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セクハラ問題対処中に使っていたツールたち。

今回は、私が上司からのセクハラ被害に遭っている間に
利用したツールを紹介する。

一部利用していないが、あえて紹介したいものも載せるのでご了承いただきたい。

1.証拠集め編

証拠集めは相手にバレずに、確実にやる必要がある。
もっとも役立ったのは小型ボイスレコーダーである。

ボイスレコーダーはAmazonで買った。
実際に購入したのはこちら。
(別にアフィリエイトとかではないのでご安心を。)

ボイスレコーダーを検索するとピンからキリまであり、
音質をとるか小型をとるか迷ったが、
私の使用する場面的にポケットや財布にしのばせたかったので
薄型で小型のものを購入した。

中国製らしく、説明書の日本語がおかしかった。
さらに、音声ファイルの日時も狂っていた。
でも録音機能は問題なく使えた。

使用する時のポイントは、なるべく固定して録音することだ。
ポケットの中だと動いてしまい、
布がこすれる音まで拾ってしまうので証拠としてよろしくない。

とにかく他の物と擦れない場所で録音した方がいい。
私は小さい財布をよく持ち歩いていたので、財布の外ポケットにいれた。

ボイスレコーダーの次に役立ったのは、スマホの録音アプリだ。
しかし、これは使う時けっこう注意が必要だ。

なぜなら録音中はスマホのホーム画面が
「録音中ですよー」というバレバレの表示になってしまうからだ。

いろいろアプリを探したが、録音中の表示にならないアプリは
使い勝手が悪く、いざという時すぐに起動できなそうだった。

私は一番起動が早くできそうな録音アプリをダウンロードした。
もちろんホーム画面を見られたらおしまいなので、
接近する時には使用せず、
部屋の中にいるときなど、
スマホを裏返して置いておいても不自然じゃない時に使った。

小型カメラもAmazonで買った。
なぜかAmazon上から商品が消されてしまっていて商品リンクはないが、6,400円もした。
「防犯カメラ」という名前で売られていた。
出番はなかったが、テストで撮った映像はちゃんと見ることができた。

クリップ型だったので、カバンにつけて証拠を撮ろうと思ったが、
どうやっても不自然になってしまうので、実際に使用するのはめちゃ難しそうだと思った。

2.防犯編

これは私が利用したと言うよりも紹介されたものだが、
「Digi Police」という防犯アプリがある。
警察の人からインストールしておくように言われたものだ。

防犯ブザー機能があり、
ハラスメント相手から暴行を受けそうになった時は
アプリのボタンを押して助けを求めることができる。

実際、いざというときアプリを起動できるかはわからないけど、
お守りとして持っておく分にはいいと思った。

あとは、最寄りの警察署の生活安全課の番号を聞いて携帯に登録した。
何かあったら直通で連絡できるようにするためだ。

3.調査編

弁護士ドットコムも頻繁に利用した。
有料会員になると、他の相談者の内容を見ることができる。
意外とセクハラ被害に遭った人がたくさんいて、
弁護士からの回答も見ることができ、参考になった。

でも、やはりネット上での相談なので、
結局は「対面で弁護士に相談してください」のような
解決できていないケースも見受けられた。

私も実際にはそこで完結せず、
対面で弁護士に相談しに行った。

弁護士ドットコムですぐに相談できる
弁護士事務所を探して、電話した。
LINEでも連絡が取れる弁護士事務所もあった。

電話をすると受付時に企業名と名前は必ず聞かれる。
相手の名前も聞かれる。
こうやって周りに知られていくんだなぁと思った。

私は1ヶ月で解約したが、330円なら元をとれた気がする。


以上が、私がセクハラ問題対処中に使っていたツールだ。

結論は、とにかくボイスレコーダーをしのばせろ!ということである。

ハラスメントの証拠を残すために、ぜひ活用してほしい。

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