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美術予備校時代の作品

これまで私の暗い過去を紹介してきましたが、
実は高校時代、半年だけ美術予備校に通ったことがあります。
理由は大学のAO入試でデッサンを描くことになり、
親に言われて半年だけ通うことになったからです。

ということで今回は美術予備校時代に描いた作品を
当時の思い出とともに紹介したいと思います。
どうぞ最後までご覧ください。

デッサン作品

通い始めたころは、毎週四角と円のデッサンばかり描いていました。
まっすぐ描く方法やきれいに丸く描くかなどデッサンの基礎を
芸術大学出身の女性講師に教わりました。

女性講師が厳しく、講評のときには
全然、デッサンがなっていない
なんでこんな構図なの!
影の付け方が変
とボロクソいわれる日々でした。

その後、回を重ねるごとにデッサンするものが変わり、
コンクリートやペットボトルといった難しいものを描くようになりました。 改めてみるとリアルというよりかはややアニメっぽい感じで
やっぱり昔も今もリアルのイラストは苦手なんだなぁと思いました。

そんな中、私が特に印象に残っている作品はこちらです。

こちらは月に1回行われる生徒同士で順位を争う講評会みたいなのがあり、 生徒一人にお題が出され、そのお題のデッサンを半日かけて描くというものです。 私のお題は三角錐と四角と円でした。

半日かけて描いたのですが、女性講師からの評価は最悪
今まで何してたの?」「陰影のつけ方がひどい」 と一刀両断で評価され、
あまりにも悔しくて終わった後も1人でデッサンの修正をしていました。
嫌な思い出ですが、この1枚は自分のやる気を起こさせた1枚でした。

石膏デッサン

予備校に入って数か月後に石膏デッサンも描くようになりました。
(ここからの作品は紙が大きく、久しぶりに取り出したら
紙が歪んでいたので若干見づらいと思いますが、ご了承ください)

どのように影がついているのかが大事で薄い影と濃い影の違いや 人
物の描き方はここで学びました。
ただ、今見るとやっぱりアニメっぽく見えて、
リアルな絵は描けないんだなぁとしみじみ思います。

そのほかの作品

デッサン以外にも絵の具を使った作品や本物の動物を
モデルに描いた作品があります。

かぼちゃをテーマにした作品 右はヘタの部分を拡大したもの

空をテーマにした作品(たぶん) 昼と夜の中間をアートっぽく描きました。 ちなみに黒い物体はカラスです。

うさぎをモデルに描いたデッサン作品 半日中ウサギばかり見て、
毛のふさふさやリアルな目など 細かく描きました。
(ウサギの臭いに耐えながら描いていたのを覚えています・・・)

大学入試用の作品

大学入試で自分の作品をプレゼンするという実技試験があり、
その作品を予備校で制作しました。
自分が制作したのはオリジナルのマスコットキャラクターです。
残念ながら完成した作品や制作過程のスケッチは
探してみましたが発見できず、
今回はうろ覚えだけで新たに描きました。 それがこちらです。

名前は忘れました(笑)←おい!!
自然をテーマにしたマスコットキャラで 自然の大切さを
子供たちに教えるという設定です。
頭の丸みたいなものは自然の葉っぱをイメージしたものです。
(たぶん・・・)
予備校ではプレゼンの練習もして挑んだ結果、見事合格しました。

最後に

今回は予備校時代に描いた作品を紹介しました。
予備校で線や丸の描き方を学び、
その学びが今の自分に行かせていると思っています。
辛いこともありましたが、自分の人生においてとても大切な経験でした。

次回は大学時代に制作した作品をいくつか紹介したいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
また次回お会いしましょう!

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