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転職に失敗したかも。【海外で働くシリーズ】

転職に失敗したんじゃないか、と最近落ち込んでいました。
教育関係の仕事に就きたい!と思ってカナダに移住するタイミングで業界チェンジの転職をしました。
転職した当初はやりがいを持って仕事をしていたし、仕事を始めて3ヶ月目には日本出張に行かせてもらえたし、周りの人に恵まれたと思って好調なスタートでした。

でも仕事を続けていると次第に業務や経営層に違和感を感じる部分が出てきました。
転職した後に気づいた、結局海外で働くからといって全てが改善されるわけではないことというお話は下記ブログから読んでみてください。


業務が思ってたのと違う

過去にやった仕事やインターンなどがきっかけで「この仕事がやりたい!」と憧れを抱くことが多いと思います。
私も教育業界に転職したのは、アメリカの大学で学生リクルーターの仕事をしていた時が本当に楽しかったからです。楽しかったし自分に向いていると思ったからあの頃の仕事をもう一度やりたいと思ってカレッジに転職しました。

いざ実際に仕事をやってみると、思っていた業務とは違うことをたくさんやります。
こんなこともリクルーターがやるの?!という雑務もたくさんやるし、一番やりたかった学生のアドバイジングをする機会が少なくて「これをやりたくてカレッジに転職したんじゃないんだけどな」と思っていました。

私には合わないんじゃないか

一番きついなと思ったのは想像以上のノルマ達成のプレッシャー。
一応学生を成約するという営業職なので、月や年間の数字が設定されていて(それもかなり非現実的な数字)常に数字のことを聞かれて上からの圧がかかります。
これまで数字を達成できなくて解雇された人が数人いるという話も聞いていたので余計プレッシャーを感じました。
前職も営業でしたが今ほど高い予算設定はされず、上司も必要以上にプレッシャーをかけてこなかったので営業という仕事が嫌だとは思いませんでした。
今は営業味が本当に強く数字が全てで、何より「私は営業は合わない」と実感しました。
私はオペレーションのようなバックエンド的な業務が得意なので前職から引き続き今も自主的にそのような業務をしていましたが、そんなことより営業に力を入れて数字を上げろ的な雰囲気なので私が得意とすることも活かせず。。。

この職場にいる限り数字を追うプレッシャーが一生続くと思うと途方に暮れるような気持ちになりました。

ノルマの話はこのPodcastエピソードで詳細を話しています🎙

上司との相性

今回の転職は失敗かも、と感じる一番の理由は上司との相性です。
面接の時に上司となる人と話してて直感で「なんかこの人合わなさそうだな〜」と思いましたが今一緒に仕事をしていて本当に合わないと実感しています😂
同僚の中では上司と仲良くやってる子もいるので、上司の問題というよりかは単純に私の性格と合わないんだと思います。
仕事の評価をするのは上司だし、日常の業務で関わることが多いので上司と合わないというのは正直大変です。
ミーティングの前は必ず心拍数が上がってお腹が若干痛くなるし、常に何を言われるのかヒヤヒヤしてるし、言いたいこともちゃんと言えないような状況です。
(上司と合わなくてこんな経験をしてる方は多いんじゃないでしょうか?)

このまま今の職場にいて良いのだろうか

上司は10+年選手なので今後も長い間辞めないだろうし、この上司が私の上司でいる限り一生ノルマのプレッシャーから逃れられないし、今仕事が楽しいと感じられないのでこの仕事を続ける意味はあるのか・・・?と最近考えています。

日本で働いていた時より不自由な環境にいて「今日も仕事か、嫌だな〜」と思いながら仕事している現状は、働き方と生き方にもっと自由をと思ってカナダに移住した目的からかけ離れてしまっています。

なのでもう一回転職を試みてみようと思います。

「この転職失敗したかも」の対処方法

転職後の「失敗したかも」という後悔は当たり前で、前職と現職の違いを受け入れてしばらく居座ってみないと分からない・状況が変わるかもという意見があります。
確かに実際に前職で初めの1年半くらいは業務も嫌だし上司も合わなくて辛かったですが、その上司が退職してから環境が改善されてやりたい業務もできたので辞めないでよかったと思いました。
転職後の1年間くらいは前職の良い部分と比較して現職に適応できていない可能性もありますが、明からに現職の人間関係や業務そのものが合わないと分かっているのであれば、この先良くなるだろうと仮定して今の辛い状況を耐えるのは時間がもったいないと思います。

多少今が大変でも、そこに価値や目的があるなら耐える必要はあるかもしれません。でもその先に繋がるものがないなら耐えることはありません。
私はこの先も今のカレッジと共に成長していきたい!と思えるような情熱がないので、自分の更なる成長と目指しているキャリアにもっと近くなれるような場所に移動したいと思います。

最後に

今回の転職をしたおかげで、カレッジのリクルーターの仕事に対する「憧れ」と「好き」を混同していることに気づきました。
私がカレッジを代表して学生に紹介してうちの学校に留学しに来てもらうというイメージに憧れを持っていましたが、「学生をリクルートする営業をしたい」というわけではありませんでした。

憧れは「なりたい」ということで、好きは「やりたい」ということだと思うのですが、仕事では「なりたい」ではなく「やりたい」をすべきだと思います。
USJの経営を回復させた森岡 毅さんは、何がやりたいか「動詞」で考えるべきと話していましたが、職業を選択するうえでどの職種になりたいのかではなく「何をやりたいのか」をまず一番に考えるべきですね。

今の仕事をやって「やりたい」と「やりたくない」が分かったので、次の転職ではやりたいができる仕事を探してみたいと思います。
2回目の海外転職、不安も多いですがまずはやってみよう🔥

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海外経験留学ロスという共通点を持った、メラメラ系🔥のAkiとほんわか系🌿のYochie が送るHerbest ラジオ

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