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転職しました。

令和5年5月、縁あって、転職しました。
その先は、地域包括支援センターです。
まだ、転職ホヤホヤの悩みや苦悩について、書いていきます。

なぜ転職したのか?

前職は、施設ケアマネとして、入所されている方のケアプラン(介護計画書)を作っていました。

なんと、4年と10ヶ月勤めていましたよ!

どうして、慣れた職場を辞めることにしたのか。

理由は、いくつかあります。

  1. ケアプランを理解しない職場

  2. ずさんな薬の管理

  3. 社会福祉士として働きたくなった

これらの理由により、前職を退職することを決意しました。

それぞれを詳しく記しますね。

ケアプランを理解しない職場

ケアプランを元に介護をする

介護保険を使い、サービスを使う場合の基本はケアプラン(介護計画書)です。

ケアプランがないと何も利用できません。

逆に言うと、ケアプランにないサービスは利用できません。

前職は、そのケアプランを無視して、サービスをいきなり使おうとする所でした。

何度も「それでは困る。何かあった時、困るのはここの事業所だ」と訴えました。
しかし、私の言葉はスルーです。

また、介護保険法上、必要な書類があります。
それを「書類が多すぎるから、なしにしては?」と上司は言いました。

「法令遵守が基本。必要な書類をはぶくことはできない」と言っても、理解してもらえませんでした。


ずさんな薬の管理

利用者さん、それぞれに内服薬があります。
その薬が余ったからといって、他の人にあげているところを発見しました。

「そんなことをしてはいけない。泥棒と一緒だ」と上司に伝えましたが、問題が公になるのが怖かったのでしょうか、これもスルーです。

介護施設には認知症の方もたくさんいます。その方が誤って薬を飲まないように、薬を保管してある棚には鍵がかかっています。

しかし、その棚の鍵を開けるのが面倒なのか、プラスチック製の箱に薬を保管していました。危険だと指摘してもスルーです。

社会福祉士として働きたくなった

社会福祉士取るの苦労したんです…

このようにずさんな管理の中で働くことの危険性を感じ始める前に、一念発起して、社会福祉士の国家資格を取りました。

せっかく取ったのに、今のままでは自分がダメになると感じました。

勝手な思い込みで、利用者さんを危険に晒すような職場では、本来の自分の能力を発揮できないと感じたのです。

自分をもっと高めることができるように、社会福祉士として働きたくなったのです。

慣れた所で、慣れた人間関係の中で働くのは居心地がよかったのも事実です。

しかし、自分を高めるために取った社会福祉士です。もっと、自分を誇りに思い、自分を認めてくれる所があるのではないかと思いました。

このような理由で私は転職を決意しました。

転職活動

最近はネットで転職活動をすることが主流です。

暗黙のルールではないですが、20〜30代はネットで転職活動をし、40〜50代はハローワークで転職活動をするそうです。

しかも、コロナ禍でネットの普及やオンラインが主流になり、40〜50代もネットで転職活動をされるようになりました。

私も、何年も前からネットで転職活動する派です。

今回も社会福祉士として働けるところを検索しました。

それが、偶然、あったのです!
社会福祉士として、働ける所が。
それが、今回転職した「地域包括支援センター」の職員としての社会福祉士です。

転職して

社会福祉士として、はじめて働くことになった私です。

ワクワクドキドキです。

その転職先はどうだったかと言うと、一言で言うと…

「どこも一緒だな…」ですw

新しい職場で放置される

転職サイトで紹介してもらった「地域包括支援センター」の職場ですが、「OJTがある」と聞いていました。

しかし、初日からいきなり、放置されました。

放置とは、具体的には以下のようなことです。

  1. OJTがない

  2. 社会福祉士なら、これくらい知っているだろう

  3. ひたすら書類整理

それぞれ詳しく記しますね。

OJTがない

OJTとは、上司や先輩が実際の業務を計画的に伝えることですが、初日からありません。

社会福祉士の国家試験では「地域包括支援センターとは、こんな所」とざっくりしか教科書に載っていませんでした。

職場では、実戦的な所、地域のローカルルールがたくさんありますが、全く教えてもらえません。

はじめの2日間くらいはぼんやりパソコンを見て過ごしました。

ぼんやり…

辛かった…

リストラ対象の人材のように、仕事を割り当てられないのかと思いました。


社会福祉士なら、これくらい知っているだろう

それぞれの市町では、独自の取り組みがされています。
ここの地域では、こんな取り組みを独自にするというものがありますが、その細かい取り組みは国家試験ではでません。

なので、入職した地域で、取り組んでいる独自の取り組みは全く知りません。

しかし、新しい上司は、「社会福祉士なら、知ってるよね?」とおっしゃいました。

私の心の声:「は?そんな事、国家試験にでてないよ?」でした。

初日から、これでした。辛い…

ひたすら書類整理

OJTがないので、もちろんする事がなく、周りの人はかわいそうと思ったのでしょう。

ケアマネの経験があるなら、計画書(介護計画書)の書類が揃っているのか見てほしいと言ってくれる人がいました。

みなさん、忙しいので、溜まりに溜まった書類がたくさんありました。

今はせっせとその書類整理に明け暮れる毎日です。

転職しての感想

転職して、良かったのかと言われたら、「良かった」と今は思っています。しかし、人間関係に関してはどこも同じです。

何かしらあります。今まで、4回転職しましたが、100%人間関係が良いところなんてありませんでした。

人が数名集まれば、その人の数だけ、問題があります。

人の数だけで、雰囲気もガラッと違います。

今は、転職して1ヶ月が経ちましたが、社会福祉士としては働けていません。

バリバリと社会福祉士として働ける時が来ることを願って、また、お知らせします。

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