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学習時間について

最近no+e活動をサボっていましたが
Xで学習時間についてのポストを見かけることが多いので少し書いてみます

私は今、予定学習時間300時間で測量士の学習を行っています
測量士の話題はあまりでませんが測量士補に関しては
「100時間で合格とか嘘やろ」
「無理過ぎる」
なんかのポストを見かけます

結論から先に書きますと
「学習時間は目安であり合格を保証するものではありません」

私は測量士補の学習を始めた時に
「測量士補は30時間でとれる」
ってブログをみて学習し始めましたが
「大嘘やんけ 30時間で合格とか無理無理」
と結局倍の70時間の学習で合格しました
私は現場測量の経験者なのでTS・レベルを使ったこともあるし
トラバースの計算とかの座標の知識があったのにも関わらず70時間です

ネットにある学習時間って目安なだけで
測量未経験者と測量経験者では学習時間が変わって当然という話
これは土地家屋調査士試験の学習においても一緒で
「土地家屋調査士の合格に必要なのは1000時間」
と言われることが多いですが単なる目安です
司法書士の有資格者・受験生なら不動産登記法の学習時間は短縮されますし
行政書士・宅建の学習したことあれば民法の学習時間は短縮されます
土地家屋調査士の補助者の方なら申請書に関する理解は早いはず
不動産登記法の知識がない方でも600時間で合格したって方も見られます

そもそもの話になりますが
学習時間って人によりカウントの仕方が違うと思うんです
私は机に座りペンとテキストがある状態での学習時間をカウントしているだけで
待ち時間や電車での移動中なんかに
頭の中での論点の整理や登記申請書を思い出す時間は含んでいません

地頭にしろ学習時間のカウント方法にしろ
人によって様々なのでネットにある学習時間は単なる目安でしかないので
「測量士補なら100時間、土地家屋調査士なら1000時間学習したから合格できる」
ではなく
「100時間・1000時間で合格とか無理やん もっと勉強しよ」
の精神で試験日を迎えれば結果はついてくると思います

私は宅建の勉強した時は300時間を目安として学習して
結果300時間を少し超えるくらいで何とか合格しました
20年以上前の過去問から、どの年度も合格点の+2点まではもっていけてましたが
「もう安心だ。勉強しなくていいわ」と思った事はなかったです
ただひたすら空き時間にテキスト見たりYouTubeで宅建の動画視聴したりして
試験当日を迎えただけ
6月から宅建の学習始めて10月に試験でしたから
全ての空き時間を宅建に費やしたといっても過言ではありません
この過程がたまたま300時間を超えただけであって
300時間の学習を目標にしていたわけではありません

難関と言われる資格であればあるほど
資格試験の学習ってどこまでやっても安心できないですよね
逆に安心できないからいいと私は思っています
「この知識が足りないのでは?」
「ここが苦手だ」
と自分の弱点を気づけている方はまだ救いようがあります

一番厄介なのは今の私の様に「何を勉強したらわからない」という方
「測量士何から勉強したらいいかわからない」
「測量士の基礎がなさ過ぎて全てが弱点やん」
という状態
私は測量士補の有資格者で昨年の測量士の午前択一13問正解していても
この状態ですからね
けっこう末期的
本気でやばいです
測量士の学習まったく楽しくない
こんな状態ですが測量士の試験日までへこたれず学習を継続していきます
仕事が忙しい・体調崩したと学習できない日もあるかもですが
仕事しなきゃ食べていけないしな
体調悪い時に学習しても身につかないし
と完全に割り切っていますので学習できないことにストレスに感じることはないです

私は資格試験において以下の言葉を大事にしています

「試験に勝つとは
試験当日の朝にできることは全部やったと自信をもって言えること そして試験が終わった時にできることは全部やったと満足できること」
不動産大学 棚田健太郎

令和4年度 土地家屋調査士試験 不合格
令和5年度 測量士試験 不合格
令和5年度 土地家屋調査士試験 不合格
という結果ですが試験に負けたと思ったことはないです
自分のやれる範囲の学習をして試験に向かうことが出来ていますので
心を折られることがない
「まだ足りなかったか さぁまた来年だ」
という気持ちでいます

社会人受験生の方
SNSで書かれる他の受験生や合格者の学習時間に惑わされることもなく
学習を継続していって下さい
超難関と言われる試験は厳しいかもですが
難関資格くらいなら兼業での合格は可能だと私は思っています


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