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大人になってから始めた武道〜心の成長

初めまして
2024年1月2日(書いている今は0時を回ったので3日)からNoteを始めました。

まずは簡単に自己紹介をさせてください。
普段は都内外資系コンサル会社の社員です。
趣味は写真撮影、登山、武道です。
主に趣味を通して学んだ教育(自己教育)に活かせる情報や、
地域の為になるであろう情報を発信していきますね(╹◡╹)

自分の事を文章にして表現することがないので、下手っ!
て感じてしまうかもしれませんが、この数行まで読んでくださった貴方、
ありがとうござます( ◠‿◠ )

さて、初めての記事ということもあり、何を書こうか。。。としばらく考えましたが、やはり私の人生を大きく変えた「武道」をテーマとした記事にしようと決めました。

まず言っておきますが、私はどの武道の何流を極めた等の達人ではありません。

子供の頃から武道、武術が好きで、よくジャッキーチェンの映画を見ては、
従兄弟とマンションの階段でジャッキーごっこをして、よく怪我をしていたのを思い出します( ̄∇ ̄)

子供の頃は運動の習い事はさせていただきましたが、父が武道が好きでなかった事もあり、武道を習う事ができませんでした。
空手や合気道、居合道、ボクシングなんかにも興味を持ち、
いつも憧れていました。

そういえば、漫画にも大きく影響されましたね。
るろうに剣心、刃牙、その他ヒーロー漫画には今になっても影響され続けています。
特に「るろうに剣心」にはどハマりし、過去の闇を抱えつつも、周りの皆のために活動する剣心は私のヒーローでした。
本当に強い人はこうあるべきという指針になってましたね。

そんな指針があったはずなのに、
私はいつも中途半端で、心が強くなかったかもしれません。
自分に自信がないため、虚勢を張っていた頃もありました。
大人になってからもしばらくは、こんな情けない自分であり続けました。

この姿勢は仕事や人間関係にも影響し、自分が嫌になっていました。
そんな自分が嫌なのに、変えられない。。。
いつも、もし自分が本当に強ければ。。
理想の自信のある強い自分を思い描いてました。

ある日、ふとしたきっかけで
真のある人は強く見えるな〜。。
ん?本当の強さとは?と自問自答してました。
それを知るためには、「武」に触れてみるのが一番だと結論に至りました。

武術を習っている友人がいたので、彼にどのような武術を習っているのかを教えてもらい、それから道場の先生を紹介してもらいました。
まずは体験入門をし、自分に合っているかを確認してみました。

この武術は日本武道ではなく、東南アジア発祥の軍事格闘技でした。
Kali/Arnisと呼ばれるこの武術は東南アジア発祥ですが、映画ボーンアイデンティティ等のアクションで取り入れられた事もあり、アジアよりも西洋で人気の武術でした。

主にカリスティックと呼ばれる70cmほどの棒を1本、または2本で戦う
棒術、ナイフ術、徒手格闘術、スカーフを使った接近格闘術、
周りの物全てを武器にしてしまうマインドセットを習いました。
⬆️これ、やばい格闘技だな、と思うでしょ?(笑)

はい、やばいんですよ。
内戦で発展した格闘術なので、ガチでヤってしまうコンセプトでした。。

ただ、習う内容はヤバいんですが、同門の生徒は皆んないい人でした。
ここは国際色豊かな道場だったので、色々な国の人と一緒に学べるし、
外国人の先生から学ぶので語学力も向上しそうだな〜と思い、
入門を決めました(^^)


大人になってからの私の「武」の道が始まりました。
毎回毎回、新しい動きを学ぶのが楽しいし、先生にしごかれるのも、
幸せでした(ドM)。
単に技を習う、筋力を付けるだけでなく、細かい身体操作もすごいし、
一番大きな衝撃を受けたのが、「心のあり方」と「思考のあり方」でした。

邪念を持っていると、身体操作にブレが生じますし、正しく自分の思考をコントロールできないと早く動けないという発見がありました。

この思考のコントロールについて、どういう事かを例としてお伝えします。
ある日の練習では、相手のパンチを捌いて、カウンターで1発、そして2発、トドメの3発目を当てるというメニューがありました。
簡単に言うと、3発のパンチを一瞬で放つというメニューです。

私は運動神経はまあまあいい方で、動きも早い方でした。
ただ、何度前述のメニューをやっても先生からは

「遅い!もう一度!」
「だめだ、遅い!もっと早く!」
とダメ出しを何度も喰らいました。

私の頭の中は「早く!より早く!」
という念に囚われて筋力に頼った動きをしてました。

そこで先生は、
「いいか、お前は1、2、3と頭の中でカウントしている」
「カウント1で3つのパンチを放つんだ!」と。

先生のアドバイス通り、実行。
え?驚くほど私の3発のパンチは早くなってました( ̄∇ ̄)

カウントを一回一回していた時と比較すると、
1発放つ際の予備動作や、
自分から放たれる信号(気とでも言うのでしょうか)が極端に減り自分でも驚くほどのスピードを体現できました。

道場には、週2回何年も通い、毎回新たな発見がありました。
兄弟子は一流企業に勤める出来た方々で、
プライベートでも優しい方々でした。
彼らのように出来た人間になりたいという目標を持ち、
自分自身にとても良い影響がありました。

ある日、学校生活に馴染めない子供(当時11歳の少年)が入門してきて、
私が世話役になりました。
この子は、初めは下を向いて非常に暗い雰囲気でしたが、
練習を重ねて私や他の同門との触れ合いを通して徐々に
明るくなってきました。

下を向いていた顔が徐々に上を向くようになり、
笑顔になり、
自信を持った顔に変化していきました。

この時、私は気づきました。
武道/武術がもたらすプラスの効果が絶大だと。
私自身も成長できており、
それなりにポジティブな影響をこの子に与える事ができていたのだと。。

これまで学んだ事に加えて、
世話役になったことによる、自分自信への責任感、使命感が増したこと。
これにより私の成長は加速したように思います。
いわゆる相互効果が発揮されたのかと。。

恐らく、
この結果が見えていた先生は意図的に私を世話役にしたのでしょうね(°▽°)

武道の先生は、この世の中にはたくさんいますが、
教育にしっかり目を向けている先生を師匠として持った私は幸せでした。

なんだかんだで、結局この道場にはコロナ直前まで通って、計8年ほど在籍してました。ランクもまあまあ高いところまで行けたし、また新たな旅に出ようと思い門を出ました。辞めた理由はまた今度語るとしましょう。

最後までお付き合いいただきありがとうございました(^^)
「武」に触れると言うことは、子供の教育にも大きく影響しますし、大人でも習うのが遅すぎる事は決してないかと思います。

「武」に秘められた自己成長のエッセンスに
触れてみてはいかがでしょう( ◠‿◠ )

今後も、武道、自然、歴史などに触れた記事を発信していきたいと思います。

どうぞ、よろしくお願いいたします。



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