一滴二長。
➡ 便利で楽ができる

・家の鏡は、盛ってくれない。
➡ 肌にいい

という感じで考えていました。

今回のpdc、お肌にいいことや、安価・老若男女使える・防災グッズにもなるみたいな訴求点も間違いではないんだけど、やっぱり一番推したいのは化粧水と乳液が1つになっているというところ。ここをどう魅力的に言うかがカギでした。

そんな中で協賛企業賞を受賞されたコピーがこちら

この一手間が手間だった。

これだよ!言いたかったのはこういうこと!

スパっと短く、商品の優位性をクドくならないようにサラっと言ってて、更に「手間」という言葉を一行の中に2回入れてインパクトも残してる。

まさに協賛企業賞のお手本のようなコピー。
この一言を書くために、とにかく書いて書いて書いて書いて書いてひたすら消すんですよね。コピーライターって。


■こんなことしました

最後に、力を入れて取り組んだ点です。

pdcの課題では、
・口コミサイトを色々チェックした

スクリーンショット (5004)

ということをしました。

やはり性別や年代によって様々な感想が。
実際使った方の生の声を調べてみるのはいいことですね。

コピーを書く上で大事にしているのは、俯瞰的な目を持つということ。
自分の考えだけでは、自分の意見しか出てこない。
違う年代、性別、国、環境の人間になりきってその商品のことを考えてみる。

そしてこれは人間じゃなくてもいいです。犬でも宇宙人でも無生物でもいい。
更に今じゃなくて江戸時代の人でも、3020年の未来人から見た商品でもいいわけです。とにかく自分だけの考えにならないことが大事。だと思ってます。

基本的な姿勢はいいと思うんですが、時にこれが大喜利になってしまう部分は気を付けないといけない。
そしてそれをいいコピーだと思い込んでしまうのも危険。
書く時じゃなくて、選ぶ時もしっかりと第三者の目で見ることが重要だな・・!


次回は、課題30.FIXERです。
※第57回宣伝会議賞では、全35課題3500本応募をしています。

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