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週休3日がやってきた!

今朝、目に止まったニュースです。

大手企業から、週休3日がきました!
もちろん、みずほ銀行さんは、大幅な配置転換ですとか、まあまあ、いろいろと、これまでもニュースを提供してくれていますので、個別特有な事情がフンダンにあるとは思いますが、大手企業から、それもメガバンクから、このような働き方を変えてくれる制度へ、踏み込んできてくれるのは、良いなと感じました。

給与が減るのは、ムムム?

今回発表の背景を勝手に想像すれば、意図も想像できてしまいそうですが、基本給は週休3日で従来の80%程度、週休4日で60%程度になるそうです。
これは、正直、残念ですね。。。
まあ、状況他含めて、また、人事制度改革そのものが、いろいろと過渡期だとは思います。今のところは、仕方がないのかもです。
でも、個人的には、会社の仕事も、完全に【ジョブ型】に移行することで、

成果=給与 / 勤務時間=単なる労務管理(評価に影響しない)

という制度下で働く人の割合が増えてきてくれることを期待しています。私は、現時点では、【メンバーシップ型】から【ジョブ型】への意向には賛成の立場をとっています。現時点では、と言ったのは、両者にメリット(デメリット)あり、振り子のように時代にあわせて、振れるものだと思っているからです。

働き方が選べる時代へ

今回のみずほ銀行さんの取り組みは、まだ完全とは言えない制度だとは思いますが、これをきかっけに、労働市場において、労働者が、働き方が選べる時代になることは良いことだと思っています。会社にとっても良いことだと思っています。

私は、ずいぶんと長い間、

★1日の時間の中で(寝る時間を除けば)最も長い時間を投下する『会社(仕事)時間』を充実させるべきだ。
(そうでないと、一日が、ツマラナイ)

★会社とは、ほぼ人生。自分の所属欲求や、自己実現を満たすのは、会社(仕事)である。
(そうでないと、ストレスが溜まる)

という起点から、いろいろなことを考え、試し、悩んでもきました。
でも、その考えのスタート地点が、そもそも違う!という考えに至りました。まさに【前提くつがえし】です。

・会社(仕事)と、自分(労働者)との間には、必ず一定の距離があるもの。
・会社は給与で、個人の生活を支えてくれているけれど、幸せは保障してくれていない。
・会社の未来は、会社のもの。個人の未来は、個人のもの。
・会社の未来 = 個人の未来と考えるのは、起業家(経営者)だけ。雇われている人は、そう思っても絶対に叶わない。

という前提になりました。こう考えると、なんだかスッキリして、労働者も会社から、お給料の他に、欲しい物を、やりたいことを明確にして、それを受け取れば良いという考えに変わりました。

クドくなってしまいますが、【幸せ保障】なんて、フワっとしたことを会社に求めるから、訳が分からなくなるのであって、自分が欲しい物、やりたいことを明確にしておけば、

もらえた or もらえない 

という判断で、この会社にいるか、いないか? 他にいい会社あるか or ないか を判断できると考えました。

そのポイントとなる判断軸が、前回の記事に書いた、12のワークスタイル項目です。

これからは、個人が、働き方を選べる時代になると思いますし、リモートワークの是非はさておき、働く場所や、時間が自由になってきている中では、もっと、労働者から、選択可能な働き方は増えてくると思います。

加えて、今回のみずほ銀行さんのように、ある意味では、【会社の事情】から、急に、【働き方が選べる制度】を、望むと望まざるに関わらず、突きつけらることもあるかもしれません。

そんなとき、(言葉が悪くてすみません・・・)【働く喜び】とか【会社は労働者の幸せを・・】とか言う、フワッとした概念や言葉に魅せられるのではなく、【私が欲しいワークスタイル】を、労働者個人も決めていたほうが、仕事の仕方(働き方)や、会社と自分との関わり、もしかしたら、会社選びでも、判断もしやすいと考えています。

会社から見ても、ワークスタイル基準で社内外の人材を見れば、現在活躍中の人材と、同種人材との出会いや、起用も増えて、結果として、マネジメントも楽になり、組織も制度もシンプルになって生産性も向上すると考えています。

今朝の、みずほ銀行さんのニューズは、新しい働き方時代への幕開けのような気がしましたので、こんな文章を書いてみました。
みなさんは、みずほ銀行さんの週3休みについて、どう感じましたか?


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