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認知症と高齢化社会 家を建てるなら、、、 ニュースからの学び

⬛︎何としてでも家を建てたかった  
 
生まれた場所から今の家に引っ越すまでに様々な葛藤があった。それは壮大な人生計画でもあった。一番最初に住んでいた家はベランダもなく、日も当たらず、隣のお店の声は聞こえてくるし、某政治団体の利権が強くて風呂場から大人の事情が聞こえてくるので住み心地は最悪だった。いつかここを出てやる、的なハングリー精神が今のこの安住の地に導いてくれたのかさえも思う。最初に住んでいた家では認知症や介護には一切向いていない作りでもあった。階段が狭く、手すりもない上、何故か湿度が高くて壁がいつも結露しているので壁に手をつくと謝って滑ってしまう。この滑ってしまう、で命果てたのがお爺ちゃんだった。階段から転んで頭を打ってポックリとご臨終だった。この事をタイミングにどうしても今の住処から違う住処に引っ越したいという願望が我々家族の中に大きく芽生えた野望だった。ニュースからの学びがあり、認知症と暮らしについて考えなければならないフェーズでもあった。 
     
⬛︎税金改定前に、、、急げ!!!!
   
消費税率が変わるという消費者にとっては金融リテラシーを見直さなければならない出来事が立ちはだかる前に契約の為にいろいろ必要だったお婆ちゃんのサインや、税率が変わる前に家を建てたかった為、何かと大忙しでバタバタはしたものの、全て思惑通りに事がスムーズに動き出し大成功に収めた。認知症になりかけていたお婆ちゃんの手がめちゃくちゃ震えながらのサインも何とかギリギリセーフ!もしこの先家族とどう暮らしていくかを考えたいのであれば、早めの行動が吉! 
ニュースから様々な事を学んだ。税率の社会的な動きや、認知症による失われるものなどを擦り合わせながら一から家を建てたが、何とかなってよかった。  
前回の家の反省点を踏まえて介護しやすい家にした。 
部屋からトイレまでの位置、洗面所やお風呂までの位置は完璧だった。冷蔵庫の収納スペースも確保し、リビングまで行かなくても何とか部屋でも生活できる設計にしたら、案の定認知症になった父のトイレまでの距離は 
事前に暮らしやすいように設計しておいたので助かった。前の家の設計だったら、もっと早くご臨終していた事と思うと建て替えておいて本当に良かったと思う。 
前の家だったらトイレまで行くのが階段を使わないとだし、階段も手すりがないから降りるのが大変だったりと階段の多い家だった為、介護には向いていない。先程ニュースで平屋が一番良い、と書いてあったが私もそう思う。平屋を別荘にしていた時期があったがとても良かった。一人でもとても暮らしやすいし、余計なものが一切ないので認知症の人でもそれなりに暮らせるのではないかと思うし、生きるのがシンプルで良い。この現代社会はいつの間にか生きる事を複雑にしてしまっていないか?生きる事をシンプルにする事はこれから認知症や高齢化社会で悩める人々の為にも、一番良い生き方になる事と思う。平屋は日本が創り出した古典的な生き方のひとつだが、今の時代に住んでもなかなかな良い住み心地なのである。

#ニュースからの学び

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